「子どもは好き。でも、もう保育士は二度とやりたくない…。」
今、あなたはこのような気持ちを抱えているのではないでしょうか?

保育士の仕事って、想像以上に大変ですよね。
- 職場の人間関係が辛い
- 給料が少なく生活が苦しい
- サービス残業が当たり前
- 持ち帰り仕事が終わらない
- 体力的にも精神的にも限界
こうした現実に、

このまま続けて大丈夫なのかな…?
と、何度も不安になったことがある方も多いのではないでしょうか。

私も保育士だったとき、同じように悩み続けていました。
心も体も限界を感じながらも、「子どもは好きだから」と頑張っているものの、ふとした瞬間に、「この働き方のままで本当にいいの?」という思いがよぎるんですよね。
そんな日々の中で、

一度、保育の現場から離れた職場で働いてみたい。
という気持ちが芽生えることもあると思います。
とはいえ…

子どもと関わる仕事はしたい!

でも、保育士以外に自分にできる仕事が思い浮かばない…。
と悩んで、次の一歩を踏み出せずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実際、私自身も保育士として働いていた頃は、まさにこうした悩みを抱えていました。
この記事では、 実際に保育士として勤務経験がある私が
- 「保育士を二度とやりたくない」と思ったリアルな理由
- 保育士を辞めてから感じたメリット
- 保育士資格や経験を活かせる他の仕事や転職先
これらのことについて、わかりやすく紹介します。
保育士として働くことに、

もう限界…。
と感じている方はもちろん、保育士以外の働き方に興味がある方も、 ぜひ最後まで読んでみてください。

きっと、今より少し心が軽くなるヒントが見つかるはずです。

「もう限界…!」元保育士が二度とやりたくないと感じた本音9選

「保育士って、本当はキラキラした仕事じゃないのかも…?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
あなたは今、保育士の仕事の現実に直面し、理想とギャップを感じているかもしれません。
こうした思いを、誰にも打ち明けられずに抱えている方も多いのではないでしょうか。

実は、私も保育士として働いていた時、同じように感じていました。
そこで今回は、私が実際に経験した 「保育士を二度とやりたくない」と思ったリアルな理由を9つを包み隠さずお伝えします。
- 職場の人間関係
- 給料が少なすぎる
- 有給や希望休が通りにくい
- サービス残業が常態化
- 持ち帰り仕事が当たり前
- 心身の疲れが取れない
- 肩こり・腰痛に悩まされる
- 勤務のローテーションが大変
- 保護者対応の難しさ
これらの理由を知ることで、あなたが抱えている”つらさの正体”が、少しずつ見えてくるはずです。
これからお伝えする内容は、決して明るい話ばかりではありません。

ですが、同じ経験をした私だからこそ、伝えられることがあると思っています。
この章を読み進めることで、
- 今の悩みを客観的に整理する
- 保育士を続けるか辞めるか、冷静に判断する
- 自分のこれからの働き方を考えるきっかけにする

そんな一歩につながれば嬉しいです。
それでは、一つずつお話ししていきますね。
1.職場の人間関係
保育士を二度とやりたくないと思った一番の理由は、職場の人間関係でした。
女性が多い職場ならではの空気、皆さんも感じたことがあるのではないでしょうか?

私が保育士として働いていたある園では、同じクラスの先輩保育士の言い方がとてもキツく、毎日が息苦しく感じていました。
私がちょっとしたミスをしたときに、
「ミスされたら困るんだよね」
「どうしてちゃんとできないの?」
と、冷たく突き放すように言われたのです。
ミスしてしまったのは、自分の実力不足や不注意が原因です。

もちろん反省もしましたが、言い方があまりに強くて、心が折れてしまったこともあります。
きっとあなたも、私と同じように

そんな言い方しなくても…。
そこまで責めなくてもいいのに…。
と思った経験があるかもしれませんね。
保育の現場は、
- 年齢
- 性格
- 価値観
- 経験値
など、異なる人と、狭い空間で尚且つ長時間過ごすという特殊な環境です。

だからこそ、ちょっとしたことでも人間関係にヒビが入りやすいのだと思います。
私も転職を5回しましたが、人間関係で悩むことが多くありました。
実は、厚生労働省の調査でも、保育士が退職する理由のトップは『職場の人間関係』なんです。


この事実を知った時には、「これはもう、私だけの問題じゃないんだ…!」と気づいた瞬間でもありました。
でも、そんな気持ちと同時に、
「これからも保育士を続けていくなら、きっとまた人間関係に苦しむことになる…。」

そう思ったとき、「もう保育士は二度とやりたくない」という思いが、はっきりと芽生えたんです。
職場の人間関係に悩んでいる保育士さんは、本当にたくさんいます。

私のように悩んで離職する人も決して少なくありません。
あなたが、

この先も、ずっとこんな環境で働き続けるのかな…?
もっと自分に合った職場があるのでは…?
そんな不安を感じているなら、一度立ち止まって自分を見つめ直してもいいのかもしれません。

人間関係に悩んでいる方は、こちらの記事も参考になります。
2.給料が少なすぎる
「給料の低さ」も、保育士を二度とやりたくないと思った大きな理由の一つでした。

子どもの命を預かる保育士の仕事って、本当に責任が重くて、体力も使いますよね。
子どもが安心して過ごせる環境を整え、保護者が安心して預けられるように支えるという、重大な役割があるのに、残業や持ち帰り仕事は当たり前…。
それなのに、もらえるお給料は驚くほど少ないのが現実です。

私が保育士だった頃(2010〜2015年)の給与状況は、以下のようなものでした。
- 勤務期間:2010〜2015年(5年間)
- 月給:約18万円
- 手取り:約12万円前後
(※社会保険料・厚生年金・給食費などが天引き)

毎月、給料明細を見るたびに「えっ、あんなに頑張ったのに、これだけしかもらえないんだ…。」とため息が出たのを覚えています。
実家暮らしでも生活費を入れたら、自分に使えるお金はほとんどありません。
しかし、私の場合は、

家に生活費は入れなくていいから、将来のために貯金をしっかりしなさい。
と母から言われていたので、おしゃれや旅行を我慢し、できるだけ貯金するようにしていました。
とはいえ、「このままの給料では将来が不安…」と感じ、副業を考えましたが、当時の職場では禁止されていたのです。

ですが、こっそり壁面飾りを作ってフリマアプリで販売したこともありましたが、収入はごくわずかで生活の足しにはなりませんでした。
ちなみに、令和4年度の日本全国の平均年収は約458万円、保育士の平均年収は約391.4万円と言われています。


この差を見て、

保育士ってこんなに頑張っているのに、どうして…?
と感じた方も多いのではないでしょうか。
「好きな仕事だけど、生活が成り立たない」
「好きな仕事なのに、頑張っても報われない」

そんな葛藤のなかで、「もう保育士は二度とやりたくない」という気持ちが、少しずつ強くなっていったのです。
3.有給や希望休が通りにくい
「有給や希望休が取りにくいこと」も、保育士を二度とやりたくないと思った大きな理由のひとつです。
多くの保育園では、いつも人手が足りなくて、毎日ギリギリの体制でなんとか回しているのが現実です。
そのため、「この日だけは休みたい」と希望を出しても、「人がいないから無理」と言われてしまうことも珍しくありません。

私も、実際に希望休を断られた経験があります。
姉が第二子を出産したとき、母が上の子(姪)の面倒を見られない日があり、私に頼まれました。
1日だけ仕事を休んで姪を預かろうと、園長に相談しましたが、

その日は人が足りないし、休まれるのは困る…。
姪っ子を連れてきていいから、出勤して
と言われ、仕方なく姪を連れて仕事に行くことに…。

幸い、姪は園でも楽しそうに過ごしてくれていましたが、私は、「万が一何かあったら」という不安が頭から離れず、仕事に集中する余裕はありませんでした。
さらに、有給休暇もほとんど使えず、夏のお盆時期以外は取得が難しい状態です。
そのため、
「体調が悪くても、休めない」
「少しの熱なら我慢して出勤する」
という状況が当たり前になっていました。
きっとあなたも、

希望休を出すのが申し訳ない…。
休んだら周りに迷惑がかかる…。
そんな思いで、我慢して働いているのではないでしょうか?
自分の時間を大切にしたくても、それが許されない職場環境…。
- 希望しても休めない
- 体調が悪くても、無理して出勤するのが当たり前

