「子どもたちは好きだけど、このまま保育士を続けるのはしんどいな…」
「保育士の仕事は大変だし、もう二度とやりたくない!」
保育士の仕事って、意外としんどいですよね…。
「保育園では働きたくないけれど、子どもは好きだから、子どもと関われる仕事に転職したい!」
「一旦、保育から離れた場所で働きたい…。だけど、保育士以外のスキルがないから転職を躊躇っている」
こうしたお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、元保育士の経験がある私が二度と保育士をやりたくないと感じた理由や、保育士を辞めてよかったこと、保育士の経験を活かした異業種を8つ紹介します。
この記事を読んでいただくことで、保育士を二度とやりたくない(離職率が高い)理由や、保育士は保育園以外にも働くことができる職業ということがわかっていただけるかと思います。
保育士の資格を活かして転職したい方も、一旦保育から離れて転職したい方も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
もう限界…!元保育士が語る「保育士を二度とやりたくない」と感じた9つの本音
「保育士って、本当はキラキラした仕事じゃないのかも…?」
そう思ったことはありませんか?
あなたは今、保育士の仕事の現実に直面し、理想とギャップを感じているかもしれません。
そんな風に悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
実は、私も保育士として働いていた時、同じように感じていました。
そこで今回は、私が実際に経験した「保育士を二度とやりたくない」と感じた9つの理由を、包み隠さずお伝えします。
- 職場の人間関係
- 給料が少なすぎる
- 有給や希望休が通りにくい
- サービス残業が常態化
- 持ち帰り仕事が当たり前
- 心身の疲れが取れない
- 肩こり・腰痛に悩まされる
- 勤務のローテーションが大変
- 保護者対応の難しさ
これらの理由を詳しく知ることで、
きっかけになるはずです。
これからご紹介する内容は、決して明るい話ばかりではありません。
しかし、同じ経験をした私だからこそ伝えられることがあると思っています。
ですが、どうか最後まで読んで、あなたの未来を考えるヒントにしてください。
1.職場の人間関係
保育士を二度とやりたくない理由の1つ目は、『職場の人間関係』です。
女性が多い職場特有の難しさ、ありますよね。
私が保育士として働いていたときのことです。
当時、同じクラスを担当していたA先生は、言い方がキツく、「そんなふうに言わなくても…。」と思うことが多くありました。
例えば、私が少しミスをしてしまったときです。
子どもたちがお昼寝しているときや降園したときなどに、
何度もミスされたら困るんだよね。
どうしてちゃんとできないの?
と、叱責されたこともありました。
ミスをしてしまったことは反省していますが、A先生の言い方がきつかったと感じ、私はとても傷つきました。
皆さんも先輩保育士から叱責されたとき、
「そこまで言わなくても…。」
「そんな言い方、ひどい…」
そう思ったことはありませんか?
保育士の職場は、女性が多いということもあり、人間関係が複雑になりがちです。
年齢や経験年数、性格などが異なる人たちが、狭い空間で長時間一緒に過ごすため、摩擦が生じることも少なくありません。
「人間関係に悩まず、子どもたちのために働きたい!」
このように思い、3回転職しましたが、残念ながら、どこに行っても似たような状況だったんです…。
保育士の人間関係の難しさは、私にとって大きな壁でした。
厚生労働省の調査でも、保育士が退職する理由のトップは「職場の人間関係」なんです。
私も、「子どもが好き」という気持ちだけで、なんとか仕事を続けていましたが、心身ともに疲れ果ててしまい…。
「なんのために保育士になったんだろう?」
「なんのために仕事をしているんだろう?」
と、自問自答する日々でした。
あの頃は、本当に「保育士を二度とやりたくない」と感じることが多かったですね。
きっと、同じように悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
多くの人が、職場の人間関係で悩んで、保育士という仕事から離れていっているんです。
職場の人間関係って、本当に難しいですよね。
保育士の職場の人間関係で悩んでいる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
職場の人間関係のリスクや対処法について、詳しく解説しています。
また、悪口を言われて悩んでいる方は、こちらの記事も読んでみてください。
悪口に悩まされず、前向きに仕事に取り組むためのヒントが得られるはずです。
こうした理由から、『職場の人間関係』は、保育士を二度とやりたくない理由の1つと言えるでしょう。
2.給料が少なすぎる
保育士を二度とやりたくない理由の2つ目は、『給料が少なすぎること』です。
保育士の仕事は責任重大で、体力も使うし、残業や持ち帰り仕事も多いですよね。
なのに、もらえる給料は雀の涙ほど…。
これって、本当に悲しい現実です。
私は、2010~2015年の5年間、保育士として働いていましたが、朝から晩まで働いて、残業しても、持ち帰り仕事をして休日も潰れても、もらえる給料は18万円程度でした。
そこから社会保険や給食費などが引かれ、手取りは12万円くらいにしかならないのです。
毎月、給料明細を見るたびに、「あれ?こんなに働いたのに、これだけ?」と、がっかりしていました。
自分の使えるお金が限られていると、将来が不安になりますよね。
貯金もしたいけど、なかなかできない。
おしゃれもしたいし、旅行にも行きたいけど、我慢ばかり…。
令和4年度現在、日本全国の平均年収は、約458万円、保育士の平均年収は約391.4万円と言われています。
責任の重さや仕事量を考えると、この差は大きすぎると感じませんか?
「このままじゃ、将来が不安すぎる!」と思って、副業も考えました。
ところが、副業をすることは禁止されていたのです。
ですが、私は
職場にバレずに副業する方法はないだろうか…?
そう悩んだ私は、こっそりフリマアプリで壁面を作って販売したこともありました。
しかし、ほんのお小遣い稼ぎにしかならず、副業として成り立たなかったので、1人暮らしをするのは無理でした。
実家暮らしでも、生活費を入れるのがやっとで、自分のために使えるお金はほとんどありませんでした。
「こんなに頑張って働いているのに、なんでこんなに苦しいんだろう…」
きっと、同じように悩んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか?
生活のために、好きな仕事を諦めなければいけないなんて、本当につらいですよね。
こうした理由から、給料が少なすぎるのは、保育士を辞めたいと思う大きな理由の1つです。
3.有給や希望休が通りにくい
保育士を二度とやりたくない理由の3つ目は、『有給や希望休が通りにくいこと』です。
保育士不足って、本当に深刻な問題ですよね。
どこの保育園も、常に人手不足で、ギリギリの人数で毎日を過ごしているところが多いのではないでしょうか。
そんな状況なので、「休みたい」と希望を出しても、「人がいないから困る」と断られてしまうことがよくあります。
実際、私も希望休を断られた経験があります。
姉が第二子を出産したときのことです。
母が上の子を預かることになっていたのですが、1日だけどうしても予定がつかず、
その日だけ仕事を休んで、代わりに面倒みてほしい
と頼まれました。
「仕方ない、希望休を出そう」と思って園長先生に相談したのですが…、
その日は、どうしても人がいないから困る。職場に連れてきて良いから、出勤して欲しい
そう言われてしまったんです。
結局、姉と母とも相談し、「それでも良いよ。」と言ってもらうことができたので、上の子を連れて仕事に行きました。
幸い、他の先生方にも協力してもらうことができ、安心しました。
しかし、やっぱり上の子にとっては慣れない環境だったので、落ち着いて仕事をすることができませんでしたね…。
休みが取れないだけでなく、有給休暇も、夏休み以外はほとんど使えませんでした。
お盆シーズンは、保護者が長期休暇となるため、子どもの人数も減る傾向があるので、まとまった休みを取得することができます。
しかし、それ以外の時期は、有給休暇を取得しようとしても、「人がいないから」という理由で断られてしまうことが多かったのです。
事前に希望休を提出しても、認められることは稀でしたね。
プライベートの予定が立てにくい上に、体調を崩した時でも、簡単に休むことが難しく、少し微熱が出て体がだるくても出勤せざるを得ない状況でした。
それだけ、保育士の人数が足りておらず、ギリギリの状態だったんです。
「自分の体調よりも、子どものこと、職場のことを優先しなきゃいけないんだ…。」
そう思うと、本当に辛かったです。
きっと、同じように悩んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか?
