自分の夢だった保育士になったけれど、仕事をしてみると上手くいかないことばかり…。
次第に、
「私、保育士に向いていなかったのかな…。」
「保育士として働いているけど、私、保育士失格だよな…。」
と、思わず悩んでしまうことありますよね。
私も、同じように悩んだことがあります…。
申し遅れました、本記事を執筆している『もも』です。
保育士は、子どもたちを保育するだけでなく、書類や製作物の作成、行事の準備など、さまざまな業務があるので、本当に大変ですよね。
「自分のことで精一杯になりすぎてて、私はダメな保育士なんじゃないかな…。」
「良い保育士って、どんな先生のことをいうのかな…。」
「『良い先生だね!』って保護者からも同僚の先生からも言われるためには、どうしたら良いんだろう…?」
このようなお悩みを抱えている保育園の先生も、いるかもしれませんね。
私も、自分がダメな保育士だと思ってしまい、悩んだことが多くありました…。
本記事を読み進めていただくと、このようなことがわかります。
- 保育士目線・保護者目線・子ども目線、それぞれの視点からみたダメな保育士の特徴
- 良い保育士になるために心がけたい10このポイント
現在、
「自分はダメな保育士なんじゃないか」
「良い保育士と言われるにはどうしたら良いのか」
などのお悩みを抱えている方に役に立てる記事となっていると思います。
なお、本記事の途中で、
- 人間関係が良好な保育所に勤めたい!
- 少人数で1人ひとりに寄り添った保育がしたい!
それぞれにおすすめした転職エージェントを紹介しています。
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読み進めていただくと、なぜ
- 転職エージェントを紹介しているのか
- これらのサービスがおすすめなのか
その理由がわかります!
ぜひ、最後まで読み進めてみてくださいね。
【実体験】実際にいた困った先生
保育士として働いている皆さんの周りには、
「いつも自分の気に入った子としか関わってないけど、正直どうなの…?」
「あの先生、悪口しか言っていないよね…?」
など、先輩や同僚の職員に対して「これは、どうなんだろう?」・「あの先生の行動は、正直困るな…。」と感じたことはないでしょうか?
X(旧Twitter)をみてみると、「先輩が厳しかった」・「特定の子どもをひいきしていた」など、様々な投稿がありました。
私も同じように、「これは、どうなんだろう?」・「正直、困ったな…。」と感じたことがいくつかあります。
- 特定の子どもをひいきする
- 仕事を急に振ってくる
- 先輩・後輩の悪口を言う
- 先輩の指導が威圧的
なぜ、こうした保育士に対して「これ、どうなんだろう…?」・「正直困ったな…。」と感じたのか、詳しくお話ししていきましょう。
1.特定の子どもをひいきする
私が保育士だった時に「正直、困ったな」と感じた1つ目は、『特定の子どもをひいきする保育士』です。
なぜ、特定の子どもをひいきする保育士がいると困るのか、理由は下記の通りです。
子どもがその保育士じゃないと受け付けなくなってしまう
もちろん保育士も子どもも1人の人間なので、相性が合う・合わないはあります。
ですが、やはり特定の子どもをひいきし、常に活動や自由遊びのときも一緒にいる場合、他の保育士が関わろうとすると嫌がってしまうケースがあります。
実際に私も、困ってしまったことがありました…。
このように特定の子どもをひいきすることによって、他の保育士との信頼関係が築きにくくなるなど、大きな影響を与える可能性が高いです。
もちろん保育園には、他にも子どもたちがいます。
そのため、特定の子どもだけでなく、「クラスにいる子ども全員のことも目を向けてほしい」と思っていましたね。
2.仕事を急に振ってくる
私が保育士だった時に「正直、困ったな」と感じた2つ目は、『仕事を急に振ってくる保育士』です。
なぜ、仕事を急に振ってくる保育士がいると困るのか、理由は下記の通りです。
- 仕事量が増え、負担が大きくなる
- 疲労が溜まる
- リフレッシュする時間がない
保育士の仕事は、子どもを保育することだけではなく、様々な仕事があります。
- 書類の作成
- 製作物の製作
- 行事の準備
など
これらの仕事は、計画的に進めている保育士が多いです。
しかし、先輩や同僚から急に仕事を振られてしまうと計画通りに進められなくなるだけでなく、業務の負担も大きくなります。
X(旧Twitter)でも、「仕事を急に振られた」と投稿している人が多かったです。
仕事量が多いと、疲労が溜まるだけでなく、リフレッシュすることもできないため、ストレスを感じやすくなります。
そのため「平等に仕事を振り分けてほしい。」と感じていました…。
3.先輩・後輩の悪口を言う
私が保育士だった時に「正直、困ったな」と感じた3つ目は、『先輩・後輩の悪口を言う保育士』です。
なぜ、先輩、後輩の悪口を言う保育士に困ったのか、理由は下記の通りです。
- 保育士同士の信頼関係が築けなくなる
- クラス運営に影響が出る可能性がある
一緒に仕事をしていると、その人の『長所』と『短所』がみえてきますが、保育士も人間なので、それは仕方ないですよね。
しかし保育士は、女性が多い職場のせいか、陰で悪口を話している保育士は多いです。
やはりX(旧Twitter)でも、多くの声が聞かれました。
クラスを運営していく上で、保育士同士の信頼関係を築くことはとても重要です。
しかし、先輩・後輩の悪口を言っている保育士がいると、
「自分も陰で何か言われているんじゃないか?」
「あの先生、いつも誰かしらの悪口ばかり言ってるから怖い…。」
など、保育士同士の信頼関係にヒビが入るだけでなく、保育士同士の連携がうまくいかなくなり、クラス運営に影響を及ぼす可能性も高くなります。
なので、本当に困ってしまいますよね…。
ですが、悪口を言われて落ち込むのはまだ早いです!
