保育士の闇が深い9つの原因とは?元保育士が職場選びに失敗しない6つのポイントを紹介!

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「子どもが好きだから、保育士になりたい!」

もも

このように、子どもが好きだから保育士になりたいと思う人も多いのではないでしょうか?

保育士の仕事の中で、やりがいを感じることは、子どもたちの笑顔や日々成長する姿をみているときです。

その一方で、保育士が抱えている労働環境や給与など、課題も多いのが現状です。

もも

こうした現状に、『保育士は闇が深い』と、言われてしまっています。

これから保育士を目指している方にとって、

  • 本当に保育士を目指していいのか?
  • 保育士としてやっていけるか不安

など、このように悩んでいる人も多いです。

また、それと同時に、

  • 保育士の闇は具体的にどんなものなのか?
  • 保育士でも良い職場で働ける環境はあるのか?
  • 解決策はあるのか

など、知りたい方も多いかと思います。

もも

本記事を読み進めていただくと、このようなことがわかります。

  • 元保育士が語る!保育士の闇が深い9つの原因
  • 保育士の闇が深い職場で働き続ける3つのリスク
  • 職場選びに失敗しないために確認したい6つのポイント
  • 良質な保育士の求人を探すなら転職エージェントもおすすめ!
  • おすすめの保育士向けの転職エージェント
  • 保育士の職場は認可保育園だけじゃない!活躍できる職場10選!

保育士を目指しているものの、保育士になることに不安を感じている方にとって、役に立つ記事となっています。

もも

そして申し遅れました。
本記事を執筆している『もも』です。

私は、保育士資格・幼稚園教諭二種免許・ベビーシッター資格を取得し、これまでに認可保育園・認可外保育園・病院内保育所に勤務しました。

保育士として勤務し、経験したことをもとに、どこよりも詳しくお話ししていきます。

なお記事の途中で、保育士向けの転職エージェントを紹介しています。

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読み進めていただくと、なぜこれらのサービスがおすすめなのか、その理由がわかります!

もも

ぜひ、最後までご覧くださいね。

目次

元保育士が語る!保育士の闇が深い9つの原因

保育士になるのが夢なのに、

「保育士の闇が深い」

なんて聞くと、

「え…?」
「保育士の闇が深いって、どういうこと?!」

と、パニックになってしまいますよね。

もも

ですが、安心してください。

保育士として勤務した経験がある筆者が、丁寧にお話ししていきます。

筆者の保育経験
  • 認可保育園・認可外保育園・病院内保育所に正職員として勤務
  • 保育経験年数は、5年間
  • 担当クラスは、0〜2歳児クラスを主に担当
    主担任の経験あり
もも

保育士の経験を踏まえた上で、保育士の闇が深い原因は9つあると考えます。

保育士の闇が深い9つの原因
  1. 書類作成が大変
  2. 行事が多い
  3. 女性特有の複雑な人間関係
  4. 時間外労働・持ち帰り仕事の多さ
  5. 労働に対しての賃金が見合っていない
  6. 勤怠管理がされていない
  7. ワークライフバランスの両立が難しい
  8. 有給休暇を自由に利用できない
  9. 保育士の配置基準に問題あり
もも

なぜ、これらの9つが保育士の闇が深い原因と考えるのか、詳しくお話します。

1.書類作成

保育士の闇が深い1つ目の理由は、『書類作成が大変』という点です。

もも

日々の保育の中で、保育士は下記の書類を作成しています。

スクロールできます
書類の種類作成の頻度対象どんな書類?
月案毎月クラス単位季節から捉えたその月の様子や行事、子どもの成長の姿、生活の変化などを考慮しながら立てる指導案のこと
週案毎週クラス単位月案に沿って、子どもの生活の継続性を考えながら、1週間を見通して、活動を具体かして立てる指導案のこと
日誌毎日個別活動内容、出来事など、その日の子どもたちの様子を記録し、保育士として適切な援助方法を振り返り、今後の保育に役立てるもの
児童表毎月個別子どもたち1人ひとりと向き合うために使われる、子どもそれぞれの特徴や情報を記録し、共有するための書類
連絡帳毎日個別保育園でどんな様子で過ごしていたのか、保護者に伝えること、そして家庭内での様子をお互いに知らせ合うノートのこと
クラスだより毎月クラス単位保護者に園の行事や子どもたちの遊びの様子、感染症対策など、園生活の状況を伝えるための手紙
保育士が作成している書類 一覧
もも

書類の種類・内容を示しましたが、「こんなにあるの?!」と驚かれた方も多いかもしれませんね。

保育士が作成する書類は、そのクラス or 子どもが

  • どんな様子だったのか?
  • どんな成長が見られたのか?
  • 見られた成長に対して、今後どういう援助をしていくのか?