自分の時間も大切なのに、なかなか休めない。
そんな状況が続くと、本当に辛いですよね。
もし、あなたが休むことに罪悪感を感じてしまったり、職場の人手不足が原因で休みづらいと感じているなら、こちらの記事も読んでみてください。
罪悪感を感じずに休むための方法や、人手不足の職場における休暇の取り方について解説しています。
もし、あなたが有給休暇や希望休の取得に悩んでいるなら、労働基準法や、保育士の労働条件に関する情報を確認してみるのも良いかもしれません。
こうした理由から、有給や希望休が取りにくいのは、保育士を辞めたいと思う大きな理由の1つです。
4.サービス残業が常態化
保育士を二度とやりたくない理由の4つ目は、『サービス残業が常態化していること』です。
保育士の仕事って、子どもの保育以外にも、本当にたくさんの業務がありますよね。
毎日、時間に追われている保育士さんも多いのではないでしょうか。
でも、勤務時間内にこれらの業務をすべて終わらせるのは、ほとんど不可能に近いのが現実です。
だって、子どもの保育中は、子どもから目を離すことはできません。
となると、子ども以外の業務ができる時間って、限られてしまいますよね。
結局、勤務前の時間や、子どもが降園した後などに、残って作業するしかありません。
私も、毎日、勤務終了後に保育園に残ってサービス残業をするのが日常茶飯事でした。
「今日は早く帰りたい…」と思っても、なかなかそうはいきません。
「これが、保育士の仕事だから仕方ない…」
そう自分に言い聞かせていましたが、やっぱり納得できない気持ちもありました。
それに、残業代が出ない保育園も多いんですよね。
私の場合、病院内保育所で勤務したときだけ、残業代が支給されました。
「保育士の仕事は、子どもを保育している時間だけが仕事として認められるんだ…。」
そう思ったことで、改めて
「書類を記入したり、壁面を作ったりするのは、仕事じゃないの?」
と疑問に思いました。
保育士の仕事には、子どもの保育以外にも、たくさんの業務があります。
しかし、多くの保育園では、これらの業務を行う時間に対する対価が支払われていません。
サービス残業が常態化している保育業界の現状について、詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
きっと、同じように悩んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか?
自分の時間やプライベートを犠牲にして、サービス残業を続けるのは、本当に辛いですよね。
こうした理由から、サービス残業が常態化しているのは、保育士を辞めたいと思う大きな理由の1つです。
5.持ち帰り仕事が当たり前
保育士を二度とやりたくない理由の5つ目は、『持ち帰り仕事が当たり前になっていること』です。
保育園で働いていると、子どもたちの保育をしながら、事務作業や制作をする時間って、なかなか取れないですよね。
子どものお昼寝中や、保育終了後に、少しでも作業を進めようと思っても、なかなか集中できないし、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
「今日も、全然終わらなかった…」
そう思って、重い気持ちで保育園を後にすることも少なくありませんでした。
サービス残業をして、少しでも仕事を終わらせようとしても、終わらない仕事は山積み…。
結局、毎日のように仕事を持ち帰り、週末も家で仕事をするのが当たり前になっていました。
「せっかくの休みなのに…」と思いながらも、やらなければいけない仕事が多くて、なかなかリフレッシュできない日々…。
「これが、保育士の仕事だから仕方ない…」
そう自分に言い聞かせていましたが、心の中では「なんでこんなに仕事ばかりなんだろう…」とモヤモヤしていたことが多かったです。
当然、仕事を持ち帰ると、自分の時間や睡眠時間を削ることになり、常に疲れを感じて精神的にも肉体的にも限界を感じていました。
きっと、同じように悩んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか?
きっと、同じように悩んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか?
自分の時間やプライベートを犠牲にして、持ち帰り仕事を続けるのは、本当に辛いですよね。
こうした理由から、持ち帰り仕事が当たり前になっているのは、保育士を辞めたいと思う大きな理由の1つです。
6.心身の疲れが取れない
保育士を二度とやりたくない理由の6つ目は、『心身の疲れが取れないこと』です。
保育士の仕事は、子どもの命を預かる責任の重い仕事です。
子どもたちの安全を守り、健やかな成長をサポートするために、常に気を張っていなければならないため、心身ともに大きな負担がかかります。
私も例外ではありませんでした。
所定労働時間に加えて毎日の残業や持ち帰り仕事があり、休む時間も自分の時間もほとんどありませんでした。
職場でも自宅でも仕事ばかりで、常に時間に追われ、頭の中は仕事でいっぱいの状態に…。
心身ともに疲れ果て、余裕もなく、趣味を楽しむ気力もありませんでした。
きっと、あなたも
と感じているのではないでしょうか。
保育士の仕事は、やりがいのある仕事ですが、心身が健康でなければ、子どもたちと笑顔で向き合うことは難しいです。
心身の疲れが取れない状態が続くと、仕事のパフォーマンスが低下するだけでなく、燃え尽き症候群やうつ病などの精神疾患を引き起こす可能性もあります。
そうなると、自分では気づかないうちに「ダメな保育士」の特徴に当てはまってしまうかもしれません。
心身の疲労を放置すると、自分自身の健康を損なうだけでなく、子どもたちの安全や成長にも悪影響を及ぼす可能性があります。
保育士として、子どもたちと真摯に向き合い続けるためにも、心身の健康管理は非常に重要です。
こうした理由から、『心身の疲れが取れないこと』は、保育士を辞めたいと感じる大きな理由の1つと言えるでしょう。
7.肩こりに悩まされる
保育士を二度とやりたくない理由の7つ目は、『肩こり・腰痛に悩まされること』です。
保育士の仕事では、子どもを抱っこやおんぶすることが頻繁にあります。
特に0歳児や1歳児クラスを担当すると、肩や腰への負担はかなりのものになります。
私の場合、0〜2歳児クラスを受け持つことが多かったです。
0歳児クラスの時は、毎日おんぶや抱っこをしていて、常に肩が痛くて悩んでいました。
1歳児クラスになると、抱っこの回数は減るものの、今度は子どもたちの体重が増えているため、抱っこやおんぶの負担は大きくなりました。
あなたも、同じように肩や腰の痛みで悩んでいませんか?