もしかしたら悪口を言われている理由が、あなたに嫉妬しているだけ、羨ましいと思っているだけなのかもしれません。
こちらの記事では、なぜ悪口をいう人の心理や特徴、対処法について、詳しく解説しています。
悪口を言われることは、とてもショックで、嫌な気持ちになることです。
そのため、悪口を言うのではなく、保育者同士の長所と短所を理解し、フォローし合うような関係作りができたら良いですよね。
4.先輩の指導が威圧的
私が保育士だった時に「正直、困ったな」と感じた4つ目は、『先輩の指導が威圧的な保育士』です。
なぜ、先輩の指導が威圧的で困ってしまったのか、理由は下記の通りです。
- 先輩の顔色を伺いながら仕事をするようになってしまう
- 仕事に行くのが辛くなる
保育士は子どもの命を預かる仕事なので、状況によって厳しく指導されることもあります。
しかし、必要以上に先輩の指導(口調)がきつく、だんだん仕事に行くのも辛くなってしまう可能性が高いです。
私も先輩保育士から威圧的な言葉や態度で指導された経験があり、毎日仕事に行くのが怖くて辛かったです…。
X(旧Twitter)を見ても、威圧的な先輩は多いようです。
先輩に指導してもらうことは、自分の保育技術向上のためにも、ありがたいことです。
ですが、先輩の口調によっては、「言い方をしっかり考えてほしい。」と思うことがとても多かったですね…。
ここまでは、私が保育士として働いていた時に『実際にいた困った先生』について、お話しました。
- 特定の子どもをひいきする
- 仕事を急に振ってくる
- 先輩・後輩の悪口を言う
- 先輩の指導が威圧的
この4つの中に、1つでも共感できることはありましたか?
今お話ししてきたような『困った先生』がいたり、職場の人間関係の難しさや保育士の待遇の低さなどが原因で
「保育士を辞めたい」
「もう保育士は二度とやらない」
このように感じてしまう人が多い現状です。
なぜ「保育士を二度とやりたくない」と感じてしまうのか、こちらの記事でも詳しく解説しています。
今回お話しした内容と合わせて読んでいただくと、保育士の仕事の問題点が見えてくるはずです。
せっかく夢を持って『保育士』の資格を取ったのに、もったいないですよね。
保育士の仕事は、『皆で協力しながら行うことが不可欠』です。
しかし、困った先生がいることで、クラス運営だけでなく、保育士同士の人間関係などに大きな影響を及ぼしてしまう可能性があります。
女性が多い職場では、一度人間関係が崩れてしまうと、修復するのは非常に難しいのが現状です。
保育士の人間関係の難しさや対処法について、こちらの記事でも詳しく解説しています。
保育士は、皆で声を掛け合い、協力しながら子どもを保育する必要があります。
子どもたちが健やかに成長するのと同時に、保育士も安心して保育ができる環境になることを願いたい限りです。
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この後、上記2つの転職サイトについて、解説していきます!
【保育士目線】からみたダメな保育士の6つの特徴
子どもの保育や保護者の対応、書類作成など、多くの業務をこなしている保育士。
仕事が立て込んでしまっていると、自分に余裕がなくなってしまうこともありますよね。
そんな自分に対して、
「自分に余裕がなさすぎて、周りをあまり見れていない私は、ダメな保育士なのかな…。」
「保育士からみて、『ダメな保育士』って、どんな先生なんだろう…?」
と、なんとなく不安になったり、悩んでしまった経験はないでしょうか?
私も保育士1・2年目のときに、このような不安や悩みがありました。
ですが、保育士として経験を積んでいくうちに、保育士目線からみたダメな保育士の6つの特徴が見えてきました。
- 報連相ができない
- 自分の健康管理ができない
- ネガティブ思考
- 保育者同士の和を乱す行動や言動をする
- 保護者との信頼関係が築けない
- 計画的に業務が出来ない
なぜ、この6つが保育士目線からみて、ダメな保育士なのか、お話ししていきます。
1.報連相ができない
保育士目線からみたダメな保育士の特徴の1つ目として、『報連相ができない』ことです。
なぜ『報連相ができない』ことがダメな保育士なのか、理由は下記の通りです。
保護者から聞いた情報、園での様子を共有しないと、子どもの安全や体調面が守れない
子どもが1日元気で安全に過ごすためには、
- 保護者から聞いた情報
- 保育園での様子
など、保育士が子どもの状態を把握する必要があります。
しかし、保育士が子どもの情報をきちんと共有(報告・連絡)していないと、1人ひとりに適した保育をすることができません。
また、子どもの様子で気になることや業務で困っていることなど、相談しなければいけないこともあります。
ですが、誰にも相談せずに1人で対応しようとすると、状況によっては、問題が大きくなってしまう可能性も高いです。
そのような事態を避けるためにも、周りの保育士と報告・連絡・相談を行い、皆で解決する必要があります。
こうした理由から、報連相ができない保育士はダメな保育士ということがいえるでしょう。
2.自分の健康管理ができない
保育士目線からみたダメな保育士の特徴の2つ目として、『自分の健康管理ができない』ことです。
なぜ『自分の健康管理ができない』ことがダメな保育士なのか、理由は下記の通りです。
- 子どもの保育に影響が生じる
- ゆとりを持った保育ができなくなる
どこの保育園でも、保育士不足が問題視されており、ギリギリの人数で保育を行っているケースが多いです。
保育士の人手が足りていないことがわかる投稿ですね…。
私が勤めていた保育園も、いつも保育士の数がギリギリで、大変でした…。
なぜ、人手不足に陥っている状況になっているのか、こちらの記事でも詳しく解説しています。
体調不良等で急遽休んでしまうと、当然保育士の目が少なくなり、他の保育士の負担が大きくなります。
そのため、ゆとりを持った保育ができなくなり、保育士同士がピリピリしてしまう可能性も高いです。
もちろん保育士も人間なので、体調を崩してしまうことはありますが、健康管理ができずに欠勤が多いと、一緒に担当している保育士に大きな負担や不満を与えかねません。
このような理由から、自分の健康管理ができない保育士は、ダメな保育士ということがいえるでしょう。
子どもと元気に過ごすためにも、体調管理はしっかりやりたいところですね。
3.ネガティブ思考
保育士目線からみたダメな保育士の特徴の3つ目として、『ネガティブ思考』です。
なぜ『ネガティブ思考』がダメな保育士なのか、理由は下記の通りです。
- 自信がないことが子どもたちにも伝わる