「保育士を続ける限り、この状況がずっと続くのかも…」と考えたとき、私は続けられないと感じてしまいました。
なお、現在、「一人休むと回らない職場」で辛いと悩んでいる方には、こちらの記事もおすすめです。

上記記事では、罪悪感を感じずに休むための方法や、人手不足の職場における休暇の取り方について解説しています。
4.サービス残業が常態化
「サービス残業の常態化」も、保育士を二度とやりたくないと思った理由のひとつです。

保育士の仕事って、子どもの保育以外にも、本当にたくさんの業務がありますよね。
保育士の仕事は、子どもの保育だけではなく、
- 保育の準備
- 書類作成
- 行事の準備
- 保護者対応
など、裏方の業務が山のようにあるのも、保育士の大変さのひとつです。
ですが、保育士は子どもと過ごしている時間は常に気を配り、寄り添い、適切な対応をしなければなりません。
そのため、これらの業務を勤務時間内にすべて終わらせるのは難しいというのが現実です。

私が働いていた園では、新人保育士だけでなくベテラン保育士も毎日残って仕事をしていました。
保育が中心になるのは当然ですが、『書類作成などの業務は、勤務時間外にやるもの』という空気ができあがっていたんです。

私自身、「今日は定時で帰りたいな…」と思っても、書類が終わらず結局残業。
行事準備が重なる時期はさらに忙しく、早番で出勤したのに帰宅は21時を過ぎることもありました。
当然、そんな日々が続けば、心身ともに疲れがたまっていきます。
さらに、追い討ちをかけたのは、「これだけ残っても給料には反映されない」ことでした。

私が病院内保育所で働いていたときだけ、残業代が支給されましたが、認可保育園・認可外保育園では、残業代の支給はありませんでした。
つまり、書類作成や行事準備などにかかった時間は、残業代が出ず“サービス残業扱い”です。
実質、タダ働きなのです。

これって、おかしいと思いませんか?
夫や以前の職場の人に話をしたら、全員から驚かれました。
「好きな仕事だけど、働けば働くほど報われない」

そんな感覚が積み重なり、「もう保育士は無理だ」と思うようになっていきました。
5.持ち帰り仕事が当たり前
「持ち帰り仕事が当たり前になっていること」も、保育士を二度とやりたくないと思った理由のひとつです。

保育園では、子どもたちの保育だけで一日があっという間に過ぎていきますよね。
その合間に、事務作業や制作物の準備を進めるのは本当に大変です。
お昼寝中に少しでも作業を進めようとしても、
- おたより帳の記入
- 子どもの荷物の確認
- クラスや行事担当の会議
- お昼寝中に目を覚ました子どもの対応
などで時間はどんどん過ぎていき、気づけば何も終わっていないことも珍しくありません。
勤務時間が終わってからも、サービス残業をして仕事を片付けようとしますが、それでも追いつかず、
「今日も家に帰ってから仕事しなきゃ…」
「土日で、溜まった仕事をやらなきゃ…」

そんなふうに、書類や制作物を毎日のように自宅に持ち帰り、週末まで仕事に追われていました。
その当時は、
「これが保育士の仕事だから仕方ない」
そう自分に言い聞かせてはいたけれど、心のどこかでは
「こんなに頑張ってるのに、なんでずっと仕事ばかりしているんだろう…?」

というモヤモヤが消えませんでした。
そんな生活が続けば、心も体も限界を迎えるのは当然です。

好きな仕事でも、休む時間がなければ気力も体力も続きませんよね。
- 持ち帰り仕事が当たり前
- プライベートがなく、仕事漬け

そんな働き方だったからこそ、私にとっては「保育士を辞めたい」と思う大きな原因のひとつになったのです。
「持ち帰り仕事がつらい」「今の働き方、どこかおかしいかも…」と感じた方は、保育士の働き方の“闇”を深堀りしたこちらの記事もあわせてご覧ください。
6.心身の疲れが取れない
「心身の疲れが取れないこと」も、保育士を二度とやりたくないと思った理由のひとつです。
保育士の仕事は、「子どもと遊んでいるだけでしょ?」と思われがちですが、そうではありません。
子どもの命を預かるという大きな責任があり、常に安全に気を配りながら、成長を支えていく仕事です。

だからこそ、子どもたちが安全に過ごせるよう、常に気を配る必要があり、心も体も自然と疲れていくのです。
それに加えて、書類の作成や、行事の準備など、残業や持ち帰り仕事があります。
勤務が終わり帰宅しても仕事のことが頭から離れず、書類の記入をしたり、翌日の活動の準備を行ったりと、気が休まる時間はありませんでした。
気づけば、自分のために使える時間なんてほとんどなく、趣味や息抜きなんて遠い世界の話に…。
いつしか、
「疲れているのが当たり前」
「休んでも疲れが取れない」

そんな状態が続いていました。
もしかしたらあなたも、今
- いつもどこかしら疲れている
- 自分の時間がまったくない
- ストレスばかりがたまっていく
と感じているのかもしれません。

ですが、こうした状況は黄色信号なんです。
保育士の仕事は、子どもたちと笑顔で向き合うためにも、自分自身が元気であることがとても大切です。
ですが、心と体の疲れを放置したまま働き続けていると、知らないうちに限界を超えてしまいます。
そんな状態が続くと、心が疲れ果ててしまい、「燃え尽き症候群」や「うつ状態」になることも珍しくありません。

私も心身の疲れが取れず無理をした結果、適応障害となったことがあります。
適応障害を発症して、回復するまでに半年〜1年ほどの時間がかかりました。
このように心の余裕がなくなると、ミスが増えたり、子どもに強く当たってしまったり…
気づかないうちに、『ダメな保育士』と思われるような行動をとってしまうかもしれません。

「自分は大丈夫かな…」と不安に感じた方は、こちらも参考にしてみてください。
自分自身の健康を守ることは、子どもたちの安全や成長を守ることにもつながります。
それができない働き方が続くなら、

このまま保育士を続けるのは、もう無理かもしれない

と感じてしまうのは、決しておかしなことではないです。
7.肩こりに悩まされる
「肩こりや腰痛に悩まされること」も、保育士を二度とやりたくないと思った理由のひとつです。

特に0〜1歳児クラスを担当すると、子どもを抱っこしたり、おんぶしたりする場面が本当に多く、身体への負担は想像以上です。
たとえば…
- お散歩中、歩かなくなった子をおんぶする
- お昼寝前、抱っこやおんぶで寝かしつける
こうした場面は日常茶飯事で、肩や腰への負担は積もる一方です。
さらに、保育士は子どもと目線を合わせるために中腰になったり、しゃがみ込んだりする動作も頻繁に求められます。
その結果、腰や膝にも少しずつダメージが蓄積していくのです。

そして保育士の仕事は、それだけでは終わりませんよね。
保育の合間・勤務終了後には、書類の作成や行事準備といった事務仕事もあります。
最近ではパソコンで書類を作成する保育園も増えてきましたが、とはいえ、長時間のデスクワークも肩こりの原因になります。
実際、周囲にも肩や腰、膝を痛めて整形外科に通っていた保育士も何人かいました。

私自身も0〜2歳児クラスを受け持ち、常に肩や背中の痛みに悩まされていました。
特に印象的だったのは、保育士2年目(当時21歳)のときのことです。
肩を痛めて整形外科を受診すると、医師から

40代くらいの肩の痛み方してるけど、何をしたの?
と驚かれたんです。

そのとき、思わず心の中で「保育士って、こんなに身体を酷使している仕事なんだ…」と実感しました。
こうした痛みが積み重なり、さらに休日にしっかり休んでも疲れが取れない日々が続いたときに「もう限界かもしれない…」と感じてしまったんです。
8.勤務のローテーションが大変
保育士を辞めた理由の一つは、心も体もついていけなくなった過酷なローテーション勤務でした。
多くの保育園では、朝7時〜夜8時ごろまで子どもを預かっています。
そのため、正職員として勤務する保育士は、とくに早番・日勤・遅番のローテーションが組まれることがほとんどです。
そして、ほとんどの保育園では、毎日の勤務時間が異なることが多いため、生活リズムを乱し、体への負担になる可能性も高いのが現状です。

私も正職員として働いていた頃、早番・日勤・遅番をすべてこなしていましたが、特に辛かったのが遅番の翌日に早番が入るスケジュールでした。
遅番の翌日に早番が入るスケジュールは、下記の通りです。
- 遅番勤務が終わるのは21時。
- 帰宅し、夕飯を済ませた後に、持ち帰った書類仕事を片づけると、就寝は0時を超えることも…
- 翌朝は、早番のために5時に起床
- 6時に自宅を出発し、7時から勤務