重いものを持ち上げたり、長時間同じ体制でいたりすることで、身体に負担がかかり、痛みや凝りが出やすくなります。
実際、私の周りでも肩や腰を痛めてしまう保育士は多かったです。
中には、慢性的な痛みに悩まされ、整形外科に通院しながら勤務していた人もいました。
2~5歳児クラスを担当する場合でも、子どもと視線を合わせるために、中腰やしゃがむ姿勢をとることが多く、腰や足を痛めてしまう保育士もいます。
また、保育士は書類作成も多く、私の頃は手書きが主流でしたが、最近はパソコンを導入している園も増えているようです。
長時間パソコンに向かう作業も、肩こりの原因になります。
保育士の仕事は、身体への負担が大きい仕事です。
肩こりや腰痛は、保育士にとって避けては通れない悩みと言えるでしょう。
こうした理由から、『肩こり・腰痛に悩まされること』は、保育士を二度とやりたくない理由の1つです。
8.勤務のローテーションが大変
保育士を二度とやりたくない理由の8つ目は、『勤務のローテーションが大変なこと』です。
多くの保育園では、早番・日勤・遅番と、勤務時間が異なるローテーションを組んでいます。
ローテーション勤務は、毎日勤務時間が変わるため、生活リズムが崩れやすいというデメリットがあります。
私の場合、遅番の翌日に早番という勤務もありました。
遅番の日は、勤務を終えて帰宅するのが21時過ぎ。
そこから持ち帰った書類作成などを済ませると、就寝時間は24時を回ってしまうこともありました。
そして、翌日は早番のため、5時には起床しなければなりません。
睡眠時間は、わずか4〜5時間程度。
そんな生活を繰り返していると、慢性的な睡眠不足に陥り、心身ともに疲れが溜まっていく一方でした。
疲れが溜まった状態で、子どもたちの安全を守り、笑顔で保育をするのは、本当に大変なことでした。
集中力も途切れがちになり、些細なミスが増えてしまうこともあり、子どもたちに申し訳なかったですね。
保育園の開園時間を考えると、早番・日勤・遅番のローテーション勤務は避けられない場合も多いです。
しかし長時間労働や不規則な勤務体系は、保育士の離職率を高める要因の1つとも言われています。
保育士不足が深刻化する中、より働きやすい環境を作るためには、勤務体制の見直しが必要不可欠です。
こうした理由から、『勤務のローテーションが大変なこと』は、保育士を二度とやりたくない理由の1つです。
9.保護者対応の難しさ
保育士を二度とやりたくない理由の9つ目は、『保護者対応の難しさ』です。
子どもが保育園で生活している以上、怪我をしてしまったり、怪我をさせてしまったりした場合、保護者の方へ報告しなければならない場面は少なくありません。
そんなとき、保育士としてどのように伝えるか、言葉の選び方一つで保護者との信頼関係に大きな溝ができてしまう可能性もあり、常に注意が必要です。
例えば、保育中に子どもが転んでしまい、軽い擦り傷ができてしまったとします。
きちんと状況を説明し、謝罪の言葉を伝えても、保護者の方から
またですか…。
という表情をされた時には、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
子どもを預ける保護者の方々は、我が子を大切に思う気持ちは皆同じです。
保育士として、保護者の方々とのコミュニケーションをどのように取れば良いのか、常に頭を悩ませていました。
もし、保護者の方とのコミュニケーションで悩んでいる方がいれば、こちらの記事も参考にしてみてください。
この記事では、保育士として勤務した私が、子どもや保護者から言われて嬉しかった言葉を紹介しています。
また、保護者から信頼されるために、どのようなことを心掛けていたのかについても触れているので、きっと参考になるはずです。
保護者対応の難しさは、保育士の仕事における大きなストレス要因の1つであり、退職を考えるきっかけとなることもあります。
そのため、『保護者対応の難しさ』は、保育士を二度とやりたくない理由の1つと言えるでしょう。
ここまでは、私が実際に保育士として働いていた中で、二度とやりたくないと感じた9つの理由をお話しました。
- 保育者同士の人間関係
- 給料が少なすぎる
- 有給や希望休が通りにくい
- サービス残業が常態化
- 持ち帰り仕事が当たり前
- 心身の疲れが取れない
- 肩こりに悩まされる
- 勤務のローテーションが大変
- 保護者対応の難しさ
これらの経験を通して、私は保育士という仕事の厳しさを改めて実感しました。
保育士は、子どもたちの成長を支える、やりがいのある素晴らしい仕事ですが、その一方で、多くの困難や課題を抱えていることも事実です。
もし、あなたが今、保育士として働きながら、これらの悩みを抱えているのであれば、どうかご自身を責めないでください。
もし、あなたが今、保育士として働きながら、これらの悩みを抱えているのであれば、どうかご自身を責めないでください。
あなたは決して一人ではありません。
そして、もし、あなたが「保育士を辞めたい」と感じているのであれば、勇気を出して一歩踏み出してみてください。
新しい道を選ぶことは、決して怖いことではありません。
あなたの未来が、より輝かしいものになることを心から願っています。
保育士を辞めて人生激変!?元保育士が語る「辞めてよかった」5つのこと
「保育士を辞めたいけど、本当に辞めていいのかな…」
そう悩んでいませんか?
保育士の仕事は、責任感と体力、そして精神力が求められる、とてもハードな仕事です。
だからこそ、「辞めたい」と思う気持ちがある一方で、
「辞めて後悔しないかな…」
「辞めた後、ちゃんと生活していけるかな…」
そんな不安を抱えている方もいるでしょう。
保育士を辞めるかどうか、悩んでいる時って、本当に気持ちが揺れ動きますよね。
実は、私も保育士として働いていたときは、「辞めたい」という気持ちと「でも…」という不安な気持ちの間で、何度も葛藤しました。
だからこそ、あなたの気持ちがよく分かります。
今回は、そんな葛藤を乗り越え、保育士を辞めた私が実感した「辞めてよかった」5つのことについてお話しします。
- 肩こりが改善された
- 長時間労働から解放された
- プライベートが充実した
- 人間関係が楽と感じた
- 残業代が支給されるようになった
「保育士を辞めたいけど、一歩踏み出せない」
「辞めた後、どうなるのか不安」
そんな風に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
1.肩こりが改善された
保育士を辞めてよかったと実感する理由の1つ目は、『肩こりが改善されたこと』です。
保育士の仕事では、子どもを抱っこやおんぶすることが頻繁にありますよね。
特に、0歳児や1歳児クラスを担当すると、肩や腰への負担はかなりのものになります。
毎日、子どもたちを抱っこしたり、おんぶしたりすることで、肩や腰に大きな負担がかかっていました。
いくらマッサージをしても、肩こりが解消されず、辛かったです。
しかし、保育士を辞めてからは、子どもを抱っこやおんぶする機会が全くなくなったので、肩や腰への負担が軽減されました。
あれ?そういえば、最近肩が凝ってないな?
そう感じるようになったのです。
もちろん、重い荷物を持ったり、長時間パソコン作業などをしたりすると肩が凝ることはありますが、保育士として働いていた頃に比べると、肩こりの頻度や辛さは格段に減りました。
保育士時代は、慢性的な肩こりに悩まされ、体の痛みだけでなく、精神的なストレスだったんです。
しかし、保育士を辞めてからは、肩こりが改善されたおかげで、心も体も軽くなり、毎日を笑顔で過ごせるようになりました。
体の痛みから解放されたことで、心にもゆとりが生まれ、以前よりずっと快適に過ごせるようになったと感じています。
これらの理由から、肩こりが改善されたことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
2.長時間労働から解放された
保育士を辞めてよかったと実感する理由の2つ目は、『長時間労働から解放されたこと』です。
保育士として働いていると、毎日が長時間労働で、本当に大変ですよね。
所定労働時間に加えて、毎日のように残業をし、仕事の後も、土日も自宅に仕事を持ち帰るのが当たり前の日々…。
「仕事が終わらない…」
「明日も仕事なのに…」
保育士として働いていると、毎日が長時間労働で、本当に大変ですよね。
きっと皆さんも、仕事とプライベートが混ざり合ってしまい、心身ともに休まることができないと感じているのではないでしょうか?