- 自分の気持ちに余裕がなくなる
保育士は、子どもたちの前に立って、1日の生活をリードする場面が多いです。
そのため、
- 子どもたちに聞こえるような大きさで話をする
- 落ち着いたトーンで、子ども全員が理解できるように説明をする
このようなことが求められます。
しかし、ネガティブ思考の場合、次の状態になってしまう可能性があります。
- 子どもたちの前に立つのも緊張してしまう
- 声が小さい
- 頭が真っ白になる
- 自分の気持ちに余裕がなくなる
こうした状況になってしまうと、子どもたちや一緒に働く保育士にとっても、良くないですよね。
そのため、ネガティブ思考の保育士は、ダメな保育士ということがいえるでしょう。
保育士も人間なので、ネガティブになってしまうことはあります。
ですが、子どもたちの前ではネガティブな気持ちは出さないようにしたいところですね。
4.保育者同士の和を乱す行動や言動をする
保育士目線からみたダメな保育士の特徴の4つ目として、『保育者同士の和を乱す行動や言動をする』ことです。
- 保育士同士の信頼関係にヒビが入る
- クラス運営に大きな影響を及ぼす
子どもを安全に保育をするためには、保育士同士の連携が不可欠です。
そのため、クラスを円滑に運営するためにも、保育士同士の信頼関係がとても重要なポイントになります。
しかし、
- 特定の保育士の悪口を言う
- 言い方が厳しい
- 仕事を押し付ける
など
このようなことがあった場合、保育士同士の信頼関係にヒビが入り、修復させるのが困難になるケースがほとんどです。
保育士同士の連携が取れなくなり、円滑にクラス運営することができなくなってしまいます…。
そのため、保育者同士の和を乱す行動や言動をする保育士は、ダメな保育士ということがいえるでしょう。
ですが、万が一、保育士同士の和を乱す保育士ばかりの保育園で働いて悩んでいる場合は、退職することも視野に入れても良いかもしれません。
なぜ、退職を視野に入れることが良いのか、理由は下記の通りです。
- 自分の心身を守るため
- 保育士という仕事が嫌いになることを防ぐため
無理をし続けると、精神的に参ってしまうだけでなく、保育士の仕事が嫌いになってしまう可能性が高いです。
ですが、
「保育士の仕事は好きだから辞めたくない!」
という方もいるでしょう。
その場合は、保育士の転職支援をサポートしている『転職サイト』を利用することがおすすめです。
- 人間関係の良い保育園の求人を厳選して紹介してもらえる
- 「土日完全休み」「残業なし」「行事なし」の求人を紹介してもらえる
- 認可保育園だけでなく、企業・病院内保育所の求人も紹介してもらえる
保育士の転職エージェントでは、人間関係が良好だったり、働きやすい職場を探してもらうことができます!
ここでは、2つの会社をおすすめします。
- 保育バランス
(事業所内保育所(病院・企業内の保育所)への転職支援に特化)
仕事・プライベートどちらも充実させたい人におすすめ!
保育バランスに関する口コミや利用するメリット・デメリットなど、詳細情報は、下記の記事で解説しています!
- 保育エイド
(人間関係が比較的良好な働きやすい職場の情報に強い)
人間関係が良好な職場で働きたい人におすすめ!
ただし、東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県以外は対応不可)
保育者同士の和を乱す行動や言動をする人と一緒に仕事をしていると、本当にストレスになり、
「辞めたいけど、保育士は続けたい」
このように悩む人も多いと思います。
こうした場合は、保育士の転職サイトを利用して、自分に合った職場を見つけ、違う場所で活躍してほしいですね。
5.保護者との信頼関係が築けない
保育士目線からみたダメな保育士の特徴の5つ目として、『保護者との信頼関係が築けない保育士』です。
なぜ『保護者との信頼関係が築けない』保育士がダメなのか、理由は下記の通りです。
保護者との信頼関係が築くことができない
保育士と保護者が顔を合わせてコミュニケーションを取ることができるのは、朝の登園時と、お迎えの降園時、時間でいうと、5〜10分程度です。
その限られた短い時間で、
- 登園時
-
- 保護者とコミュニケーションを取る
- 自宅での子どもの様子・保護者からの連絡事項を聞く
- 降園時
-
- 保育園での様子を伝える
- 連絡事項を伝える
これらのやり取りを毎日欠かさず行い、保護者との信頼関係を築いていきます。
しかし、こうした保護者対応ができないと、
- 適切に子どもの保育ができない
- 保護者から不信感を抱かせてしまう
などの問題が発生してしまい、保育をする上で影響が出てくるだけでなく、状況によってはトラブルになりかねません。
保育士にとって、保護者と信頼関係をしっかり築くことは、とても重要なことです。
そのため、保護者との信頼関係が築けない保育士は、ダメな保育士ということがいえるでしょう。
6.計画的に業務が出来ない
保育士目線からみたダメな保育士の特徴の6つ目として、『計画的に業務が出来ない保育士』です。
なぜ『計画的に業務が出来ない』保育士がダメなのか、理由は下記の通りです。
- 他の保育士に迷惑がかかる
- 予定通りに業務をこなすことが出来ない
保育士は『子どもの保育』をする以外にも、たくさんの業務があり、締切があるものも多いですよね。
- 書類の作成
-
- 指導計画(日案・週案・月案)
- 児童表
- クラスだより
- クラスの製作物
-
- 壁面飾り
- 活動日に合わせて必要なものを準備する
このように、書類の作成や製作物の準備など、時間がかかってしまうものばかりなので、しっかり計画的に業務を進めることが大切です。
ですが万が一、締め切りに間に合わないなどがある場合は、業務に関わっている保育士に迷惑をかけてしまう可能性があります…。
保育士の前に、社会人として計画的に業務をこなし、締切に間に合わせるのは、当然のことです。
そのため、計画的に業務が出来ない保育士は、ダメな保育士ということがいえるでしょう。
仕事が多くて大変ですが、どの業務からやったら良いのか、しっかり優先順位をつけて行うことが大切ですね。
ここまでは、保育士目線からみたダメな保育士の6つの特徴について、お話しました。
- 報連相ができない
- 自分の健康管理ができない
- ネガティブ思考
- 保育者同士の和を乱す行動や言動をする
- 保護者との信頼関係が築けない
- 計画的に業務が出来ない
いかがだったでしょうか?
こうして見てみると、『社会人としてのマナー・行動』ができていない人がダメな保育士ということがわかるのではないでしょうか?