このような日は、睡眠時間が4〜5時間程度しか確保できません。
もちろん、こうした勤務が毎日続くわけではありません。
ですが、生活リズムが崩れると、集中力が落ち、小さなミスも増えやすくなります。

実際に私も集中力が続かず、ミスを繰り返してしまい、「こんな自分で大丈夫かな…」と落ち込む日もありました。
もちろん、保育園の開園時間を考えるとローテーション勤務が必要なことも理解しています。
でも、不規則な勤務が続けば、保育士の心身が限界を迎えるのも無理はありません。

私も、このような働き方が続き、「これ以上は無理かもしれない」と感じるようになりました。
9.保護者対応の難しさ
「保護者対応の難しさ」も、私が保育士を二度とやりたくないと思った理由のひとつです。
保育園では、どんなに気をつけていても、子どもが転んだり、友達とぶつかってケガをしてしまったりすることがあります。

保育士がどれだけ注意していても、100%防ぐのは難しいですよね。
それでも、何か起きたときには、保護者に誠意を持って説明し、謝罪しなければいけません。
ですが、この“伝え方”ひとつで、保護者との関係が大きく揺らいでしまうこともあります。

私自身も、保育中に子どもが転んだり、友達とのトラブルでケガをさせてしまったりした経験があります。
もちろん、こうした出来事があった際、保護者に丁寧に経緯を説明し、謝罪しました。
しかし、保護者の方からは、
- 怒ったような表情で「わかりました」と言われた
- 深いため息をつかれた
- 「またですか…」と冷たく言われた
といったことがあったんです。

大切なお子さんにケガをさせてしまったことが申し訳なく、それに加えて「自分の伝え方が悪かったのかな…」と落ち込んでしまうこともありました。
保護者の皆さんが大切なお子さんのことを心配するのは当然のことです。
ですが、保護者対応に疲れたり、保護者との関係が悪くならないかなど、不安になりながら働く毎日が続くと、いつしか心がすり減っていくのを感じていました。

このような日々が続くうちに、「もう保育士には戻りたくない」と思うようになったのも、自然な流れだったのかもしれません。
ここまで、私が保育士として働いていた頃に「もう限界…」「二度とやりたくない」と感じた理由を9つご紹介しました。
- 保育者同士の人間関係
- 給料が少なすぎる
- 有給や希望休が通りにくい
- サービス残業が常態化
- 持ち帰り仕事が当たり前
- 心身の疲れが取れない
- 肩こりに悩まされる
- 勤務のローテーションが大変
- 保護者対応の難しさ

これらは、どれも私自身が実際に体験し、悩み、苦しんできました。
保育士という仕事は、子どもたちの成長を支える素晴らしい仕事である一方で、心身への負担が大きいのも事実です。
今、もしあなたが、
- 「もう辞めたい…」
- 「でも保育の仕事は続けていきたい」
- 「思い切って、違う仕事にチャレンジしたい」
と感じているなら、自分の気持ちに正直になってみてください。

どんな選択をしても、それはあなた自身を守るための大切な一歩です。
とはいえ、
「いきなり辞めるなんて無理…」
「次が見つかるか不安…」
という気持ちも、すごくわかります。

私もそうでした。
だからこそ、私は保育士専門の転職サポートを活用しました。
保育士専門の転職サポートは、
- 無料で相談できる
- 職場の内部事情も教えてくれる
- 自分に合った働き方を一緒に探してくれる
ので、今の職場を「続けるべきか、辞めるべきか…」と迷っている方にもおすすめです。

私がおすすめする保育士向けの転職エージェントは、下記のボタンから見る事ができます。
【保育士に人気の転職サービスを見る】
保育のお仕事-
- 園の「人間関係」や「雰囲気」まで事前に教えてもらえる
- 対応が丁寧で親身!初めての転職でも安心
- 対象エリア:全国
- 求人件数:約40,000件以上(非公開求人あり)
- マイナビ保育士
-
- 大手ならではの求人数と信頼感
- 「転職で失敗したくない」「情報の正確さを重視したい」方におすすめ
- 対象エリア:全国
- 求人件数:約15,000件以上(非公開求人あり)
- 保育士人材バンク
-
- 公立・私立・認可外など幅広い選択肢
- LINEで気軽に相談できるから忙しい方にも◎
- 対象エリア:全国対応
- 求人件数:約30,000件以上(非公開求人あり)
- ほいく畑
-
- ブランクあり・未経験歓迎の求人が多い
- 担当コーディネーターがじっくりサポートしてくれる
- 対象エリア:全国対応
- 求人件数:約4,000件以上(非公開求人あり)
- 保育バランス
-
- 事業所内保育所(病院・企業内)への転職に特化
- 「持ち帰りなし」「残業なし」で働きたい方にぴったり
- 対象エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉のみ
- 求人件数:常時300〜350件程度(非公開求人あり)
- 保育エイド
-
- 人間関係の悩みに特化した転職サポート
- 働きやすい職場だけを紹介してくれる安心感
- 対象エリア:東京・神奈川・千葉・埼玉のみ
- 求人件数:完全非公開

私自身、「もう限界」と思いながらも、なかなか踏み出せずにいた時期がありました。
でも、思い切って保育士を辞めたことで、心も体も少しずつ楽になり、自分らしい生き方ができるようになったんです。
次の章では、私が実際に保育士を辞めてからどう変わったのか、リアルな体験をお話しします。
保育士を辞めたら人生こう変わった!「辞めてよかった」リアル体験5選

「保育士を辞めたいけど、本当に辞めていいのかな…」

そう悩んでいませんか?
保育士の仕事は、責任感と体力、そして精神力が求められる、とてもハードな仕事です。
だからこそ、「辞めたい」と思う気持ちがある一方で、
「辞めて後悔しないかな…」
「辞めた後、ちゃんと生活していけるかな…」
そんな不安を抱えている方もいるでしょう。

保育士を辞めるかどうか、悩んでいる時って、本当に気持ちが揺れ動きますよね。
実は、私も保育士として働いていたときは、「辞めたい」という気持ちと「でも…」という不安な気持ちの間で、何度も葛藤しました。
だからこそ、あなたの気持ちがよく分かります。
今回は、そんな葛藤を乗り越え、保育士を辞めた私が実感した「辞めてよかった」5つのことについてお話しします。
- 肩こりが改善された
- 長時間労働から解放された
- プライベートが充実した
- 人間関係が楽と感じた
- 残業代が支給されるようになった
「保育士を辞めたいけど、一歩踏み出せない」
「辞めた後、どうなるのか不安」

そんな風に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.肩こりが改善された
保育士を辞めてよかったと実感する理由の1つ目は、『肩こりが改善されたこと』です。

保育士の仕事では、子どもを抱っこやおんぶすることが頻繁にありますよね。
特に、0歳児や1歳児クラスを担当すると、肩や腰への負担はかなりのものになります。
毎日、子どもたちを抱っこしたり、おんぶしたりすることで、肩や腰に大きな負担がかかっていました。

いくらマッサージをしても、肩こりが解消されず、辛かったです。
しかし、保育士を辞めてからは、子どもを抱っこやおんぶする機会が全くなくなったので、肩や腰への負担が軽減されました。

あれ?そういえば、最近肩が凝ってないな?
そう感じるようになったのです。
もちろん、重い荷物を持ったり、長時間パソコン作業などをしたりすると肩が凝ることはありますが、保育士として働いていた頃に比べると、肩こりの頻度や辛さは格段に減りました。

保育士時代は、慢性的な肩こりに悩まされ、体の痛みだけでなく、精神的なストレスだったんです。
しかし、保育士を辞めてからは、肩こりが改善されたおかげで、心も体も軽くなり、毎日を笑顔で過ごせるようになりました。

体の痛みから解放されたことで、心にもゆとりが生まれ、以前よりずっと快適に過ごせるようになったと感じています。
これらの理由から、肩こりが改善されたことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
2.長時間労働から解放された
保育士を辞めてよかったと実感する理由の2つ目は、『長時間労働から解放されたこと』です。

保育士として働いていると、毎日が長時間労働で、本当に大変ですよね。
所定労働時間に加えて、毎日のように残業をし、仕事の後も、土日も自宅に仕事を持ち帰るのが当たり前の日々…。
「仕事が終わらない…」
「明日も仕事なのに…」

保育士として働いていると、毎日が長時間労働で、本当に大変ですよね。
きっと皆さんも、仕事とプライベートが混ざり合ってしまい、心身ともに休まることができないと感じているのではないでしょうか?