私も、保育士として働いていた頃は、毎日が仕事漬けで、自分の時間を持つことができませんでした。
常に時間に追われ、心身ともに疲弊していました。
しかし、保育士を辞めてからは、状況が一変。
現在は、保育士以外の仕事に転職し、定時に退社することがほとんどです。
残業はありますが、以前のように毎日長時間働くことはなくなり、体力的にも精神的にも、以前より楽になりました。
毎日を快適に過ごせるようになり、今では、あの頃の忙しさが嘘のようです。
これらの理由から、長時間労働から解放されたことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
3.プライベートが充実した
保育士を辞めてよかったと実感する理由の3つ目は、『プライベートが充実したこと』です。
保育士として働いていると、自分の時間を持つことは難しいのが現状ですよね。
私も仕事が終わって家に帰っても、持ち帰り仕事に追われて、なかなかゆっくり休むことができませんでした。
しかし、保育士を辞めてからは、自分の時間を持つことができるようになりました。
「今日は、仕事帰りに新しい洋服を見に行こうかな」
「明日は、友達と久しぶりにカフェ巡りに行こう」
「来月は、ずっと行きたかった旅行に行ってみよう」
そうやって、自分のやりたいことを実現できるようになったことが、本当に嬉しいです。
自分の好きなことをしたり、大切な人たちと過ごす時間を増やしたりすることで、心にも余裕が生まれました。
プライベートを充実させることは、心身の健康にも繋がります。
自分らしく、笑顔で過ごせる毎日を大切にしたいですね。
これらの理由から、プライベートが充実したことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
4.人間関係が楽と感じた
保育士を辞めてよかったと実感する理由の4つ目は、『人間関係が楽と感じたこと』です。
保育士の職場の人間関係って、本当に難しいですよね。
私も、保育士として働いていた頃は、人間関係で苦労することが多かったです。
周りの先生とうまくコミュニケーションを取ることができず、孤立してしまうこともありました。
「なんで、私だけ…」
「どうすれば、みんなと仲良くなれるんだろう」
そう悩んでいた時期もありました。
今の職場では、以前のような人間関係の難しさを感じることはほとんどありません。
例えば、困ったことがあれば、周りの人がすぐに助けてくれるなど、以前の職場では考えられなかったような出来事がたくさんあります。
人間関係で悩むことが、こんなに減るなんて思ってもみませんでした。
もちろん、職場によって多少の違いはありますが、保育士の職場に比べると、人間関係がシンプルで、過ごしやすいと感じています。
以前は、
「周りの人にどう思われるか」
「どうすれば嫌われないか」
と、常にビクビクし、些細なことで陰口を言われたり、仲間外れにされたりするのが怖くて、いつも周りの顔色を伺っていました。
そのため、保育士を離れてみて、改めて保育士の人間関係の難しさや狭さを感じました。
保育士の職場は、女性が多いということもあり、どうしても人間関係が複雑になりがちです。
狭い世界で、毎日顔を合わせていると、些細なことが気になってしまったり、周りの人と比べてしまったりすることも多いでしょう。
もちろん、今の職場でも、人間関係が全くないわけではありません。
相性や考え方が合わない人がいるのも事実です。
それでも、以前の職場のような息苦しさはなく、
「保育士の頃に比べたら、全然マシだな」
「これくらい、大丈夫」
そう思えるようになりました。
そのおかげで、人間関係のストレスから解放されたことで、仕事にも集中できるようになりました。
これらの理由から、人間関係のストレスが減り、楽に過ごせるようになったことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
5.残業代が支給されるようになった
保育士を辞めてよかったと実感する理由の5つ目は、『残業代が支給されるようになったこと』です。
皆さんの保育園では、残業代が支給されたことはありますか?
私は、認可保育園、認可外保育園、病院内保育所で働いていましたが、病院内保育所で働いていたときだけ、病院の規定に準じて残業代が支給されていました。
しかし、認可保育園、認可外保育園で勤務したときは、残業代は一切支払われませんでした。
そのため、保育士を辞めて、今の会社に転職したとき、残業した分が、きちんと残業代として支給され、
「え、残業代って、もらえるんだ…!」
と、感動しました。
当たり前のことなのかもしれませんが、当時の私にとっては、衝撃的な出来事だったのです。
保育士の仕事は、責任も負担も大きい仕事です。
保育園で働いていた当時も、残業代が支給されないのは、おかしいと感じていましたが、とても意見できるような雰囲気ではありませんでしたね。
しかし、保育士から別の業種に転職したことで、サービス残業をするのは当たり前ではないと気づくきっかけとなったのです。
そのため、今では、労働時間に対して正当な対価が支払われるべきだと強く感じています。
今では、毎月の給与明細を見るたびに、自分の仕事がしっかりと評価されていると感じ、嬉しくなります。
これらの理由から、残業代が支給されるようになったことは、保育士を辞めて良かったと感じている点の一つです。
ここまで、私が保育士を辞めて実感した「辞めてよかった」と感じる6つの理由についてお話をしてきました。
- 肩こりが改善された
- 長時間労働から解放された
- プライベートが充実した
- 人間関係が楽と感じた
- 残業代が支給されるようになった
保育士を辞めることは、決して簡単な決断ではありません。
でも、もしあなたが
「今の生活を変えたい」
「もっと自分らしく生きたい」
と願うなら、勇気を出して一歩踏み出してみる価値はあると思います。
勇気を出して一歩踏み出したことで、私は、より自分らしく、充実した毎日を送れるようになりました。
以前は、仕事のことばかり考えていましたが、今は、趣味を楽しんだり、友達と会ったりするなど、心にゆとりが生まれました。
保育士の経験は、私の人生にとってかけがえのないものです。
子どもたちの笑顔や成長を間近で見守り、たくさんの感動と学びを得ました。
一方で、保育士を辞めることで、新たな可能性に気づくこともできました。
もし、あなたが今、保育士を辞めるか悩んでいるのであれば、ぜひ、ご自身の心に従ってみてください。
きっと、新しい世界が見えてくるはずです。
保育園以外でも活躍できる!保育士資格を活かせる8つの仕事
「保育園では勤務したくないけど、子どもと関わることができる仕事に就きたい!」
せっかく保育士の資格も経験もあるから、今までのスキルを活かして仕事したいですよね。
実は、保育士が活躍できる仕事は、保育園以外にもたくさんあります!
- 企業内保育所
- 病院内保育所
- 学童保育
- ベビーシッター
- 保育ママ
- 子ども用品の販売員
- テーマパークのスタッフ
- 写真館のスタッフ
1つひとつの仕事について、解説していきます!
1.企業内保育所
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の1つ目は、『企業内保育所』です。
企業のオフィス内や近隣に設けられた保育所や託児施設のこと
共働きの家庭が多くなっている一方で、「保育園に入れないから復帰ができない」という声が相次ぎ、企業内保育所を設置している会社が増えています。
一見、「保育園と何が違うの?」と思ってしまいますが、企業内保育所に通う子どもの人数が異なります。
企業内保育所で勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
土日休みが期待できる 少人数保育でじっくり子どもと向き合える 一般園に比べると業務負担が少ない 保護者が身近にいる | 給与が景気に左右されやすい やや物足りない場合がある |
企業内保育園の場合は、その企業に勤めている社員と子どもを対象にしているため、保育園よりも定員数が少ない傾向があります。
そのため、保育園に近い形で、でもより家庭的な環境で子どもと関わりたい、保育をしたいという方におすすめです!
また、土日休みの企業が多いため、必然的に保育所も休みになることが期待されます。
少人数保育でじっくり子どもと向き合いたい方・土日休みを希望している方にはぴったりの職場ですね。
その一方で、給与が景気に左右されやすいデメリットや、認可保育園と比べると、行事が少ないため、物足りなさを感じてしまうことも考えられます。
企業内保育所のメリット・デメリットを踏まえた上で、
- 少人数で子どもの保育をしたい人
- 土日休みを希望したい人
このような方におすすめです!
企業内保育園の求人は、事業所内保育所への転職支援サービス【保育バランス】
- 事業所内保育所(病院・企業内の保育所)への転職支援に特化
- 常時300〜350件程度の事業所内保育所の求人がある
- ひとりのコーディネーターが企業側・求職者側それぞれの担当いるため、 求職者の希望と企業側の人材ニーズとのミスマッチを防いでいる
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保育バランスの気になる口コミや登録方法、利用するメリット・デメリットなど、こちらの記事でも詳しく解説しています。
病院内保育所の求人は新聞広告に掲載されていることはほとんど見かけないため、自分で求人見つけられないことが多いのが現状です。
ですが、保育バランスを利用すれば企業内保育所の求人の情報を多く取り扱っているため、自分に合った職場を見つけることができるかもしれません。
そのため、「企業内保育園で勤務したい!」という方におすすめです!