報連相や健康管理は社会人として当然のこと、ましてチームの和を乱すような行動や言動は、マナー違反ですよね。
社会人としてどうあるべきなのか、考え、行動していくことで、他の保育士からの信頼を得ることが出来ます。
しっかり社会人のマナーを守り、勤務していれば問題ありません。
こうしたことがきちんとできているのであれば、自分に自信を持って、子どもたちのために頑張っていただきたいと強く思います。
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【保護者目線】からみたダメな保育士の6つの特徴
子どもがいる家庭で、共働きをしている親御さんにとって、保育園はなくてはならない大切な場所です。
しかし、保育士の対応によっては、保護者から
「この先生には話しかけづらい」
「あの先生、信用できないな…。」
と、思われてしまうことがあります。
大切なお子さんを預かるので、保育士・保護者双方の信頼関係をしっかり築くことが重要です。
できれば、保護者から上記のように思われてしまうことは避けたいですね。
では、保護者から『ダメな保育士』と思われないようにするには、どうしたら良いか、気になりますよね。
私が保育士として勤務した経験と、実際に子どもを育てている私の実姉の話から、保護者目線からみたダメな保育士の6つが見えてきました。
- 挨拶ができない
- 報連相ができない
- 子どもの様子をしっかり伝えられない
- 笑顔がなく常に疲れていそう
- 言葉遣いが悪い
- 偉そうな態度を取る
なぜ、この6つが保護者目線からみたダメな保育士なのか、お話ししていきます。
1.挨拶ができない
保護者目線からみたダメな保育士の1つ目として、『挨拶ができない』ことです。
なぜ挨拶ができない保育士は、保護者からダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- 社会人としてのマナーがないと思われる
- コミュニケーションが取れない
- 話しづらい、嫌な気分になるなど、悪印象を与えてしまう
朝の登園時・夕方の降園時に保護者と対面した時に
「おはようございます。」
「お帰りなさい。」
と、子どもや保護者の目をみて、挨拶することは信頼関係を築くためにも大切なことです。
挨拶をすることは、社会人としてのマナーでもありますよね。
しかし、保育士が挨拶ができないと…
「この先生、挨拶もできないし、社会人としてどうなの…?」
「お迎えにきたのに、挨拶もしてもらえなくて、なんか気分悪い…。」
など、悪い印象を与えてしまう可能性が非常に高いです。
私の実姉も子どもを保育園に預けていましたが、挨拶をしない保育士がいて、悪い印象を持っていたようです。
このような理由から、挨拶ができない保育士は保護者目線からダメな保育士ということができるでしょう。
もちろん、子どもの対応をしているときは挨拶できないこともありますが、保護者も状況を見れば理解してくれる方がほとんどです。
そのため、そのようなときは無理をせず、目の前にいる子どもをしっかりみてあげましょう。
2.報連相ができない
保護者目線からみたダメな保育士の2つ目として、『報連相ができない』ことです。
なぜ報連相ができない保育士は、保護者からダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
保護者が保育士もしくは、保育園に不信感を与えてしまう
朝登園したときに、
- 子どもの体調で気になること
- その他、けがなどの報告
- お迎え時間の変更
- 祖父母のお迎え
など、保護者から連絡事項を聞いた上で、子どもの保育を行います。
そしてお迎え時に、お子さんの様子を保護者に
- 体調の変化
- 怪我の報告と謝罪
など、保育士が子どもに関する重要な情報を、保護者に報告することが求められます。
しかし、保育士が保護者に重要な情報をしっかり報告をしない、もしくは報告ができないと保護者は、不安や不信感を抱いてしまう可能性が高いです。
私の実姉も、「ちょっとした変化も教えてもらわないと、家での様子をしっかり見れないから困る。」と話していました。
おそらく、保育園を利用している親御さんは、私の実姉と同じ気持ちの方がほとんどでしょう。
こうした理由から、報連相ができない保育士は保護者からダメな保育士と見られてしまう可能性が高いといえます。
3.子どもの様子をしっかり伝えられない
保護者目線からみたダメな保育士の3つ目として、『子どもの様子をしっかり伝えられない保育士』です。
なぜ子どもの様子をしっかり伝えられない保育士は、保護者からダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- 保育園での生活の様子を少しでも聞きたい
- 保育士もしくは、保育園に対して不信感につながる
保護者は、自分の子どもが保育園でどのように生活しているのか、詳しく知りたい方がほとんどです。
そのため、お子さんの保育園での様子は、しっかり伝える必要があります。
特に、言葉をうまく話すことができない乳児クラスのお子さんを持つ親御さんは、保育士からの情報がとても大切です。
しかし、子どもの様子を伝えられない保育士は、
「本当にちゃんと見てもらえているのかな…?」
「この保育園に預けていて大丈夫かな…?」
と、不信感につながる可能性もあります。
私の実姉も「保育園の様子をしっかり伝えてくれない先生は、良い印象はなかったな。」と話していました。
こうした理由から、子どもの様子をしっかり伝えられない保育士は保護者目線からダメな保育士ということができるでしょう。
4.笑顔がなく常に疲れていそう
保護者目線からみたダメな保育士の4つ目として、『笑顔がなく常に疲れていそうな保育士』です。
なぜ笑顔がなく常に疲れていそうな保育士は、保護者からダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- きちんと子どものことをみているのか不安になる
- やる気がないと感じる
保育士として勤務している時間は『保育のプロ』として、子どもや保護者には疲れた表情は出さず、どんな場面でもきちんと対応することが大切です。
私の実姉も「いつも笑顔で対応してくれる先生の方が安心だったし、こっちも元気をもらっていたね。」と話していました。
ですが、子どもや保護者の前で、自分の疲れている姿や暗い表情になってしまうと、
「あの先生、大丈夫…?」
「あの状態で子どものことちゃんと見れているのかな…?」
「仕事に対してやる気ないんじゃない?」
このように、悪い印象を持たれてしまう可能性が高いです。
保育士に限らず、常に疲れていそうだったり、笑顔がない人には、話しかけづらいですよね…。