私も、保育士として働いていた頃は、毎日が仕事漬けで、自分の時間を持つことができませんでした。
常に時間に追われ、心身ともに疲弊していました。
しかし、保育士を辞めてからは、状況が一変。
現在は、保育士以外の仕事に転職し、定時に退社することがほとんどです。
残業はありますが、以前のように毎日長時間働くことはなくなり、体力的にも精神的にも、以前より楽になりました。

毎日を快適に過ごせるようになり、今では、あの頃の忙しさが嘘のようです。
これらの理由から、長時間労働から解放されたことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
3.プライベートが充実した
保育士を辞めてよかったと実感する理由の3つ目は、『プライベートが充実したこと』です。
保育士として働いていると、自分の時間を持つことは難しいのが現状ですよね。

私も仕事が終わって家に帰っても、持ち帰り仕事に追われて、なかなかゆっくり休むことができませんでした。
しかし、保育士を辞めてからは、自分の時間を持つことができるようになりました。
「今日は、仕事帰りに新しい洋服を見に行こうかな」
「明日は、友達と久しぶりにカフェ巡りに行こう」
「来月は、ずっと行きたかった旅行に行ってみよう」

そうやって、自分のやりたいことを実現できるようになったことが、本当に嬉しいです。
自分の好きなことをしたり、大切な人たちと過ごす時間を増やしたりすることで、心にも余裕が生まれました。
プライベートを充実させることは、心身の健康にも繋がります。

自分らしく、笑顔で過ごせる毎日を大切にしたいですね。
これらの理由から、プライベートが充実したことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
4.人間関係が楽と感じた
保育士を辞めてよかったと実感する理由の4つ目は、『人間関係が楽と感じたこと』です。
保育士の職場の人間関係って、本当に難しいですよね。

私も、保育士として働いていた頃は、人間関係で苦労することが多かったです。
周りの先生とうまくコミュニケーションを取ることができず、孤立してしまうこともありました。
「なんで、私だけ…」
「どうすれば、みんなと仲良くなれるんだろう」
そう悩んでいた時期もありました。
今の職場では、以前のような人間関係の難しさを感じることはほとんどありません。
例えば、困ったことがあれば、周りの人がすぐに助けてくれるなど、以前の職場では考えられなかったような出来事がたくさんあります。

人間関係で悩むことが、こんなに減るなんて思ってもみませんでした。
もちろん、職場によって多少の違いはありますが、保育士の職場に比べると、人間関係がシンプルで、過ごしやすいと感じています。
以前は、
「周りの人にどう思われるか」
「どうすれば嫌われないか」
と、常にビクビクし、些細なことで陰口を言われたり、仲間外れにされたりするのが怖くて、いつも周りの顔色を伺っていました。

そのため、保育士を離れてみて、改めて保育士の人間関係の難しさや狭さを感じました。
保育士の職場は、女性が多いということもあり、どうしても人間関係が複雑になりがちです。
狭い世界で、毎日顔を合わせていると、些細なことが気になってしまったり、周りの人と比べてしまったりすることも多いでしょう。
もちろん、今の職場でも、人間関係が全くないわけではありません。
相性や考え方が合わない人がいるのも事実です。
それでも、以前の職場のような息苦しさはなく、
「保育士の頃に比べたら、全然マシだな」
「これくらい、大丈夫」

そう思えるようになりました。
そのおかげで、人間関係のストレスから解放されたことで、仕事にも集中できるようになりました。
これらの理由から、人間関係のストレスが減り、楽に過ごせるようになったことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
5.残業代が支給されるようになった
保育士を辞めてよかったと実感する理由の5つ目は、『残業代が支給されるようになったこと』です。
皆さんの保育園では、残業代が支給されたことはありますか?
私は、認可保育園、認可外保育園、病院内保育所で働いていましたが、病院内保育所で働いていたときだけ、病院の規定に準じて残業代が支給されていました。
しかし、認可保育園、認可外保育園で勤務したときは、残業代は一切支払われませんでした。
そのため、保育士を辞めて、今の会社に転職したとき、残業した分が、きちんと残業代として支給され、
「え、残業代って、もらえるんだ…!」
と、感動しました。

当たり前のことなのかもしれませんが、当時の私にとっては、衝撃的な出来事だったのです。
保育士の仕事は、責任も負担も大きい仕事です。

保育園で働いていた当時も、残業代が支給されないのは、おかしいと感じていましたが、とても意見できるような雰囲気ではありませんでしたね。
しかし、保育士から別の業種に転職したことで、サービス残業をするのは当たり前ではないと気づくきっかけとなったのです。
そのため、今では、労働時間に対して正当な対価が支払われるべきだと強く感じています。

今では、毎月の給与明細を見るたびに、自分の仕事がしっかりと評価されていると感じ、嬉しくなります。
これらの理由から、残業代が支給されるようになったことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
ここまで、私が保育士を辞めて実感した「辞めてよかった」と感じる6つの理由についてお話をしてきました。
- 肩こりが改善された
- 長時間労働から解放された
- プライベートが充実した
- 人間関係が楽と感じた
- 残業代が支給されるようになった
保育士を辞めることは、決して簡単な決断ではありません。
でも、もしあなたが
「今の生活を変えたい」
「もっと自分らしく生きたい」
と願うなら、勇気を出して一歩踏み出してみる価値はあると思います。

勇気を出して一歩踏み出したことで、私は、より自分らしく、充実した毎日を送れるようになりました。
以前は、仕事のことばかり考えていましたが、今は、趣味を楽しんだり、友達と会ったりするなど、心にゆとりが生まれました。
保育士の経験は、私の人生にとってかけがえのないものです。

子どもたちの笑顔や成長を間近で見守り、たくさんの感動と学びを得ました。
一方で、保育士を辞めることで、新たな可能性に気づくこともできました。
もし、あなたが今、保育士を辞めるか悩んでいるのであれば、ぜひ、ご自身の心に従ってみてください。

きっと、新しい世界が見えてくるはずです。
保育園以外でも活躍できる!保育士資格を活かせる8つの仕事

「保育園では勤務したくないけど、子どもと関わることができる仕事に就きたい!」

せっかく保育士の資格も経験もあるから、今までのスキルを活かして仕事したいですよね。
実は、保育士が活躍できる仕事は、保育園以外にもたくさんあります!
- 企業内保育所
- 病院内保育所
- 学童保育
- ベビーシッター
- 保育ママ
- 子ども用品の販売員
- テーマパークのスタッフ
- 写真館のスタッフ

1つひとつの仕事について、解説していきます!
1.企業内保育所
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の1つ目は、『企業内保育所』です。
企業のオフィス内や近隣に設けられた保育所や託児施設のこと
共働きの家庭が多くなっている一方で、「保育園に入れないから復帰ができない」という声が相次ぎ、企業内保育所を設置している会社が増えています。
一見、「保育園と何が違うの?」と思ってしまいますが、企業内保育所に通う子どもの人数が異なります。

企業内保育所で勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
土日休みが期待できる 少人数保育でじっくり子どもと向き合える 一般園に比べると業務負担が少ない 保護者が身近にいる | 給与が景気に左右されやすい やや物足りない場合がある |
企業内保育園の場合は、その企業に勤めている社員と子どもを対象にしているため、保育園よりも定員数が少ない傾向があります。
そのため、保育園に近い形で、でもより家庭的な環境で子どもと関わりたい、保育をしたいという方におすすめです!
また、土日休みの企業が多いため、必然的に保育所も休みになることが期待されます。

少人数保育でじっくり子どもと向き合いたい方・土日休みを希望している方にはぴったりの職場ですね。
その一方で、給与が景気に左右されやすいデメリットや、認可保育園と比べると、行事が少ないため、物足りなさを感じてしまうことも考えられます。
企業内保育所のメリット・デメリットを踏まえた上で、
- 少人数で子どもの保育をしたい人
- 土日休みを希望したい人