\ 自分に合う企業内保育所を探してみる! /
2.病院内保育所
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の2つ目は、『病院内保育所』です。
病院で勤めている職員の子どもを対象にした保育所や託児施設のこと
私も病院内保育所に勤務した経験があります。
病院には、多くのママさん看護師も働いているため、規模の大きい病院の場合、病院内保育所が設置されていることが多いです。
病院内保育所で勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
少人数保育でじっくり子どもと向き合える 一般園に比べると業務負担が少ない 保護者が身近にいる | 夜勤がある 変則的な勤務がある 省スペースなので、やりたい保育ができない可能性がある |
企業内保育所と同じで、病院で勤務する職員の子どもを預かる施設なので、少人数保育です。
企業内保育所と大きく異なることは、夜勤が発生することです。
クリニックでの病院内保育所の場合は、夜勤業務はない可能性が高いですが、入院施設が整っている病院は、夜勤業務が発生する可能性が十分考えられます。
こうした病院内保育所のメリット・デメリットを踏まえた上で、下記のような方におすすめします。
- 少人数で子どもの保育をしたい人
- 変則勤務ができる人
- 体力に自信がある人
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ですが、保育バランスを利用すれば病院内保育所の求人の情報を多く取り扱っているため、自分の希望する職場を見つけることができるかもしれません!
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3.学童保育
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の3つ目は、『学童保育』です。
保護者が日中に家庭にいない小学生の児童に、授業の終了後に適切な遊びや生活の場を提供し、児童の健全な育成を守る保育事業
共働き家庭が増加しているため、学童保育に入れないケースもあり、X(旧Twitter)では、『#学童落ちた』がトレンド入りしたこともありました。
次年度の学童保育に落ちてしまい、困っている投稿が見受けられています。
最近では、共働きしている家庭が多いため、学童保育は働くママやパパにとって、なくてはならないサービスになっていることがわかります。
学童保育で勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
メリハリを持って働くことができる 自分のライフスタイルに合わせて働くことができる 持ち帰りの仕事がない パートでも勤務可能 | 体力勝負 トラブルが起きた時の対応が大変になることも 土曜日も出勤の可能性がある |
学童保育のメリットとして、メリハリを持って働けること、自分のライフスタイルに合わせて働くことが可能ですが、子どもたちと遊んでも負けない『体力が必須条件』になります。
小学生にも負けない体力をつけて、体調管理をしっかりすることが大切ですね。
学童保育のメリット・デメリットを踏まえた上で、
- メリハリを持って勤務したい人
- 体力に自信がある人
- 土曜日の勤務ができる人
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そのため、「学童保育で働きたい!」という方には、『はじめての学童指導員』を利用するのがおすすめです!
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4.ベビーシッター
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の4つ目は、『ベビーシッター』です。
子どもの安全を第一に考え、食事や遊び・コミュニケーションを通じて子どもたちを成長させるスペシャリスト
共働き家庭が多くなってきている一方で、待機児童が問題視されている現在の日本。
保育のニーズが高まっており、ベビーシッターの需要性も高まっています。
ベビーシッターで勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
一人ひとりの子どもとしっかり向き合うことができる 自分のライフスタイルに合わせて働くことができる 資格がなくてもベビーシッターになることができる | 正社員の求人がほぼない 人見知りの子どもの場合、対応が大変になる可能性も |
子育て支援の中で、『ベビーシッター』という言葉は聞いても、具体的な条件について分からない方もいらっしゃると思います。
具体的な仕事内容や勤務体制など、下記の表にまとめました。
保育する場所 | 利用者の自宅 利用者から指定された場所 |
---|---|
保育する人数 | 1〜2人 |
対象年齢 | 0歳〜12歳 |
仕事内容 | 子どもの身の回りのお世話や遊び相手 利用者からの依頼内容に応じたサービスを提供 ※保育園や幼稚園の送り迎えや家事代行サービスを行う場合もあり |
雇用形態 | アルバイト・パート・派遣 |
給料 | 時給制が一般的 (相場は、1,000〜1,500円程度) |
対象年齢は0〜12歳と幅広いですが、子どもとしっかり向き合えることがメリットとして挙げることができます。
ですが、その一方で、正社員の求人がほとんどないため、非正規雇用で働く可能性がとても高いです。
そのため、正社員で働きたい方にはおすすめすることが出来ません。
こうしたベビーシッターのメリット・デメリットを踏まえた上で、
- アルバイトやパート、派遣で働きたい人
- 少人数の保育をしたい人
- 認可保育園よりも、より家庭に近い保育を行いたい人
このような方におすすめです!
5.保育ママ
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の5つ目は、『保育ママ』です。
自治体の認定のもと許可された小規模の保育園形態のこと
※家庭福祉員・家庭的保育者と呼ばれることもある
保育ママもベビーシッターと同様に、共働き家族が増加していることから、保育のニーズが高まっている職業の1つです。
保育ママで勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
少人数の保育ができる 自分が理想とする保育を実現することができる 自宅で働くことができる 自治体からのサポートを受けることができる | 誰でも保育ママになれるわけではない 開業する手続きが大変 保育施設の確保が必要 保育者の体調不良に備える必要がある 経営者としての力も必要 |
ベビーシッターと似ているようで、メリットとデメリットをみると、全然異なることがわかります。
そこで、保育ママの具体的な仕事内容や勤務体制など、下記の表にまとめました。
保育する場所 | 保育者の自宅 |
---|---|
保育する人数 | 3人まで ※保育補助を雇った場合は、最大5名まで可能 |
対象年齢 | 0歳〜2歳 |
仕事内容 | 保護者の就労時間に合わせた保育の提供 身の回りの世話や一人ひとりの発達に応じた保育を行う |
雇用形態 | 自分が事業主になる |
給料 | 月収30万円程度が相場 ※預かる子どもが少ないと少なくなる可能性がある |
保育ママは、会社に勤めて働くのではなく、自分自身が事業主となるため、
- 経営面の知識
- 市町村で定められた条件を満たす
この2つの条件をクリアした方ではないと働くことができません。
東京都江戸川区の場合、下記の5つの条件が明記されていました。
次の1から5のすべてに該当し、愛情深く保育ができる方
- 乳児を育てた経験のある方、または保育士・幼稚園教諭・助産師・保健師・看護師の資格がある方
- 健康な25歳~概ね60歳までの女性
- 日曜・祝日を除く、毎日午前7時30分から午後6時までの保育が可能な方
- 保育室として6畳相当の部屋を確保できる方
- 就学前のお子さんがいない方
(注)健康診断や施設調査、区の研修をすべて終了した上で、保育ママとして認定可能かどうかを判断しています。
引用:東京都江戸川区
保育ママは、経営面の問題や市町村の条件に満たす必要があるため、少しハードルが高いと感じる方がほとんどでしょう。
ですが、保育経験を活かし、自分の事業を立ち上げたい方は、保育ママはピッタリの職業といえそうです。
こうした保育ママのメリット・デメリットを踏まえた上で、
- 個人事業主として開業をしたい人
- 少人数で、家庭的な保育をしたい人
- 自分の理想とする保育を現実にしたい人
- 経営面の知識を持っている人
このような方におすすめです!
6.子ども用品の販売員
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の6つ目は、『子ども用品の販売員』です。
子どもの洋服や日用品など、子どもに関するさまざまな商品を取り扱っている店舗の販売員
いわゆる、『アパレル企業』の転職ということですね。
現在、子ども用品を取り扱っている大手企業は、下記の通りです。
- アカチャンホンポ
- 西松屋
- バースディ
- ベビザラス
- トイザらス
など
子どもがいるご家庭では、利用したことがある人がほとんどではないでしょうか?