など、文章を読んだだけで想像できるように、より具体的に書くことが求められています。

もも

なぜ、具体的に書くことが求められているのか、理由は下記の通りです。

具体的に書くことが求められている理由

自分の保育を振り返ったり、これからの保育を考える上で参考にしたりする場合があるから

子どもたちの様子を具体的に書かなければいけないため、1つの書類を書き上げるだけでも時間がかかります。

もも

書かなければいけない書類がいくつもあること、書き上げるにも時間がかかるので、私も負担に感じていました。

こうした理由から『保育士の書類作成が大変』なことは、保育士の闇の1つといえます。

2.行事が多い

保育士の闇が深い2つ目の理由は、『行事が多い』という点です。

一般的な保育園で行われる行事は、下記の通りです。

スクロールできます
<春><夏><秋><冬>
・入園式 進級式
・親子遠足
・ひな祭り
・お別れ遠足(年長クラス)
・卒園式
・七夕会
・夕涼み会
・お泊まり遠足(年長クラス)
・敬老の日
・お月見会
・運動会
・おいもほり
・お店屋さんごっこ
・クリスマス会
・お餅つき
・生活発表会
・節分
保育園 行事の一覧

この他に、毎月行われる行事として、お誕生会があります。

もも

きっと皆さんも、幼稚園・保育園に通っていたときに「やったことある!」という行事も多いのではないでしょうか?

保育園で行われている行事には、さまざまな『ねらい』・『目的』があります。

それぞれの行事のねらい
<運動会・発表会など>

保護者に子どもたちの成長を知ってもらう

<七夕会・敬老の日・お月見会など>

子どもが日本の伝統・文化を知る

<お泊まり遠足・お店屋さんごっこなど>

お友達を一緒に関わりながら何かをすることで、協調性や相手への思いやりの気持ちが育つ

もも

ざっくりではありますが、こうした理由から、保育園ではたくさんの行事が行われています。

行事を通して、さまざまな体験をすることができるので、子どもにとって、メリットが大きいです。

しかし行事があることで、保育士がやらなければいけない業務が増えるので、保育士にとっては負担に感じます。

もも

私も日々の保育と書類作成に加え、行事の準備が重なると、体力面・精神面ともに、かなり負担と感じていましたね…。

こうした理由から、『行事が多い』ことは、保育士の闇の1つといえます。

3.女性特有の複雑な人間関係

保育士の闇が深い3つ目の理由は、『女性特有の複雑な人間関係の問題』です。

なぜ、女性が多いと人間関係が複雑になるのか、理由は下記の通りです。

女性が多いと人間関係が複雑になる理由
  • 本人のいないところで悪口(陰口)をいう
  • 派閥(グループ)ができやすい
  • 嫉妬心が生まれやすい
  • 自分の感情を相手にぶつけている

こうした理由が原因となり、人間関係が複雑になるケースが多いです。

もも

私が保育士として勤務していた頃に、上記のようなことが発生し、人間関係が複雑になったことがあります…。

保育のことで悩むよりも、職場の人間関係で悩むことが多く、精神的に辛かったですね…。

しかし、人間関係が良好の場合は、チームワークも良く、クラスの雰囲気も明るいです。

もも

声を掛け合いながら保育することができるので、良い保育につながります。

ですが、人間関係が良くない場合は、声掛けも必要最低限になるため、保育士同士の連携も取れないケースも多いです。

そのため、保育士がバラバラに動いてしまうことが多く、子ども同士のトラブルやケガなどのリスクが高まります。

もも

人間関係が悪いと子どもの保育にも影響し、自分の精神状態も不安定になるため、デメリットが大きいです。

こうした理由から、『女性特有の複雑な人間関係』は、保育士の闇の1つといえます。

こちらの記事では、保育士の人間関係が最悪な理由について、詳しく解説しています。

もも

なぜ、これほどまでに人間関係で悩むのか、読んでいただけたら、その理由がわかります!