このような方におすすめです!
企業内保育園の求人は、事業所内保育所への転職支援サービス【保育バランス】
- 事業所内保育所(病院・企業内の保育所)への転職支援に特化
- 常時300〜350件程度の事業所内保育所の求人がある
- ひとりのコーディネーターが企業側・求職者側それぞれの担当いるため、 求職者の希望と企業側の人材ニーズとのミスマッチを防いでいる
<注意>東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県のみの取り扱い
\ 3ステップでカンタン登録!/

登録は無料ですることができ、担当がしっかりサポートしてくれるので、安心できるサービスです。
保育バランスの気になる口コミや登録方法、利用するメリット・デメリットなど、こちらの記事でも詳しく解説しています。

病院内保育所の求人は新聞広告に掲載されていることはほとんど見かけないため、自分で求人見つけられないことが多いのが現状です。
ですが、保育バランスを利用すれば企業内保育所の求人の情報を多く取り扱っているため、自分に合った職場を見つけることができるかもしれません。

そのため、「企業内保育園で勤務したい!」という方におすすめです!
\ 自分に合う企業内保育所を探してみる! /
2.病院内保育所
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の2つ目は、『病院内保育所』です。
病院で勤めている職員の子どもを対象にした保育所や託児施設のこと

私も病院内保育所に勤務した経験があります。
病院には、多くのママさん看護師も働いているため、規模の大きい病院の場合、病院内保育所が設置されていることが多いです。

病院内保育所で勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
少人数保育でじっくり子どもと向き合える 一般園に比べると業務負担が少ない 保護者が身近にいる | 夜勤がある 変則的な勤務がある 省スペースなので、やりたい保育ができない可能性がある |
企業内保育所と同じで、病院で勤務する職員の子どもを預かる施設なので、少人数保育です。

企業内保育所と大きく異なることは、夜勤が発生することです。
クリニックでの病院内保育所の場合は、夜勤業務はない可能性が高いですが、入院施設が整っている病院は、夜勤業務が発生する可能性が十分考えられます。
こうした病院内保育所のメリット・デメリットを踏まえた上で、下記のような方におすすめします。
- 少人数で子どもの保育をしたい人
- 変則勤務ができる人
- 体力に自信がある人

このような方におすすめです!
病院内保育園の求人も、事業所内保育所への転職支援サービス【保育バランス】
- 事業所内保育所(病院・企業内の保育所)への転職支援に特化
- 常時300〜350件程度の事業所内保育所の求人がある
- ひとりのコーディネーターが企業側・求職者側それぞれの担当いるため、 求職者の希望と企業側の人材ニーズとのミスマッチを防いでいる
<注意>東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県のみの取り扱い
\ 3ステップでカンタン登録!/
病院内保育所の求人は新聞広告に掲載されていることはほとんど見かけないため、自分で求人見つけられないことが多いのが現状です。
ですが、保育バランスを利用すれば病院内保育所の求人の情報を多く取り扱っているため、自分の希望する職場を見つけることができるかもしれません!

「病院内保育所で働きたい!」「病院で働く医師・看護師さんの力になりたい!」という方におすすめします!
\ 病院で働くママを応援したい! /
3.学童保育
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の3つ目は、『学童保育』です。
保護者が日中に家庭にいない小学生の児童に、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を提供し、児童の健全な育成を守る保育事業
共働き家庭が増加しているため、学童保育に入れないケースもあり、X(旧Twitter)では、『#学童落ちた』がトレンド入りしたこともありました。

次年度の学童保育に落ちてしまい、困っている投稿が見受けられています。
最近では、共働きしている家庭が多いため、学童保育は働くママやパパにとって、なくてはならないサービスになっていることがわかります。

学童保育で勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
メリハリを持って働くことができる 自分のライフスタイルに合わせて働くことができる 持ち帰りの仕事がない パートでも勤務可能 | 体力勝負 トラブルが起きた時の対応が大変になることも 土曜日も出勤の可能性がある |
学童保育のメリットとして、メリハリを持って働けること、自分のライフスタイルに合わせて働くことが可能ですが、子どもたちと遊んでも負けない『体力が必須条件』になります。

小学生にも負けない体力をつけて、体調管理をしっかりすることが大切ですね。
学童保育のメリット・デメリットを踏まえた上で、
- メリハリを持って勤務したい人
- 体力に自信がある人
- 土曜日の勤務ができる人
また、学童の求人をお探しの方は、学童保育への転職・就職なら【はじめての学童指導員】

はじめての学童指導員を利用すると、下記のサービスを受けることができます。
- 労働環境の改善に積極的に取り組んでいる企業の求人だけを紹介することにこだわっている
『残業が少ない!』・『年間休日120日以上』の働きやすい学童保育所の求人だけを紹介! - 「職場の雰囲気」「有給休暇のとりやすさ」「残業の有無」「施設長の人柄」などを確認している
- 実際に働いている方からのクチコミ情報をもとに、職場環境を把握した上で、 紹介できるように心がけている
\ カンタン登録!/

『はじめての学童指導員』は、無料で登録することができ、自分に合った職場を紹介してもらえるサービスです!
「学童保育に勤めるのは、初めてで不安…。」
「学童保育で働きたいけど、自分に合う求人が見つからない…。」
「そもそも、近所で学童保育の求人がない…。」
このようなお悩みがある方は、『はじめての学童指導員』を利用し、相談すると、自分の希望する求人と出会えるかもしれません。

そのため、「学童保育で働きたい!」という方には、『はじめての学童指導員』を利用するのがおすすめです!
\学童保育の求人情報を知りたい! /
4.ベビーシッター
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の4つ目は、『ベビーシッター』です。
子どもの安全を第一に考え、食事や遊び・コミュニケーションを通じて子どもたちを成長させるスペシャリスト
共働き家庭が多くなってきている一方で、待機児童が問題視されている現在の日本。
保育のニーズが高まっており、ベビーシッターの需要性も高まっています。

ベビーシッターで勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
一人ひとりの子どもとしっかり向き合うことができる 自分のライフスタイルに合わせて働くことができる 資格がなくてもベビーシッターになることができる | 正社員の求人がほぼない 人見知りの子どもの場合、対応が大変になる可能性も |
子育て支援の中で、『ベビーシッター』という言葉は聞いても、具体的な条件について分からない方もいらっしゃると思います。

具体的な仕事内容や勤務体制など、下記の表にまとめました。
保育する場所 | 利用者の自宅 利用者から指定された場所 |
---|---|
保育する人数 | 1〜2人 |
対象年齢 | 0歳〜12歳 |
仕事内容 | 子どもの身の回りのお世話や遊び相手 利用者からの依頼内容に応じたサービスを提供 ※保育園や幼稚園の送り迎えや家事代行サービスを行う場合もあり |
雇用形態 | アルバイト・パート・派遣 |
給料 | 時給制が一般的 (相場は、1,000〜1,500円程度) |
対象年齢は0〜12歳と幅広いですが、子どもとしっかり向き合えることがメリットとして挙げることができます。
ですが、その一方で、正社員の求人がほとんどないため、非正規雇用で働く可能性がとても高いです。

そのため、正社員で働きたい方にはおすすめすることが出来ません。
こうしたベビーシッターのメリット・デメリットを踏まえた上で、
- アルバイトやパート、派遣で働きたい人
- 少人数の保育をしたい人
- 認可保育園よりも、より家庭に近い保育を行いたい人

このような方におすすめです!
5.保育ママ
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の5つ目は、『保育ママ』です。
自治体の認定のもと許可された小規模の保育園形態のこと
※家庭福祉員・家庭的保育者と呼ばれることもある
保育ママもベビーシッターと同様に、共働き家族が増加していることから、保育のニーズが高まっている職業の1つです。