こうした理由から、笑顔がなく常に疲れていそうな保育士はダメな保育士といえるでしょう。
子どもや保護者の前では、『保育のプロ』として、疲れた姿を見せずにきちんと対応することが大切ですね。
5.言葉遣いが悪い
保護者目線からみたダメな保育士の5つ目として、『言葉遣いが悪い保育士』です。
なぜ言葉遣いが悪い保育士は、保護者からダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- 言葉遣いによっては、子どもに悪影響を及ぼす
子どもたちは、保護者や保育士など、自分の身近な大人が使っている言葉を聞いてお手本にしています。
そのため、身近な大人である保護者や保育士が、
- 「すげー、うぜー、だせー」などの語尾を伸ばす言い回し
- 「じゃねぇよ、ふざけんな」などの乱暴な言い回し
- 「うち、お前、あんた、あいつ」などの一人称や二人称。
- 「てゆうーか、◯◯じゃね?、うけるー、超◯◯」など、若い世代が使うくだけた言い回し
- 「マジ、ヤバイ、クソ」などの言葉を連呼する
など
このような言葉遣いをしている場合、子どもは「大人が使っている言葉だから、使っていい。」と認識し、同じような言葉遣いをするようになります。
私の姉も「子どもの前では言葉遣い気をつけないと…。」と注意していることがありました。
保護者は子どもに、「きちんとした言葉遣いができる子に育ってほしい。」と思っている方が多いです。
そのため、保育士も丁寧な言葉遣いをすることが大切です。
こうした理由から、言葉遣いが悪い保育士はダメな保育士といえるでしょう。
6.偉そうな態度を取る
保護者目線からみたダメな保育士の6つ目として、『偉そうな態度を取る保育士』です。
なぜ偉そうな態度を取る保育士は、保護者からダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- コミュニケーションを取っていて不快になる
- 子どもとの関わり方が心配になる
保育士に限らず、偉そうな態度を取る人を見ると、不快な気持ちになりますよね。
保護者に偉そうな態度をしていなくても、保護者の前で保育士が偉そうな態度を取っているのをみてしまうと、
「あの先生、子どもにもあぁいう態度取ってる…?」
「うちの子、嫌な思いしていないかな…?」
など、心配してしまう親御さんがほとんどでしょう。
X(旧Twitter)を見ると、偉そうな態度を取る保育士に不快感を覚えた人や不安に思う親御さんの投稿がありました。
私の姉が利用していた保育園では偉そうな態度を取る保育士はいなかったようです。
しかし、やはり偉そうな態度を取るような保育士がいたら、やはり「警戒したな。」と話していました。
保育士の間でも先輩・後輩の上下関係がありますが、偉そうな態度をすることは、周りにいる子どもや保護者、同僚にも悪影響を及ぼします。
こうした理由から、偉そうな態度を取る保育士はダメな保育士といえるでしょう。
お互いが気持ちよくいられるためにはどうしたら良いか、考えて行動・会話したいですね。
ここまでは、保護者目線からみたダメな保育士の6つの特徴について、お話しました。
- 挨拶ができない
- 報連相ができない
- 子どもの様子をしっかり伝えられない
- 笑顔がなく常に疲れていそう
- 言葉遣いが悪い
- 偉そうな態度を取る
保育士は、毎日保護者から大切なお子さんを預かり、保育する仕事です。
そのため、保護者としっかり信頼関係を築くためには、
- 社会人としてのマナーを守ること
- 子どもの日々の様子や成長を保護者と一緒になって見守る
この2点が、非常に大切だと考えます。
自分が保護者の立場にだったら、
- どんな保育士に子どもをみてもらいたいか
- どんな保育士だったら子どもを任せられるか
このようなことを想像してみると、自然に答えが出てくるかもしれませんね。
\ 人間関係が良好な保育園を探したい! /
\ 少人数制の保育園を探したい !/
【子ども目線】からみた『ダメな保育士の5つの特徴』
「毎日、子どもたちと過ごすのが楽しい!」
このように思う一方で、
「私は子どもたちにとって、ちゃんと『良い先生』になれているのかな…?」
「子どもからみたダメな先生って、どんな先生なんだろう?」
と、悩んでしまうことはないでしょうか?
私も保育士1・2年目、そして主担任として働いた時には、このような悩みを持った経験があります。
ですが、保育士として経験を重ねていくうちに、子ども目線からみた『ダメな保育士の5つの特徴』が見えてきました。
- 子どもにを差別する
- 笑顔がない
- 怒ってばかりで褒めてくれない
- 自分の気持ちに共感してくれない
- 命令口調で指示をする
なぜ、この5つが保護者目線からみたダメな保育士なのか、お話ししていきます。
1.子どもを差別をする
子ども目線からみたダメな保育士の1つ目として、『子どもを差別する』ことです。
もちろん子どもや同僚保育士など、差別することは、社会人・人として決して許される行為ではありません。
しかし、X(旧Twitter)をみてみると、『子ども差別をしている保育士』がいるようです…。
このような保育士がいるのは、本当に悲しく、怒りを覚えます。
なぜ、子どもによって差別をする保育士がいるのか、予想される原因は下記の通りです。
- 自分の言うことを素直に聞かないから
- 友達とのトラブルが多い
- 子どもの顔や性格が自分好み
- 保護者と馬が合う
など
保育園には、さまざまな性格や個性を持ったお子さんが通ってきます。
ですが保育士は、1人ひとりの子どもに平等でかつ、丁寧に接することが求められます。
子どもによって差別するような保育士は、
- 子どもに悪影響を与え、心に傷を負わせる可能性が非常に高い
- 同僚保育士も不快感を感じ、保育士同士の信頼関係にも悪影響をもたらす
こうした理由から、子どもによって差別するような保育士は、子ども目線でみてもダメな保育士といえるでしょう。
子どもはもちろん、同僚の保育士にも悪い影響を与えるだけなので、本当に止めていただきたいですね。
2.笑顔がない
子ども目線からみたダメな保育士の2つ目として、『笑顔がなくて近寄りがたい保育士』です。
なぜ笑顔がなくて近寄りがたい保育士は、子どもからダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- 近寄りがたい
- 怖い印象を持たれやすい
大人でも、相手と話していて『笑顔がない人』をみると、
「愛想がないな…。」
「ムスッとしていて気分悪いな…。」
1度このような態度をされてしまうと、気分が悪くなったり、人によってはちょっと怖い印象を持ってしまったりしますよね?