子ども用品の販売員で勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
子どもと触れ合うことができる 感謝されることが多い 社割を利用できる可能性がある | クリスマスなど、季節によっては忙しい 子どもだけでなく、大人の対応も求められる 新しく覚える仕事が多い 店舗によっては、人員不足で大変 |
決まった子どもと関わりを深めることはできませんが、子どもがいる環境で仕事をしたいという方には、ピッタリの職業といえるでしょう。
ですが、時期や店舗の人員不足などで勤務が大変になってしまうデメリットも考えられます。
子ども用品の販売員のメリット・デメリットを踏まえた上で、
- 接客業(アパレル)をやりたい人
- 子どもがいる環境で仕事をしたい人
このような方におすすめです!
7.テーマパークのスタッフ
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の7つ目は、『テーマパークのスタッフ』です。
テーマパーク内の託児所や、パークと連携している保育園での仕事
テーマパークといえば、『ディズニーランド』や『サンリオピューロランド』、『ユニバーサルスタジオジャパン』などが該当します。
テーマパークのスタッフで勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
たくさんの子どもと関わることができる 楽しい雰囲気を味わうことができる テーマパークの裏側を知ることができる | 正社員の求人がほとんどなく、非正規雇用が主である 休日や勤務時間が不安定 他業務との兼任があることがある 繁忙期が忙しい |
テーマパークは大勢の大人をはじめ、子どもたちも来園するので、たくさんの子どもたちと関わることができるため、保育のスキルが上がることが期待できるでしょう。
しかし、その一方で、テーマパークでの勤務となることから、勤務希望が通りづらくなる可能性が高いことが考えられるでしょう。
勤務や休みの希望がある方は、テーマパークのスタッフは難しいかもしれません。
テーマパークのスタッフのメリット・デメリットを踏まえた上で、
- たくさんの子どもと関わりを持ち、スキルアップしたい人
- 勤務体制に柔軟に対応できる人
- 保育以外の仕事を任されても良いという人
- 非正規雇用で働きたい人
このような方におすすめです!
8.写真館のスタッフ
『保育士の経験を活かせるおすすめの異業種』の8つ目は、『写真館のスタッフ』です。
七五三や入学・卒業、マタニティフォトなど、写真館での撮影やサービスを提供する専門家
ここでいう写真館のスタッフは、『スタジオアリス』や『スタジオマリオ』が該当しますね。
写真館のスタッフで勤務するメリット・デメリットを表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
子どもと触れ合うことができる 感謝されることが多い やりがいを感じる | 覚えることがたくさんある 残業になることが多い 七五三のシーズンは繁忙期 子どもの機嫌次第では、撮影が大変になることも |
子ども連れの家庭が写真館を利用するのは、『七五三』や『卒園・入学』など、特別な日の場合がほとんどです。
そのため、着物やドレス、タキシードなどの衣装を身にまとい、メイクをするので、子どもたちも自然に笑顔を見せてくれます。
その一方で、子どもの機嫌が悪くなってしまい、撮影が思うようにいかなかったり、時期によって忙しくて残業になることも考えられるでしょう。
ですが、子どもが笑顔でポーズを決めてくれているのを見ると、やりがいも感じられますよね。
写真館のスタッフのメリット・デメリットを踏まえた上で、
- 子どもの記念写真に携わりたい人
- 写真が好きな人
このような方におすすめです!
ここまでは『保育士が活躍できる保育所以外のおすすめ施設8選』として、メリット・デメリットを詳細にお話ししながら紹介してきました。
- 企業内保育所
- 病院内保育所
- 学童保育
- ベビーシッター
- 保育ママ
- 子ども用品の販売員
- テーマパークのスタッフ
- 写真館のスタッフ
保育園とはまた違う職種ではありますが、今まで培ってきた保育の経験を発揮しながら仕事をすることができるでしょう。
\ 今までの経験を最大限活かせる! /
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保育園で働きたくないけど、子どもと関わる仕事がしたいと思っている方には、紹介した8つの仕事をおすすめです!
保育士の経験を活かして転職!異業種で働く3つのメリット
「今の職場は辞めたいけど、保育士の資格を活かした職場に就きたい!」
「子どもと関わりながら、保育園以外の職場で働いてみたい!」
と感じる人も多くいると思います。
保育園だけではなく、異業種も経験をすることで、新たな学びもあるので、おすすめです!
とは言いつつも、保育士の資格を活かして異業種に転職することは『どんなメリット』があるのかについても、知っておきたいポイントですよね。
保育士の資格を活かして異業種に転職することのメリットは、3つです。
- 今までの経験を活かすことができる
- 労働環境が改善される可能性が高い
- 給料が改善される可能性が高い
では具体的に、保育士の資格を活かして異業種へ転職することの『メリット』について、お話ししていきます。
保育士の経験を活かして、異業種に転職を考えている方、必見です!
1.今までの経験を活かすことができる
保育士の資格を活かして異業種へ転職をする3つのメリットの1つ目は、『今までの経験を活かすことができること』です。
保育士の資格を活かして異業種に転職したとしても、
- 子どもを惹きつける遊び(テクニック)
- 保護者との信頼関係の築き方
- 書類作成などの事務業務
など、これまで勤務してきた保育園での経験を活かしながら、仕事を続けることができます。
今まで経験してきたことを活かしながら勤務できるのは、嬉しいですよね。
2.労働環境が改善される可能性が高い
保育士の資格を活かして異業種へ転職をする3つのメリットの2つ目は、『労働環境が改善される可能性が高いこと』です。
私の元同僚も、保育士の資格を活かして企業内保育園に転職しましたが、労働環境が改善されたそうです。
今回は一般企業の保育園を例に、通常の保育園と企業内保育園とでは、労働環境がどのような違いがあるのか、表にまとめました。
保育園 | 企業内保育園 | |
---|---|---|
子どもの定員数 | 80〜150名程度 | 30名以下 |
勤務時間 | 7:00〜19:00 or 20:00 ローテーションあり | 企業の勤務時間内と同じ |
休日 | (土曜出勤あり) | 日曜日企業の休日カレンダーと同じ |
行事 | あり | 毎月の誕生会など、小規模の行事はある可能性大 | 大規模な行事はない
書類 | あり | あり |
残業 | あり | 基本なし |
残業代 | なし | あり |
持ち帰り仕事 | あり | なし |
保育園でも企業内保育園でも共通していることは『書類の作成』ということがわかります。
子どもを保育するためには欠かすことができない書類は、保育園・企業内保育園問わず、必要な共通の業務の1つですね。
他の項目に注目してみると、保育園よりも企業内保育園では、下記のような3つのメリットがあることがわかります。
- 行事がないので、準備に追われることがない
- 残業や持ち帰りの仕事がないので、プライベートが充実
- 少人数での保育になるので、1人ひとりじっくり向き合うことができる
保育園と比べると、企業内保育園では、労働環境が改善されていて、働きやすそうですよね。
3.給料が改善される可能性が高い
保育士の資格を活かして異業種へ転職をする3つのメリットの3つ目は、『給料が改善される可能性が高いこと』です。
なぜ、認可保育園よりも企業内保育園の方が給料が高いのか、その理由は、下記の通りです。
- 保育園の経営の母体が一般企業
(保育士の給料を企業が定めているから) - 残業代が支払われるから
一般企業の場合でも、会社の規模や業績によっては、保育士の平均給料と同等の可能性もあるようです。
ですが、大手企業などの場合は、
- 別途ボーナスの支給
- 社会保険の加入
- 充実した優待制度
- など保育士の平均給与・待遇を上回る施設
など、保育士の平均給与・待遇を上回る施設もあるため、給料が改善される可能性があります。
企業内保育園に転職した私の元同僚も、給料面が改善されたそうです。