保育ママで勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
少人数の保育ができる 自分が理想とする保育を実現することができる 自宅で働くことができる 自治体からのサポートを受けることができる | 誰でも保育ママになれるわけではない 開業する手続きが大変 保育施設の確保が必要 保育者の体調不良に備える必要がある 経営者としての力も必要 |
ベビーシッターと似ているようで、メリットとデメリットをみると、全然異なることがわかります。
そこで、保育ママの具体的な仕事内容や勤務体制など、下記の表にまとめました。
保育する場所 | 保育者の自宅 |
---|---|
保育する人数 | 3人まで ※保育補助を雇った場合は、最大5名まで可能 |
対象年齢 | 0歳〜2歳 |
仕事内容 | 保護者の就労時間に合わせた保育の提供 身の回りの世話や一人ひとりの発達に応じた保育を行う |
雇用形態 | 自分が事業主になる |
給料 | 月収30万円程度が相場 ※預かる子どもが少ないと少なくなる可能性がある |
保育ママは、会社に勤めて働くのではなく、自分自身が事業主となるため、
- 経営面の知識
- 市町村で定められた条件を満たす
この2つの条件をクリアした方ではないと働くことができません。
東京都江戸川区の場合、下記の5つの条件が明記されていました。
次の1から5のすべてに該当し、愛情深く保育ができる方
- 乳児を育てた経験のある方、または保育士・幼稚園教諭・助産師・保健師・看護師の資格がある方
- 健康な25歳~概ね60歳までの女性
- 日曜・祝日を除く、毎日午前7時30分から午後6時までの保育が可能な方
- 保育室として6畳相当の部屋を確保できる方
- 就学前のお子さんがいない方
(注)健康診断や施設調査、区の研修をすべて終了した上で、保育ママとして認定可能かどうかを判断しています。
引用:東京都江戸川区
保育ママは、経営面の問題や市町村の条件に満たす必要があるため、少しハードルが高いと感じる方がほとんどでしょう。

ですが、保育経験を活かし、自分の事業を立ち上げたい方は、保育ママはピッタリの職業といえそうです。
こうした保育ママのメリット・デメリットを踏まえた上で、
- 個人事業主として開業をしたい人
- 少人数で、家庭的な保育をしたい人
- 自分の理想とする保育を現実にしたい人
- 経営面の知識を持っている人

このような方におすすめです!
6.子ども用品の販売員
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の6つ目は、『子ども用品の販売員』です。
子どもの洋服や日用品など、子どもに関するさまざまな商品を取り扱っている店舗の販売員

いわゆる、『アパレル企業』の転職ということですね。
現在、子ども用品を取り扱っている大手企業は、下記の通りです。
- アカチャンホンポ
- 西松屋
- バースディ
- ベビザラス
- トイザらス
など
子どもがいるご家庭では、利用したことがある人がほとんどではないでしょうか?

子ども用品の販売員で勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
子どもと触れ合うことができる 感謝されることが多い 社割を利用できる可能性がある | クリスマスなど、季節によっては忙しい 子どもだけでなく、大人の対応も求められる 新しく覚える仕事が多い 店舗によっては、人員不足で大変 |
決まった子どもと関わりを深めることはできませんが、子どもがいる環境で仕事をしたいという方には、ピッタリの職業といえるでしょう。
ですが、時期や店舗の人員不足などで勤務が大変になってしまうデメリットも考えられます。
子ども用品の販売員のメリット・デメリットを踏まえた上で、
- 接客業(アパレル)をやりたい人
- 子どもがいる環境で仕事をしたい人

このような方におすすめです!
7.テーマパークのスタッフ
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の7つ目は、『テーマパークのスタッフ』です。
テーマパーク内の託児所や、パークと連携している保育園での仕事
テーマパークといえば、『ディズニーランド』や『サンリオピューロランド』、『ユニバーサルスタジオジャパン』などが該当します。

テーマパークのスタッフで勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
たくさんの子どもと関わることができる 楽しい雰囲気を味わうことができる テーマパークの裏側を知ることができる | 正社員の求人がほとんどなく、非正規雇用が主である 休日や勤務時間が不安定 他業務との兼任があることがある 繁忙期が忙しい |
テーマパークは大勢の大人をはじめ、子どもたちも来園するので、たくさんの子どもたちと関わることができるため、保育のスキルが上がることが期待できるでしょう。
しかし、その一方で、テーマパークでの勤務となることから、勤務希望が通りづらくなる可能性が高いことが考えられるでしょう。

勤務や休みの希望がある方は、テーマパークのスタッフは難しいかもしれません。
テーマパークのスタッフのメリット・デメリットを踏まえた上で、
- たくさんの子どもと関わりを持ち、スキルアップしたい人
- 勤務体制に柔軟に対応できる人
- 保育以外の仕事を任されても良いという人
- 非正規雇用で働きたい人

このような方におすすめです!
8.写真館のスタッフ
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の8つ目は、『写真館のスタッフ』です。
七五三や入学・卒業、マタニティフォトなど、写真館での撮影やサービスを提供する専門家
ここでいう写真館のスタッフは、『スタジオアリス』や『スタジオマリオ』が該当しますね。
写真館のスタッフで勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
子どもと触れ合うことができる 感謝されることが多い やりがいを感じる | 覚えることがたくさんある 残業になることが多い 七五三のシーズンは繁忙期 子どもの機嫌次第では、撮影が大変になることも |
子ども連れの家庭が写真館を利用するのは、『七五三』や『卒園・入学』など、特別な日の場合がほとんどです。
そのため、着物やドレス、タキシードなどの衣装を身にまとい、メイクをするので、子どもたちも自然に笑顔を見せてくれます。
その一方で、子どもの機嫌が悪くなってしまい、撮影が思うようにいかなかったり、時期によって忙しくて残業になることも考えられるでしょう。

ですが、子どもが笑顔でポーズを決めてくれているのを見ると、やりがいも感じられますよね。
写真館のスタッフのメリット・デメリットを踏まえた上で、
- 子どもの記念写真に携わりたい人
- 写真が好きな人

このような方におすすめです!
ここまでは『保育士が活躍できる保育所以外のおすすめ施設8選』として、メリット・デメリットを詳細にお話ししながら紹介してきました。
- 企業内保育所
- 病院内保育所
- 学童保育
- ベビーシッター
- 保育ママ
- 子ども用品の販売員
- テーマパークのスタッフ
- 写真館のスタッフ
保育園とはまた違う職種ではありますが、今まで培ってきた保育の経験を発揮しながら仕事をすることができるでしょう。
\ 今までの経験を最大限活かせる! /
\ 学童保育の経験をしてみたい!/
保育士のスキルが活きる!未経験でも挑戦しやすい3つの仕事

「これまでの保育士のスキルが活かせる職場を見つけたい…。」
「でも、保育士のスキルが活かせる職場って、何があるの?」

せっかくなら、今まで経験したスキルを活かしながら、仕事をしたいですよね。
実は、子どもと関わらない職場でも、保育士として経験してきた
- 文章力(書類作成)
- 細かな作業
- コミュニケーション能力
これらのスキルを活かすことができる職業があります!

その職業は、下記の通りです。
- 事務職
- 接客業
- WEBライター

おすすめする理由を、しっかりお伝えしていきます。
1.事務職
保育士スキルを活かせるおすすめの異業種の1つ目は、『事務職』です。
事務職をおすすめする理由として、保育士は子どもの保育をするだけでなく、書類の作成・整理など、細かい業務をこなしています。
そのため、保育士で培った書類の作成や整理などのスキルは、事務職にも十分活かすことができるため、おすすめです。

事務の仕事を行う上で、メリットとデメリットを下記の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
未経験者でもできる仕事が意外と多い パソコンの入力さえできればOKのところが多い 単純作業なので、誰でもできる 残業は少なめで、土日休みが多い | 正確さが求められる 作業スピードが求められる |
事務職と聞くと「パソコン作業だけ」というイメージがありますが、様々な仕事を担っています。
- 電話・FAXの対応
- 書類の整理・確認
- 書類をコピーする
など

こうした理由から、未経験者でもできる仕事があるということですね。
事務職のメリット・デメリットを踏まえた上で、下記のような方におすすめします。
- 単純作業をコツコツできる人
- 周りとコミュニケーションを取りながら作業できる人
- 土日休みが欲しい人
ですが…、
「事務職に転職してみたいけど、未経験だから不安…。」
「未経験でもOKな事務職の求人の見つけ方がわからない…。」
一般事務職に転職するなら、『アデコの転職支援サービス
- 日本において37年の人財ビジネスの実績があるため、企業理解が深い
- 営業やIT、一般事務など多岐にわたる職種の求人が豊富
- 利用者の価値観・ビジョン、幅広いスキルに寄り添った転職を実現
- 応募書類の準備〜面接対策まで専任コンサルタントの寄り添ったサポート
- 平日夜の転職相談も可能
\ 登録カンタン!/

30年以上運営されている転職支援サービスなので、実績も経験も豊富なのは、安心材料になりますね。
2.接客業
保育士スキルを活かせるおすすめの異業種の2つ目は、『接客業』です。