子どもも同じように、笑顔がない人は近寄りがたく、怖い印象を持ってしまうことが多いです。
私が勤務していた職場にも、笑顔が少ない同僚がいましたが、子どもから声をかけて一緒に遊んでいる姿は少なかったですね…。
こうした理由から、『笑顔がない』保育士は、子ども目線でみてもダメな保育士といえるでしょう。
3.怒ってばかりで褒めてくれない
子ども目線からみたダメな保育士の3つ目として、『怒ってばかりで褒めてくれない保育士』です。
なぜ怒ってばかりで褒めてくれない保育士は、子どもからダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- 子どもが萎縮してしまう
- 自己肯定感が低くなる
- 保育園での生活が苦痛になる
保育士が子どもに注意をする(怒る)場面は、いくつか原因があります。
- お友達にケガをさせてしまった
- 危ないことをしていた など
このような場合は、子どもに注意をしなければいけません。
しかし、子どもが
- お友達におもちゃを貸してあげることができた
- 自分で着替えることができた
など、保育園生活の中で、成長を感じられる場面や頑張ったエピソードも多いはずです。
私も保育士として勤務していたときに、何度もこうした場面をみてきました。
ですが、子どもが良いことをしても褒めてもらえず、怒られてばかりいると、子ども自身が萎縮し、自己肯定感が低くなってしまう可能性も高いです。
そして次第に、保育園に登園するのも苦痛になってしまう可能性もあります。
このようなことがあると、保護者も心配でたまらないですね…。
こうした理由から、『怒ってばかりで褒めてくれない保育士』は、子ども目線でみてもダメな保育士といえるでしょう。
子どもを注意することも当然ありますが、上手にできたことや偉かった行動など、同じくらい褒めてあげることが大切ですね。
4.自分の気持ちに共感してくれない
子ども目線からみたダメな保育士の4つ目として、『自分の気持ちに共感してくれない保育士』です。
なぜ自分の気持ちに共感してくれない保育士は、子どもからダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- 悲しい気持ちになる
- 自己肯定感が低くなる
子どもは保護者はもちろん、保育園の先生にも、自分が楽しかったことや嬉しかったことを共感してもらいたいと思っています。
自分の気持ちを共感してもらえることで、
- 嬉しい気持ちになる
- 自己肯定感が高くなり、人生の幸福度がアップする
など、心身の安定にも繋がります。
そのため、子どもにとって自分の気持ちを共感してもらう経験をすることは、とても大切です。
しかし、自分の気持ちに共感してもらえなかった場合、悲しい気持ちになるだけでなく、自己肯定感が低くなる可能性もあります。
大人でも家族や職場の人などに、自分の気持ちに共感してもらえないと悲しいですよね?
こうした気持ちは、子どもも同じです。
こうした理由から、『自分の気持ちに共感してくれない保育士』は、子ども目線でみてもダメな保育士といえるでしょう。
5.命令口調
子ども目線からみたダメな保育士の5つ目として、『命令口調をする保育士』です。
なぜ命令口調をする保育士は、子どもからダメな保育士と思われてしまうのか、理由は下記の通りです。
- 子どもの意欲を低下させる
- 指示されないと行動できなくなってしまう
生活の中で、やらなければいけないことでも「あとでやれば良いか。」と思って、すぐにやらずに後回しにしていると、
「まだやってないの?早くやりなさい!」
と、命令口調で指示されると嫌な気持ちになるだけではなく、余計にやりたくなくなったり、イライラしたりすることありますよね?
私も母にこうした言い方をされたときに、イライラした経験があります…。
子どもも命令口調で指示されると、同じように意欲的に行動できなくなってしまう可能性が高いです。
また、命令口調をされている場合、自分の意思でその行為を行っているわけではありません。
そのため、誰かに指示や許可をもらわないと行動できなくなってしまう可能性もあり、子どもにとって悪影響になりかねません。
こうした理由から、『命令口調』をする保育士は、子ども目線でみてもダメな保育士といえるでしょう。
「〜やりなさい。」ではなく、「〜やろうね。」など、柔らかい言い方をしてあげることが望ましいですね。
ここまでは、子ども目線からみたダメな保育士の5つの特徴について、お話しました。
- 子どもにを差別する
- 笑顔がない
- 怒ってばかりで褒めてくれない
- 自分の気持ちに共感してくれない
- 命令口調で指示をする
子どもが生まれてから、初めて親元を離れて生活する場所は、『保育園』です。
そのため、保育士との関わりも大切です。
しかし、保育士が間違った対応をしてしまうと、子どもが保育園に通うことが苦痛になってしまう可能性も高くなり、保護者の不信感に繋がります…。
そのようなことがないように、普段から子どもとしっかり向き合い、愛情を持って接することが大切だと考えます。
子どもにとって安心して過ごせるようにすることが、保育士のとても大切な仕事ですね。
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『ダメな保育士』でも少しずつ良い保育士になるために心がけたい10のポイント
ここまでは、『保育士』・『保護者』・『子ども』、それぞれからの視点からみた”ダメな保育士の特徴”について、みてきました。
ですが、もしかしたら、
「私、ネガティブだし、ダメな保育士かもしれない…。」
「今までの保育を振り返ってみると、当てはまるものあったかも…。」
中には、このように感じた人もいるかもしれませんね。
でも、落ち込むのは早いです!
今は、「私はダメな保育士だ…。」と感じてしまっていても、これから自分のペースで少しずつ、『良い先生・良い保育士』になっていけば大丈夫です。
『良い先生』・『良い保育士』になるには、保育技術があることだけではありません。
社会人としてのマナーはもちろんですが、保育士の人柄が非常に大切です。
元保育士の私が、『良い先生』・『良い保育士』になるために心がけていた10このポイントを紹介します。
- ストレスを溜めすぎない
- 自分のことを褒めてあげる
- 自分に合った息抜き方法を知っておく
- ポジティブに変換できるように心掛ける
- 子どもの成長を楽しむ
- 笑顔で子どもや保護者に接するようにする
- 1人で悩みや仕事を抱え込まない
- 小さなことでも報連相を怠らない
- 失敗したことを分析して次に活かす
- 周りの保育士と協力する気持ちを持つ
なぜ、この10このポイントが『少しずつ良い保育士になるために心がけたい』ことなのか、詳しくお話ししていきます。
1.ストレスを溜めすぎない
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の1つ目は、『ストレスを溜めすぎない』ことです。
なぜ、ストレスを溜めすぎないことが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
- 自分の心身の健康のため
- 気持ちに余裕が生まれる
- やる気がみなぎる
保育士に限ったことではありませんが、ストレスが溜まった状態の人は、
- 自分に余裕がない
- イライラする
- 憂鬱な気持ちになる
- 何をしても楽しくない
- 何もしたくない
このような状態になってしまいがちです。
ストレスを抱えたまま子どもの保育をすると、自分の気持ちが落ち着いた状態ではないため、子どもたちも察知してソワソワしてしまうことがあります。
私もこうした経験がありますが、本当に子どもたちが落ち着かず、自分もイライラ、自宅に帰ってから1人反省会をして、負の連鎖でした…。