ここでは『保育士の資格を活かして異業種へ転職をするメリット』について、お話を進めてきました。
- 今までの経験を活かすことができる
- 労働環境が改善される可能性が高い
- 給料が改善される可能性が高い
労働環境や給料の問題などから
「保育士を辞めたい…。」
このように考えても、
「今までやってきた経験を活かして、子どもと関わることができる仕事に就きたい!」
このように感じる人も多いのは事実です。
「子どものために働きたい」
「自分のキャリアをこれからも活かしたい」
このように感じている方が、少しでも自分に合う職場を見つけてもらうことが、筆者の願いです。
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異業種への転職は不安?保育士が知っておくべき3つのデメリット
「本当に自分にできるのかな…?」
「保育士が異業種に転職するデメリットは、あるのかな…。」
やったことがない業種だと、不安なことだらけですよね。
この章では、保育士の資格を活かして異業種に転職することのデメリットは、3つ紹介します。
- 新たに覚えることが多い可能性がある
- 慣れるまで時間がかかる
- 物足りなさやギャップを感じてしまう可能性がある
では具体的に、保育士の資格を活かして異業種へ転職することの『デメリット』について、お話ししていきます。
1.新たに覚えることが多い可能性がある
まず1つ目として、『新たに覚えることが多い可能性がある』ことです。
例えば、”スタジオアリス”や”スタジオマリオ”などの『写真館のスタッフ』に転職したとしましょう。
写真館のスタッフの場合の仕事内容は、下記の通りです。
- お客さまのお出迎え
- 衣装選びのアドバイス
- 衣装の着替えを手伝う
- 髪型のセット
- 来店された子どもの化粧
- 撮影
- 写真選び
- 写真の受け渡し(後日)
保育園と、写真館のスタッフの仕事内容を比べてみても、明らかに仕事内容が違うことがわかりますね。
そのため、子どもの扱いが慣れていても、異業種の転職先によっては新たに覚える業務がある可能性があります。
写真館のスタッフであれば、髪型のセットや化粧のやり方、撮影方法を覚える必要があるでしょう。
このように、異業種に転職した場合は、業務によって新たに覚えることが多い可能性が考えられます。
2.新しい業務に慣れるまで時間がかかる
先ほどの『新たに覚えることが多い可能性がある』と同様に、業務に慣れるまでに時間がかかってしまう可能性があります。
先ほどの『写真館のスタッフ』を例に、考えていきましょう。
写真館のスタッフの業務では、
- 髪型のセット
- 化粧
- 撮影
など、1つひとつの業務が本格的なので、1からやり方をしっかり覚えた上で、慣れる必要があります。
髪型のセットを例にしてお話しすると、女の子の場合は、
- お団子ヘア
- 髪の毛を下ろすケア
- ゆるふわヘア
など、親御さんや子ども本人からの要望に沿った、髪型をセットする必要があります。
ですが、やり方を覚えても『うまくできるか』というと、やはり慣れるまでには時間がかかってしまいます…。
慣れるためには、数をこなしていくしかないですね…。
保育園の資格を活かした仕事ではあるものの、経験したことがない業務の場合は、慣れるのに時間がかかってしまう可能性が高いことを覚えておきましょう。
3.物足りなさやギャップを感じてしまう可能性がある
保育士として働いてきた経験を持って異業種に転職した場合、『物足りなさ』を感じてしまうケースがあります。
こちらは、企業内保育園を例にお話しします。
認可保育園では、『運動会』や『お遊戯会』などの大規模の行事から、毎月行われる『誕生会』などの行事があります。
その一方で、企業内保育園では、大規模な行事がなく、保育スペースも限られているため、認可保育園と比べると、できることに制限があります。
もしかすると、自分のやりたい保育ができないということも出てくる可能性もあるでしょう。
そのため、『物足りなさやギャップ』を感じてしまう可能性が高いといえます。
労働の負担が減ったのは良いことですが、行事がなくなってしまうのは、少し寂しく、物足りなさを感じてしまうかもしれません。
ここまでは、『保育士の資格を活かして異業種へ転職をするデメリット』について、お話をしました。
- 新たに覚えることが多い可能性がある
- 慣れるまで時間がかかる
- 物足りなさやギャップを感じてしまう可能性がある
新たに覚えなければいけないことも出てきたり、慣れるまで時間がかかってしまったりするので、大変に感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、反対に言えば、『新しいことを覚える』ことは、知らなかったことを知れるチャンスでもあり、自分のできること・可能性を広げられるということです。
そのため、異業種に転職するデメリットでもありますが、自分の可能性を広げるためのメリットになるかもしれませんね。
保育士のスキルが活きる!未経験でも挑戦しやすい3つの仕事
「これまでの保育士のスキルが活かせる職場を見つけたい…。」
「でも、保育士のスキルが活かせる職場って、何があるの?」
せっかくなら、今まで経験したスキルを活かしながら、仕事をしたいですよね。
実は、子どもと関わらない職場でも、保育士として経験してきた
- 文章力(書類作成)
- 細かな作業
- コミュニケーション能力
これらのスキルを活かすことができる職業があります!
その職業は、下記の通りです。
- 事務職
- 接客業
- WEBライター
おすすめする理由を、しっかりお伝えしていきます。
1.事務職
保育士スキルを活かせるおすすめの異業種の1つ目は、『事務職』です。
事務職をおすすめする理由として、保育士は子どもの保育をするだけでなく、書類の作成・整理など、細かい業務をこなしています。
そのため、保育士で培った書類の作成や整理などのスキルは、事務職にも十分活かすことができるため、おすすめです。
事務の仕事を行う上で、メリットとデメリットを下記の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
未経験者でもできる仕事が意外と多い パソコンの入力さえできればOKのところが多い 単純作業なので、誰でもできる 残業は少なめで、土日休みが多い | 正確さが求められる 作業スピードが求められる |
事務職と聞くと「パソコン作業だけ」というイメージがありますが、様々な仕事を担っています。
- 電話・FAXの対応
- 書類の整理・確認
- 書類をコピーする
など
こうした理由から、未経験者でもできる仕事があるということですね。
事務職のメリット・デメリットを踏まえた上で、下記のような方におすすめします。
- 単純作業をコツコツできる人
- 周りとコミュニケーションを取りながら作業できる人
- 土日休みが欲しい人
ですが…、
「事務職に転職してみたいけど、未経験だから不安…。」
「未経験でもOKな事務職の求人の見つけ方がわからない…。」
一般事務職に転職するなら、『アデコの転職支援サービス
- 日本において37年の人財ビジネスの実績があるため、企業理解が深い
- 営業やIT、一般事務など多岐にわたる職種の求人が豊富
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- 応募書類の準備〜面接対策まで専任コンサルタントの寄り添ったサポート
- 平日夜の転職相談も可能
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30年以上運営されている転職支援サービスなので、実績も経験も豊富なのは、安心材料になりますね。
2.接客業
保育士スキルを活かせるおすすめの異業種の2つ目は、『接客業』です。
『接客業』といっても、様々な種類がありますよね。
- スーパーマーケットやコンビニ
- 飲食店
- アパレルやインテリアショップ
- ホテルやフロントのスタッフ
など
保育士の仕事は、お子さんの発達や様子に合わせて一人ひとりに合った声かけ・働きかけを行う必要があるため、丁寧に仕事を行う必要がありますね。
同様に、1人ひとりのお客さんに対し、丁寧に仕事をすることが求められる接客業も向いているといえるでしょう。
そんな私も保育士を退職してから、未経験でスーパーマーケットのレジ係・サービスカウンターの仕事をしています。
接客業の仕事を行う上で、メリットとデメリットを下記の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