『接客業』といっても、様々な種類がありますよね。
- スーパーマーケットやコンビニ
- 飲食店
- アパレルやインテリアショップ
- ホテルやフロントのスタッフ
など
保育士の仕事は、お子さんの発達や様子に合わせて一人ひとりに合った声かけ・働きかけを行う必要があるため、丁寧に仕事を行う必要がありますね。
同様に、1人ひとりのお客さんに対し、丁寧に仕事をすることが求められる接客業も向いているといえるでしょう。

そんな私も保育士を退職してから、未経験でスーパーマーケットのレジ係・サービスカウンターの仕事をしています。
接客業の仕事を行う上で、メリットとデメリットを下記の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
未経験者歓迎の企業が多い 保育士で培ったコミュニケーション能力を発揮できる お客さんから感謝されたり、褒められたりすることがある | 土日祝も勤務になることが多い 店舗によって人員が少なく、勤務が大変になることも レジ以外の仕事を任されることもある |
接客業の場合は、未経験者歓迎の企業が多くあるため、求人を探しやすいメリットがあります。
その一方で、接客業の多くは、毎日営業しています。
そのため、土日祝も勤務になることが多いため、必ず土日休みが欲しい方は不向きといえるでしょう。

土日祝日でも出勤できる方には、おすすめです。
接客業のメリット・デメリットを踏まえた上で、下記のような方におすすめします。
- 土日祝でも出勤することができる人
- 保育士で培ったコミュニケーション能力を発揮したい人
- 人と関わりながら仕事をしたい人
3.WEBライター
保育士スキルを活かせるおすすめの異業種の3つ目は、『WEBライター』です。

『webライター』というと、難しく感じてしまうかと思いますが、このようなお仕事をされています。
企業のウェブサイトに掲載されるコラム記事や商品やサービスの説明文などを書く仕事
私たちはインターネットを使って、様々な情報を得ながら日々生活しています。
そのインターネットを使って、様々な記事を執筆し、たくさんの人に読んでいただきながら収入を得ることができます。
WEBライターの仕事を行う上で、メリットとデメリットを下記の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
パソコンとインターネット環境があれば始められる 自分のペースで仕事をすることができる 子育て中でも活躍することができる | 収入が安定するまで大変 周りにやっている人が少ないため、聞ける人がいない |
保育士として、さまざまな書類を書いてきた経験から、文章を書くのが得意な方が多いと思います。
そのため、誰が読んでもわかりやすい文章が求められているWEBライターは、保育士のスキルを発揮することができるでしょう。
ですが、その一方で、WEBライターとして収入を得るためには、正しい知識・取り組みをしなければ、お金を稼ぐことは難しいです。

副業として開始し、収入を得られるようになったら本業にすることが良いでしょう。
こうしたWEBライターのメリット・デメリットを踏まえた上で、下記のような方におすすめします。
- 仕事をしながら副業として始める人
- 文章作成が得意な人
- WEBマーケティングをしたい人
- 自分の予定を大切にしながら仕事をしたい人
「文章を書くのは苦にならないけど、どうやって書いたら良いのかわからない…。」
「教えてもらいながら、スキルを磨きたい!」

このようなお悩みの方には、『超実践型のWebライティングスクール「メイカラ」
- 『メイカラ』の講師は、「WEBライター」・「ブロガー」として、独立した人だけ!
実績がある講師から、しっかり教えてもらうことができる - 未経験から実績を出している受講者が続出!
\気軽に相談してみよう! /
残念ながら、WEBライターとして、「今すぐに転職できる!」というわけではありません…。
しかし、常に文章を書く機会が多い保育士は、『WEBライター』や『ブログ』をやることは向いていると思われます。

ですが、経験がないことなので、ちょっと不安ですよね…。
ですが、『メイカラ』では、無料相談を受け付けています!

興味がある方は、ぜひ無料相談を受けてみてくださいね。
ここでは、『保育士スキルを活かせるおすすめの異業種として、
- 事務職
- 接客業
- WEBライター
3つの職種について、紹介しました。
ご紹介した3つの職業は、保育士のスキルを活かしつつ、新しい職業に挑戦することができると思います。

保育士として働いていた経験を活かしながら、新たな場所で活躍できる仕事を見つけることができることを願っています。
\ 保育士のスキルを活かして転職したい!/
\ 保育士で培った文章力を伸ばしたい!/
保育士の経験を活かして転職!異業種で働く3つのメリット

「今の職場は辞めたいけど、保育士の資格を活かした職場に就きたい!」
「子どもと関わりながら、保育園以外の職場で働いてみたい!」
と感じる人も多くいると思います。

保育園だけではなく、異業種も経験をすることで、新たな学びもあるので、おすすめです!
とは言いつつも、保育士の資格を活かして異業種に転職することは『どんなメリット』があるのかについても、知っておきたいポイントですよね。
保育士の資格を活かして異業種に転職することのメリットは、3つです。
- 今までの経験を活かすことができる
- 労働環境が改善される可能性が高い
- 給料が改善される可能性が高い
では具体的に、保育士の資格を活かして異業種へ転職することの『メリット』について、お話ししていきます。

保育士の経験を活かして、異業種に転職を考えている方、必見です!
1.今までの経験を活かすことができる
保育士の資格を活かして異業種へ転職をする3つのメリットの1つ目は、『今までの経験を活かすことができること』です。
保育士の資格を活かして異業種に転職したとしても、
- 子どもを惹きつける遊び(テクニック)
- 保護者との信頼関係の築き方
- 書類作成などの事務業務
など、これまで勤務してきた保育園での経験を活かしながら、仕事を続けることができます。

今まで経験してきたことを活かしながら勤務できるのは、嬉しいですよね。
2.労働環境が改善される可能性が高い
保育士の資格を活かして異業種へ転職をする3つのメリットの2つ目は、『労働環境が改善される可能性が高いこと』です。

私の元同僚も、保育士の資格を活かして企業内保育園に転職しましたが、労働環境が改善されたそうです。
今回は一般企業の保育園を例に、通常の保育園と企業内保育園とでは、労働環境がどのような違いがあるのか、表にまとめました。
保育園 | 企業内保育園 | |
---|---|---|
子どもの定員数 | 80〜150名程度 | 30名以下 |
勤務時間 | 7:00〜19:00 or 20:00 ローテーションあり | 企業の勤務時間内と同じ |
休日 | (土曜出勤あり) | 日曜日企業の休日カレンダーと同じ |
行事 | あり | 毎月の誕生会など、小規模の行事はある可能性大 | 大規模な行事はない
書類 | あり | あり |
残業 | あり | 基本なし |
残業代 | なし | あり |
持ち帰り仕事 | あり | なし |
保育園でも企業内保育園でも共通していることは『書類の作成』ということがわかります。

子どもを保育するためには欠かすことができない書類は、保育園・企業内保育園問わず、必要な共通の業務の1つですね。
他の項目に注目してみると、保育園よりも企業内保育園では、下記のような3つのメリットがあることがわかります。
- 行事がないので、準備に追われることがない
- 残業や持ち帰りの仕事がないので、プライベートが充実
- 少人数での保育になるので、1人ひとりじっくり向き合うことができる

保育園と比べると、企業内保育園では、労働環境が改善されていて、働きやすそうですよね。
3.給料が改善される可能性が高い
保育士の資格を活かして異業種へ転職をする3つのメリットの3つ目は、『給料が改善される可能性が高いこと』です。
なぜ、認可保育園よりも企業内保育園の方が給料が高いのか、その理由は、下記の通りです。
- 保育園の経営の母体が一般企業
(保育士の給料を企業が定めているから) - 残業代が支払われるから
一般企業の場合でも、会社の規模や業績によっては、保育士の平均給料と同等の可能性もあるようです。
ですが、大手企業などの場合は、
- 別途ボーナスの支給
- 社会保険の加入
- 充実した優待制度
- など保育士の平均給与・待遇を上回る施設
など、保育士の平均給与・待遇を上回る施設もあるため、給料が改善される可能性があります。

企業内保育園に転職した私の元同僚も、給料面が改善されたそうです。
ここでは『保育士の資格を活かして異業種へ転職をするメリット』について、お話を進めてきました。
- 今までの経験を活かすことができる
- 労働環境が改善される可能性が高い
- 給料が改善される可能性が高い
労働環境や給料の問題などから
「保育士を辞めたい…。」
このように考えても、
「今までやってきた経験を活かして、子どもと関わることができる仕事に就きたい!」
このように感じる人も多いのは事実です。