自分だけでなく、子どもにとっても悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。
こうした理由から、『ストレスを溜めすぎない』ようにすることは、とても大切といえるでしょう。
2.自分のことを褒めてあげる
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の2つ目は、『自分のことを褒めてあげる』ことです。
なぜ、自分のことを褒めてあげることが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
自分を大切にすることができる
大人になると、なかなか人から褒めてもらうことって少なくなりますよね。
むしろ、業務がうまくいかず遅れてしまったり、失敗して怒られてしまうことの方が多いかもしれません…。
私も怒られることはあっても、褒められることはありませんでした。
「仕事に行きたくないな…。」
と思っても、毎日仕事に行き、子どもや保護者、保育以外の業務としっかり向き合っています。
社会人として仕事に行き、業務をこなすことは当たり前なことで、誰も褒めてくれませんが、実は頑張っている証です。
1日の中で起きたほんの些細な出来事でも、ちゃんと自分のことを褒めてあげてください。
小さなことでも自分を褒めるメリットは、
- 自分を認めること
- 自己肯定感を高める
- モチベーションも上がる
このような効果が期待できます。
たとえ、些細なことでも自分を褒めてモチベーションを保つことは、とても大切なことです。
こうした理由から、『自分のことを褒めてあげる』ことは、とても大切なことだといえるでしょう。
3.自分に合った息抜き方法を知っておく
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の3つ目は、『自分に合った息抜き方法を知っておく』ことです。
なぜ、自分に合った息抜き方法を知っておくことが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
- リフレッシュができる
- ストレス解消になる
保育士はやりがいのある仕事の一方で、非常に体力的にも精神的にも大変なことが多いです。
日々の保育はもちろん、書類の作成や行事の準備の業務も多く、
「やってもやっても、仕事に追われてばかり…。」
「なんでこんなに働いているんだろう…。」
このように、思ってしまうことがあります。
私も保育士として働いている時は、何回も思っていました…。
しかし、自分に合った息抜き方法を知っておくことで、ストレス発散になったり、上手くリフレッシュすることができるので、
「また頑張ろう!」
と、前向きに考えることができることがあります。
自分の心身の状態を守りながら、子どもたちと楽しく過ごすために、自分の息抜き方法を知ることは、とても大事なことです。
こうした理由から、『自分に合った息抜き方法を知っておく』ことは、とても大切といえるでしょう。
4.ポジティブに変換できるように心掛ける
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の4つ目は、『ポジティブに変換できるように心掛ける』ことです。
なぜ、ポジティブに変換できるように心がけておくことが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
- 気持ちが明るくなる
- 不安な気持ちが和らぐ
嫌なことがあったり、不安な気持ちがあると、どうしても『ネガティブ』になってしまうことってありますよね。
しかし、ずっとネガティブに考えてしまうと、
- 表情が暗くなる
- 笑顔を作っても無理しているのがわかる
- 仕事が手につかない
など、自分の気持ちに余裕がなくなってしまい、物事がうまくいかなくなることがあります。
ですが、それはできるだけ避けたいことですよね。
ですが、今ネガティブに考えている方も、ほんの少しだけポジティブに変換してみるのはどうでしょう?
例えば、
- 失敗した→今回は成功へのかけ橋になった
- 不幸になった→これから幸せになれる
- 先輩に怒られた→またひと回り成長できる
このように考えてみると、少し前向きに考えられそうではないでしょうか?
子どもたちは、笑顔で遊んでくれる先生が大好きです。
そのため保育士がネガティブな気持ちのままでいると、子どもたちも不安な気持ちになってしまうこともあります。
こうした理由から、『ポジティブに変換できるように心掛ける』ことは、とても大切といえるでしょう。
最初は難しいですが、少しずつポジティブ思考になれると良いですね。
5.子どもの成長を楽しむ
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の5つ目は、『子どもの成長を楽しむ』ことです。
なぜ、子どもの成長を楽しむことが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
- 子どもの喜びを共感することができる
- 保護者と一緒に子どもの成長を喜ぶことができる
子どもは日々の生活の中で、心や身体だけでなく、友達や保育士との関わりを通して日々成長しています。
例えば…
- 以前は、おもちゃの取り合いをしてしまったけど、今日はトラブルにならずにおもちゃの貸し借りができた
- 前は体調を崩してしまいがちだったけど、この1ヶ月間は体調を崩さずに元気に登園することができた
など、こうしたことも成長の1つです。
また、子ども自身も、
- 先生の力を借りずに1人でできた!
- ちゃんとお友達と仲良く遊べた!
というような成功体験を繰り返すことで、次第に自信を持てるようになります。
こうした子どもたちの姿に、保育士として、
「成長しているな。」
「嬉しいな。」
と感じるとともに、『やりがい』を感じる人が多いのではないでしょうか?
私も子どもの成長を感じられたときは、とても嬉しかったですし、早く親御さんに報告したかったですね。
親御さんも、自分の子どもの成長を保育士と一緒に共有してもらえると、嬉しい気持ちになる人がほとんどです。
こうした理由から、『子どもの成長を楽しむ』ことは、とても大切なことだといえます。
ぜひ、子どもの成長をしっかりみて、できたこと、偉かったことなど、たくさん褒めてあげてください。
そうすることで、子どもや保護者から信頼されるようになり、保育士として自信をつけることができるでしょう。
6.笑顔で子どもや保護者に接するようにする
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の6つ目は、『笑顔で子どもや保護者に接するようにする』ことです。
なぜ、笑顔で子どもや保護者に接するようにすることが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
- 笑顔を見ると安心感が生まれる
- 良好な信頼関係が築くことができる
子どもや保護者の前で笑顔がないと、
「先生、笑顔がなくて、ちょっと怖い…。」
「安心して子どもを預けられないな…。」
などの悪い印象を与えてしまい、信頼関係を築くことができません。
ですが、自分の保育に自信が持てなくても、笑顔で子どもや保護者と接することで、
「いつも笑顔で出迎えてくれて、気持ちがいい。」
「先生、いつも笑顔で対応してくれるから、安心できる。」
と、印象が良くなるだけでなく、笑顔で接することで良好な信頼関係を築くことができるようになります。
子どもや保護者としっかり信頼関係を築くことができるだけでも、自信に繋がり、前向きに考えられることも多いです。
こうした理由から、『笑顔で子どもや保護者に接するようにする』ことは大切なことだといえます。