4.時間外労働・持ち帰り仕事の多さ

保育士の闇が深い4つ目の理由は、『時間外労働・持ち帰り仕事の多さ』です。

なぜ、時間外労働・持ち帰り仕事が多いのか、理由は下記の通りです。

時間外労働・持ち帰り仕事の多い理由
  • 勤務時間内に子どもの保育以外の業務をするのが難しいから
  • 仕事の量が多いから

保育士の勤務時間は、基本的に『子どもの保育を行なっている8時間』です。

もも

もちろん子どもを保育しているので、書類の作成などを行うことはできません。

そのため、書類の作成・行事の準備等の保育以外の仕事は、基本的に1日の保育(勤務時間)が終わってから行うことになります。

書類の作成や行事・クラスの製作物など、抱えている仕事が多いため、自宅に持ち帰って行うことも日常茶飯事です。

「1日働いた上に残業して、さらに自宅に持ち帰ってまでやるの…?」

もも

ちょっと衝撃を受けた方も多いかもしれませんが、これが保育士の現実です。

保育士をやっていたときは20代でしたが、さすがに体力的にも、精神的にも辛かったですね…。

こうした理由から、『時間外労働・持ち帰り仕事の多さ』は、保育士の闇の1つといえます。

5.労働に対しての賃金が見合っていない

保育士の闇が深い5つ目の理由は、『労働に対しての賃金が見合っていないこと』です。

なぜ、労働に対しての賃金が見合っていないのか、理由は下記の通りです。

労働に対しての賃金が見合っていない理由
  • 保育士の給料自体が低い
  • 時間外労働・持ち帰り仕事が当たり前
  • 残業代が支給されない

保育士(正規職員)の勤務状況は、

  • 1日8時間勤務
  • 週5日間
    (土曜出勤の場合、週6日になることもあり)
  • 1ヶ月の出勤日数は、22〜25日

と、一般企業とほぼ同じです。

しかし、保育士も一般企業と同じように働いていますが、給料は低いです。

もも

厚生労働省が公表している全職種の年収・月収換算と保育士の年収・月収換算を比較してみましょう。

引用:厚生労働省 保育士の現状と主な取組
もも

明らかに保育士の給料は低いことがわかりますね。

また、保育士の勤務時間は子どもたちを保育しているため、書類の作成や行事の準備等の業務は、勤務が終わってから行っています。

勤務時間外で作業しても終わらないことが多く、自宅に仕事を持ち帰って仕事をするのは当たり前の状態です。

しかも、時間外で勤務しても、自宅で仕事をしても残業代は一切支給されません。

つまり、『サービス残業』です。

そのため、

「こんなに働いているのに給料が見合っていない!」

と感じる人が多いです。

もも

私も「これだけ働いてるのに、これだけしかもらえないんだ…。」と、何度も感じていました。

こうした理由から、『労働に対しての賃金が見合っていないこと』は、保育士の闇の1つといえます。

6.勤怠管理がされていない

保育士の闇が深い6つ目の理由は、『勤怠管理がされていないこと』です。

私はこれまでに、

  • 認可保育園
  • 認可外保育園
  • 病院内保育所

上記の保育施設に勤務した経験がありますが、きちんと勤怠が管理されていたのは、病院内保育所のみです。

もも

勤怠管理がされていないのは、ちょっと衝撃ですよね。

私が勤めていた認可保育園・認可外保育園では、勤怠管理は、下記の通りです。

勤怠管理体制
認可保育園

出勤簿に自分の欄に印鑑を押すだけ
(勤務時間・残業時間の記入欄なし)

認可外保育園

勤怠カードはあったものの、勤務時間のみ打刻
(残業しても、打刻不可)