「子どものために働きたい」
「自分のキャリアをこれからも活かしたい」
このように感じている方が、少しでも自分に合う職場を見つけてもらうことが、筆者の願いです。
\ 今までの経験を最大限活かせる! /
\ 学童保育の経験をしてみたい!/
異業種への転職は不安?保育士が知っておくべき3つのデメリット

「本当に自分にできるのかな…?」
「保育士が異業種に転職するデメリットは、あるのかな…。」

やったことがない業種だと、不安なことだらけですよね。
この章では、保育士の資格を活かして異業種に転職することのデメリットは、3つ紹介します。
- 新たに覚えることが多い可能性がある
- 慣れるまで時間がかかる
- 物足りなさやギャップを感じてしまう可能性がある
では具体的に、保育士の資格を活かして異業種へ転職することの『デメリット』について、お話ししていきます。
1.新たに覚えることが多い可能性がある
まず1つ目として、『新たに覚えることが多い可能性がある』ことです。

例えば、”スタジオアリス”や”スタジオマリオ”などの『写真館のスタッフ』に転職したとしましょう。
写真館のスタッフの場合の仕事内容は、下記の通りです。
- お客さまのお出迎え
- 衣装選びのアドバイス
- 衣装の着替えを手伝う
- 髪型のセット
- 来店された子どもの化粧
- 撮影
- 写真選び
- 写真の受け渡し(後日)

保育園と、写真館のスタッフの仕事内容を比べてみても、明らかに仕事内容が違うことがわかりますね。
そのため、子どもの扱いが慣れていても、異業種の転職先によっては新たに覚える業務がある可能性があります。

写真館のスタッフであれば、髪型のセットや化粧のやり方、撮影方法を覚える必要があるでしょう。
このように、異業種に転職した場合は、業務によって新たに覚えることが多い可能性が考えられます。
2.新しい業務に慣れるまで時間がかかる
先ほどの『新たに覚えることが多い可能性がある』と同様に、業務に慣れるまでに時間がかかってしまう可能性があります。

先ほどの『写真館のスタッフ』を例に、考えていきましょう。
写真館のスタッフの業務では、
- 髪型のセット
- 化粧
- 撮影
など、1つひとつの業務が本格的なので、1からやり方をしっかり覚えた上で、慣れる必要があります。
髪型のセットを例にしてお話しすると、女の子の場合は、
- お団子ヘア
- 髪の毛を下ろすケア
- ゆるふわヘア
など、親御さんや子ども本人からの要望に沿った、髪型をセットする必要があります。

ですが、やり方を覚えても『うまくできるか』というと、やはり慣れるまでには時間がかかってしまいます…。

慣れるためには、数をこなしていくしかないですね…。
保育園の資格を活かした仕事ではあるものの、経験したことがない業務の場合は、慣れるのに時間がかかってしまう可能性が高いことを覚えておきましょう。
3.物足りなさやギャップを感じてしまう可能性がある
保育士として働いてきた経験を持って異業種に転職した場合、『物足りなさ』を感じてしまうケースがあります。

こちらは、企業内保育園を例にお話しします。
認可保育園では、『運動会』や『お遊戯会』などの大規模の行事から、毎月行われる『誕生会』などの行事があります。
その一方で、企業内保育園では、大規模な行事がなく、保育スペースも限られているため、認可保育園と比べると、できることに制限があります。

もしかすると、自分のやりたい保育ができないということも出てくる可能性もあるでしょう。
そのため、『物足りなさやギャップ』を感じてしまう可能性が高いといえます。

労働の負担が減ったのは良いことですが、行事がなくなってしまうのは、少し寂しく、物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ここまでは、『保育士の資格を活かして異業種へ転職をするデメリット』について、お話をしました。
- 新たに覚えることが多い可能性がある
- 慣れるまで時間がかかる
- 物足りなさやギャップを感じてしまう可能性がある
新たに覚えなければいけないことも出てきたり、慣れるまで時間がかかってしまったりするので、大変に感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、反対に言えば、『新しいことを覚える』ことは、知らなかったことを知れるチャンスでもあり、自分のできること・可能性を広げられるということです。

そのため、異業種に転職するデメリットでもありますが、自分の可能性を広げるためのメリットになるかもしれませんね。
保育士からの転職を成功させる!知っておきたい2つのポイント

ここまでは、保育士の経験を活かしたい方向けにお話を進めてきました。
ですが中には、
「一旦、子どもから離れた新しい職場で働きたい」
「保育士ではなく、今までやったことがない業種にチャレンジしたい」

自分の人生は1度きりなので、やりたい職業にチャレンジすることも良い経験になりますね!
ですが、保育士以外の仕事をしたことがない場合、どんなことに気を付けた方が良いのか気になるところですよね。
そこで、ここでは『保育士以外の転職したいときに知っておきたいポイント』について、下記の2つのことを中心にお話ししていきます。
- 自分が何をしたいのか明白にしておく
- 給料・労働環境をリサーチしておく

失敗せずに転職するためには、どうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう。
1.自分が何をしたいのか明白にしておく
保育士以外の転職先を見つけるときに知っておきたいポイントの1つ目は、保育士を退職した後に『自分が何をしたいのか』ということをイメージ・明確にすることが大切です。
そのために、自分自身に「保育士を辞めてから、どんな生活をしたい?」と問いかけてみてください。

おそらく、様々な希望が出てくるでしょう。
- 座ってできる仕事をしたい
- 特別な資格を取らなくてもできる仕事がしたい
- 残業が少なくて、給料が今より高いところがいい
- 趣味としてやっていたことを本業にしたい
このように、まずは自分の気持ちに耳を傾け、なりたい自分になるためにどうしたら良いか考えることが大切です。

ここで焦って次の転職先を決めてしまうと、後悔してしまう可能性も考えられます…。
そのため、焦らずに落ち着いて考えたいところですね。
2.給料・労働環境をリサーチしておく
保育士以外の転職先を見つけるときに知っておきたいポイントの2つ目は、『給料・労働環境をリサーチしておくこと』です。
転職先が決まっても給料や労働時間に不満が出てきてしまうと、「転職しなきゃよかった…。」と後悔してしまう可能性もあります。

それだと非常にもったいないことなので、しっかり事前にリサーチできるところはしたいですね。
リサーチ方法としては、
- 企業の口コミサイトを閲覧する
- 求人を見て、給料を確認する
- 実店舗があれば、実際に出向いて職場の雰囲気を探る

私も仕事を探すときは、店舗に出向いて職場の雰囲気をみたり、口コミを見るようにしています。
もちろん、実際は入社してみないとわからないことも多々あります…。
ですが、自分で見た情報と感じた雰囲気も、『自分にとってこの職場は合っていそうか、合わなさそうか』の判断基準になることがあります。

そのため、気になる転職先が見つかりましたら、ぜひできる限りの『リサーチ』をすることがおすすめです。
ここでは、『保育士以外の仕事に転職するときに知っておきたいポイント』について、お話を進めてきました。
改めて、保育士以外の転職先を見つけるときに知っておきたい2つのポイントは、下記の通りです。
- 自分が何をしたいのか明白にしておく
- 給料・労働環境をリサーチしておく

ぜひ、自分に合った職場を見つけるときの参考にしてみてくださいね。
まとめ
この記事では、保育士を二度とやりたくないと感じてしまう理由と、保育士が異業種に転職することについて、まとめました。
さまざまな理由から、「保育士を二度とやりたくない!」と思う一方で、いざ転職を検討するときに注意したいポイントは、下記の通りです。
- 保育士の経験を活かして、転職を検討してみる
保育士さんのための転職支援サービス『保育バランス 』や『はじめての学童指導員 』に無料登録し、自分に合った求人を紹介してもらう - 保育士から離れたところで、転職を検討してみる
『未経験歓迎』の求人から、応募してみる - 自分の気持ちに素直になり、冷静になって検討するように心がける
いかがでしたか?
保育士の仕事は、今の現代社会の中で、なくてはならないサービスに間違いありませんが、職場の人間関係や給料面など、さまざまな理由から離職を決める人が多いのが現実です。
「今の働き方に不安がある」、「保育士として働きたいけど、異業種に転職するのが不安」「保育士以外の仕事に転職したいけど、勇気が出ない」という方、一歩の勇気を出してみませんか?
ちょっとの勇気を出したら、自分に合った職場を見つけることができるかもしれませんよ。

\ 今までの経験を最大限活かせる! /
\ 学童保育の経験をしてみたい!/
\ 保育士のスキルを活かして転職したい!/
\ 保育士で培った文章力を伸ばしたい!/