安心して子どもたちが通える、保護者も安心して預けることができるようにするためにも、『笑顔』でいることを心がけていきたいですね。
7.1人で悩みを抱え込まない
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の7つ目は、『1人で悩みを抱え込まない』ことです。
自分の悩みを人に伝えることが苦手だったり、遠慮してなかなか相談することができない方もいますよね。
私もなかなか自分の悩みを相談することが苦手で、1人で抱えてしまいがちでした…。
もし、悩みを1人で抱えてしまうと、
- 自然な笑顔が作れなくなる
- 常に不安な気持ちになる
- 物事を前向きに考えられなくなってしまう
このような状態に陥ってしまうと、子どもの保育や保育以外の業務にも支障が出てきてしまう可能性もあります。
しかし、家族や友人、職場の先輩など、自分が信頼できる人に悩みを打ち明けることで、
- 自分の気持ちを理解してもらうことで、安心感に繋がる
- 人に話すことで、解決策の糸口が見えてくる可能性もある
- 周りの人から助けてもらいやすくなる
このように、周囲からのサポートを受けながら、自分の中で少しずつ前向きに考えられるようになる可能性が高いです。
こうした理由から、『1人で悩みを抱え込まない』ことは、とても大切といえるでしょう。
8.小さなことでも報連相を怠らない
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の8つ目は、『小さなことでも報連相を怠らない』ことです。
なぜ、小さなことでも報連相を怠らないことが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
- 周囲から信頼されるようになる
- ミスを防ぐことにも繋がる
保育士の仕事に限らず、小さなことでも報連相を怠ってしまうと、
- 業務をスムーズに進めることができず、周囲の人に迷惑をかけてしまう
- 連携が取れていないがために、ミスが続いてしまう
このようなことが起きる可能性があります…。
ですが、小さなことでも報連相を行うことで、周囲の人との連携が取れることだけでなく、
「しっかり仕事をしてくれているな。」
「ちゃんと報連相もできるから、安心して任せることができるな。」
と、周囲の人から信頼されるようになり、人間関係も良好になる可能性が高いです。
特に保育園の場合は、子どもの様子がいつもと感じた場合は、保育士全員で情報を共有し、注意深くみることが求められます。
どんな些細なことでも、自分の感じたことをしっかり伝え、周囲の人と情報を共有しながら業務を行うことが大切です。
こうした理由から、『小さなことでも報連相を怠らない』ことは、とても大切といえるでしょう。
一緒に働く保育士同士はもちろん、保護者からも信頼されるためには、報連相はしっかり行うことが大事ですね。
9.失敗したことを分析して次に活かす
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の9つ目は、『失敗したことを分析して次に活かす』ことです。
なぜ、失敗したことを分析して次に活かすことが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
自分の保育技術の向上のため
子どもの保育を行い、一息ついたときに、自分の保育や仕事について振り返り、反省することもあると思います。
その中で、うまく対応できたこともあれば、うまく対応できずに困ってしまったこともあるでしょう。
うまく対応できなかったことに対して、
「もう少し声かけを工夫してあげればよかったな…。」
「なんであのとき、対応できなかったんだろう…。」
このように落ち込んでしまいがちですが、
- なぜうまくできなかったのか?
- どうしたらうまくいくのか?
など、上手くできなかった理由を分析し、次に活かすことで、自分の経験値も上がるだけでなく、保育技術も向上することが期待できます。
こうした理由から、『失敗したことを分析して次に活かす』ことは、とても大切なことだといえます。
10.周りの保育士と協力する気持ちを持つ
『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』の10こ目は、『周りの保育士と協力する気持ちを持つ』ことです。
なぜ、周りの保育士と協力する気持ちを持つことが良い保育士になるために必要なのか、理由は下記の通りです。
良好な信頼関係を築くことができる
子どもを保育することは、1人でできることではありません。
必ず周囲の人と協力し、助け合いながら行うからこそ、質の高い保育をすることができます。
また保育士同士が協力し、助け合いながら保育をしているクラスは、保育士同士の人間関係が良好な場合が多く、クラスの雰囲気も良いです。
保護者も保育士同士の人間関係が良好で、子どもも笑顔が多いクラスの方が安心ですよね。
こうした理由から、『周りの保育士と協力する気持ちを持つ』ことは、とても大切なことだといえます。
子どもの健やかな成長のためにも、保育士同士が協力し、助け合いながら質の高い、良い保育を提供してあげたいですね。
ここまでは、『良い保育士になるために心がけたい10のポイント』について、お話しました。
- ストレスを溜めすぎない
- 自分に合った息抜き方法を知っておく
- ポジティブに変換できるように心掛ける
- 1人で悩みや仕事を抱え込まない
- 小さなことでも報連相を怠らない
- 笑顔で子どもや保護者に接するようにする
- 子どもの成長を楽しむ
- 自分のことを褒めてあげる
- 失敗したことを分析して次に活かす
- 周りの保育士と協力する気持ちを持つ
できるだけ早く、
「良い保育士になろう!」
「早く『良い保育士だね。』って思ってもらえるようになろう!」
このように焦ってしまう人もいらっしゃると思います。
しかし、早く良い保育士になろうとするあまり、かえって空回りをして失敗してしまうことも考えられます。
そうするとモチベーションも下がり、ミスをしてしまうなど、負の連鎖に陥ってしまう可能性も高いです。
そのため、無理して良い保育士になろうとせずに、少しずつ経験を重ね、自分のペースで良い保育士になっていくことが大切です。
目の前にいる子どもたちと向き合いながら、今できる自分の保育を提供してあげてください。
そうすることで、きっと自分に自信がつき、良い保育士に成長できると思います。
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まとめ
この記事では、保育士・保護者・子ども目線それぞれからみたダメな保育士の特徴や、少しずつ良い保育士になれば良い理由について、まとめました。
ダメな保育士の特徴は、下記の通りです。
- 保育士同士・保護者に報連相をしない
- 悪口を言ったり、威圧的な態度を取ったりするなど、保育士同士の和を乱すような行動や言動をする
- 挨拶や笑顔もなく、愛想が悪い
- 言葉遣いが悪く、子どもの様子を伝えられない
- 子どもの気持ちに共感することができない
- 怒ってばかりで褒めてくれない
いかがでしたか?
保育士としての経験を踏まえて、本当に良い保育士は、
- 子どもの成長を保護者と一緒に喜ぶことができる
- 子どもの気持ちに寄り添ってあげる
- 周囲の人と協力・声を掛け合いながら業務を進めることができる
このようなことが自然とできる人ではないでしょうか。
「今、自分はダメな保育士…。」と、思ってしまっている方、一度リラックスし、気持ちをリセットしてみましょう。
そうすることで自分の頭の中も整理され、前向きな気持ちで保育することができるかもしれません。
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