未経験者歓迎の企業が多い 保育士で培ったコミュニケーション能力を発揮できる お客さんから感謝されたり、褒められたりすることがある | 土日祝も勤務になることが多い 店舗によって人員が少なく、勤務が大変になることも レジ以外の仕事を任されることもある |
接客業の場合は、未経験者歓迎の企業が多くあるため、求人を探しやすいメリットがあります。
その一方で、接客業の多くは、毎日営業しています。
そのため、土日祝も勤務になることが多いため、必ず土日休みが欲しい方は不向きといえるでしょう。
土日祝日でも出勤できる方には、おすすめです。
接客業のメリット・デメリットを踏まえた上で、下記のような方におすすめします。
- 土日祝でも出勤することができる人
- 保育士で培ったコミュニケーション能力を発揮したい人
- 人と関わりながら仕事をしたい人
3.WEBライター
保育士スキルを活かせるおすすめの異業種の3つ目は、『WEBライター』です。
『webライター』というと、難しく感じてしまうかと思いますが、このようなお仕事をされています。
企業のウェブサイトに掲載されるコラム記事や商品やサービスの説明文などを書く仕事
私たちはインターネットを使って、様々な情報を得ながら日々生活しています。
そのインターネットを使って、様々な記事を執筆し、たくさんの人に読んでいただきながら収入を得ることができます。
WEBライターの仕事を行う上で、メリットとデメリットを下記の表にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
パソコンとインターネット環境があれば始められる 自分のペースで仕事をすることができる 子育て中でも活躍することができる | 収入が安定するまで大変 周りにやっている人が少ないため、聞ける人がいない |
保育士として、さまざまな書類を書いてきた経験から、文章を書くのが得意な方が多いと思います。
そのため、誰が読んでもわかりやすい文章が求められているWEBライターは、保育士のスキルを発揮することができるでしょう。
ですが、その一方で、WEBライターとして収入を得るためには、正しい知識・取り組みをしなければ、お金を稼ぐことは難しいです。
副業として開始し、収入を得られるようになったら本業にすることが良いでしょう。
こうしたWEBライターのメリット・デメリットを踏まえた上で、下記のような方におすすめします。
- 仕事をしながら副業として始める人
- 文章作成が得意な人
- WEBマーケティングをしたい人
- 自分の予定を大切にしながら仕事をしたい人
「文章を書くのは苦にならないけど、どうやって書いたら良いのかわからない…。」
「教えてもらいながら、スキルを磨きたい!」
このようなお悩みの方には、『超実践型のWebライティングスクール「メイカラ」
- 『メイカラ』の講師は、「WEBライター」・「ブロガー」として、独立した人だけ!
実績がある講師から、しっかり教えてもらうことができる - 未経験から実績を出している受講者が続出!
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残念ながら、WEBライターとして、「今すぐに転職できる!」というわけではありません…。
しかし、常に文章を書く機会が多い保育士は、『WEBライター』や『ブログ』をやることは向いていると思われます。
ですが、経験がないことなので、ちょっと不安ですよね…。
ですが、『メイカラ』では、無料相談を受け付けています!
興味がある方は、ぜひ無料相談を受けてみてくださいね。
ここでは、『保育士スキルを活かせるおすすめの異業種として、
- 事務職
- 接客業
- WEBライター
3つの職種について、紹介しました。
ご紹介した3つの職業は、保育士のスキルを活かしつつ、新しい職業に挑戦することができると思います。
保育士として働いていた経験を活かしながら、新たな場所で活躍できる仕事を見つけることができることを願っています。
\ 保育士のスキルを活かして転職したい!/
\ 保育士で培った文章力を伸ばしたい!/
保育士からの転職を成功させる!知っておきたい2つのポイント
ここまでは、保育士の経験を活かしたい方向けにお話を進めてきました。
ですが中には、
「一旦、子どもから離れた新しい職場で働きたい」
「保育士ではなく、今までやったことがない業種にチャレンジしたい」
自分の人生は1度きりなので、やりたい職業にチャレンジすることも良い経験になりますね!
ですが、保育士以外の仕事をしたことがない場合、どんなことに気を付けた方が良いのか気になるところですよね。
そこで、ここでは『保育士以外の転職したいときに知っておきたいポイント』について、下記の2つのことを中心にお話ししていきます。
- 自分が何をしたいのか明白にしておく
- 給料・労働環境をリサーチしておく
失敗せずに転職するためには、どうしたらいいのか、一緒に考えていきましょう。
1.自分が何をしたいのか明白にしておく
保育士以外の転職先を見つけるときに知っておきたいポイントの1つ目は、保育士を退職した後に『自分が何をしたいのか』ということをイメージ・明確にすることが大切です。
そのために、自分自身に「保育士を辞めてから、どんな生活をしたい?」と問いかけてみてください。
おそらく、様々な希望が出てくるでしょう。
- 座ってできる仕事をしたい
- 特別な資格を取らなくてもできる仕事がしたい
- 残業が少なくて、給料が今より高いところがいい
- 趣味としてやっていたことを本業にしたい
このように、まずは自分の気持ちに耳を傾け、なりたい自分になるためにどうしたら良いか考えることが大切です。
ここで焦って次の転職先を決めてしまうと、後悔してしまう可能性も考えられます…。
そのため、焦らずに落ち着いて考えたいところですね。
2.給料・労働環境をリサーチしておく
保育士以外の転職先を見つけるときに知っておきたいポイントの2つ目は、『給料・労働環境をリサーチしておくこと』です。
転職先が決まっても給料や労働時間に不満が出てきてしまうと、「転職しなきゃよかった…。」と後悔してしまう可能性もあります。
それだと非常にもったいないことなので、しっかり事前にリサーチできるところはしたいですね。
リサーチ方法としては、
- 企業の口コミサイトを閲覧する
- 求人を見て、給料を確認する
- 実店舗があれば、実際に出向いて職場の雰囲気を探る
私も仕事を探すときは、店舗に出向いて職場の雰囲気をみたり、口コミを見るようにしています。
もちろん、実際は入社してみないとわからないことも多々あります…。
ですが、自分で見た情報と感じた雰囲気も、『自分にとってこの職場は合っていそうか、合わなさそうか』の判断基準になることがあります。
そのため、気になる転職先が見つかりましたら、ぜひできる限りの『リサーチ』をすることがおすすめです。
ここでは、『保育士以外の仕事に転職するときに知っておきたいポイント』について、お話を進めてきました。
改めて、保育士以外の転職先を見つけるときに知っておきたい2つのポイントは、下記の通りです。
- 自分が何をしたいのか明白にしておく
- 給料・労働環境をリサーチしておく
ぜひ、自分に合った職場を見つけるときの参考にしてみてくださいね。
まとめ
この記事では、保育士を二度とやりたくないと感じてしまう理由と、保育士が異業種に転職することについて、まとめました。
さまざまな理由から、「保育士を二度とやりたくない!」と思う一方で、いざ転職を検討するときに注意したいポイントは、下記の通りです。
- 保育士の経験を活かして、転職を検討してみる
保育士さんのための転職支援サービス『保育バランス』や『はじめての学童指導員 』に無料登録し、自分に合った求人を紹介してもらう - 保育士から離れたところで、転職を検討してみる
『未経験歓迎』の求人から、応募してみる - 自分の気持ちに素直になり、冷静になって検討するように心がける
いかがでしたか?
保育士の仕事は、今の現代社会の中で、なくてはならないサービスに間違いありませんが、職場の人間関係や給料面など、さまざまな理由から離職を決める人が多いのが現実です。
「今の働き方に不安がある」、「保育士として働きたいけど、異業種に転職するのが不安」「保育士以外の仕事に転職したいけど、勇気が出ない」という方、一歩の勇気を出してみませんか?
ちょっとの勇気を出したら、自分に合った職場を見つけることができるかもしれませんよ。
\ 今までの経験を最大限活かせる! /
\ 学童保育の経験をしてみたい!/
\ 保育士のスキルを活かして転職したい!/
\ 保育士で培った文章力を伸ばしたい!/