もも

私が勤めていた保育園での勤怠管理を夫や元パート先の同僚などに話すと、必ず驚かれます。

ですが、こうした保育園の勤怠管理体制は、私が勤めていた保育園だけではないようです。

保育士として勤務経験がある方のブログをみると、勤怠管理について同じことが書かれていました。

引用:note(おかゆさん)
もも

おかゆさんの記事を読んで、「私が勤務した保育園だけではなかったんだ!」と再認識しました。

残業してもサービス残業の状態で、勤怠管理も適正に行われていない状況をみると、「ブラックなのでは…?」と感じざるを得ませんでした。

こうした理由から、『勤怠管理がされていないこと』は、保育士の闇の1つといえます。

7.ワークライフバランスの両立が難しい

保育士の闇が深い7つ目の理由は、『ワークライフバランスの両立が難しいこと』です。

『ワークライフバランス』(仕事と生活の調和)について、内閣府のホームページでは、このように記載されています。

<仕事と生活の調和(定義)について>

国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会

引用:内閣府ホームページ

具体的な説明として、このように示しています。

<1.就労による経済的自立が可能な社会>

経済的自立を必要とする者、とりわけ若者がいきいきと働くことができ、かつ、経済的に自立可能な働き方ができ、結婚や子育てに関する希望の実現などに向けて、暮らしの経済的基盤が確保できる。

<2.健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会>

働く人々の健康が保持され、家族・友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のための時間などを持てる豊かな生活ができる。

<3.多様な働き方・生き方が選択できる社会>

性や年齢などにかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持って様々な働き方や生き方に挑戦できる機会が提供されており、子育てや親の介護が必要な時期など個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働き方が選択でき、しかも公正な処遇が確保されている。

引用:内閣府ホームページ
もも

簡単にいえば、「1人ひとり、仕事もプライベートも充実した生活を送りましょうね。」と言っていますね。

ですが、保育士の働き方では、ワークライフバランスを両立させるのは、非常に難しいと言わざるを得ません。

ワークライフバランスの両立が難しい理由
  • 残業・持ち帰り仕事が当たり前
  • 常に仕事に追われている

保育士の勤務時間内で、子どもの保育以外の業務である書類の作成、行事や製作物の準備等を全て終わらせることはできません。

そのため、残業したり、自宅に持ち帰ったりするなどして、なんとか間に合わせている状況です。

もも

休日も、やりきれなかった仕事を終わらせることがほとんどで、休日を自分のために休むという状況は、ほぼありませんでした。

今振り返ってみると、仕事漬けの日々を過ごしていたなと感じますが、保育士のこうした状況は、現在も変わっていないようです。

もも

当然、こうした状況では、仕事とプライベート(ワークライフバランス)は両立しているとはいえません。

こうした理由から、『ワークライフバランスの両立が難しいこと』は、保育士の闇の1つといえます。

8.有給休暇を自由に利用できない

保育士の闇が深い8つ目の理由は、『有給休暇を自由に利用できないこと』です。

なぜ、有給休暇を自由に利用することができないのか、理由は下記の通りです。

有給休暇を自由に利用することができない理由
  • 長期休暇以外は登園する子どもの人数は減らないから
  • 自分の代わりの保育士がいないから

1年のうちに登園する子どもの人数が減るのは、

  • お盆の時期
  • 年末年始の時期
もも

この2回です。

その他の時期は、保護者が仕事をしているため、基本的に登園する子どもの人数は減ることはありません。

もちろん、体調不良や家庭の事情で欠席になるケースはあります。

しかし、長期休みや体調不良などの理由がない限りは、基本的に登園するので、当然保育士の人数が必要です。

しかし、保育士は人手不足のため、ギリギリの状態で回している保育園も少なくありません。

そのため、有給休暇を利用したくても、自分の代わりの保育士が見つからない、いない場合は、有給休暇を取ることが難しいです。

もも

私も有給休暇を利用できたのは、夏休みか体調不良で欠勤せざるを得ないときだけでした…。

本来、有給休暇は、用事があってもなくても、原則として自由に取得することができる制度です。

もも

自由に使えるはずの有給休暇が利用できないのは非常に困りますし、何のための制度なのかわからないですよね。

こうした理由から、『有給休暇を自由に利用できないこと』は、保育士の闇の1つといえます。

9.保育士の配置基準に問題あり

保育士の闇が深い9つ目の理由は、『保育士の配置基準に問題ありなこと』です。

政府は、1948年に『保育士の配置基準』(※1)を制定しました。

※1『保育士の配置基準』とは?
1人の保育士が受け持つ子どもの数のこと

『保育士の配置基準』が制定された1948年から何度か改正されてきましたが、2024年4月、制度が見直されました。

もも

今までの制度と2024年4月に見直された制度の違いは、下記の通りです。

スクロールできます
〜2024年3月まで2024年4月〜
0歳児保育士1名に対し、子ども3名まで保育士1名に対し、子ども3名まで
1・2歳児保育士1名に対し、子ども6名まで保育士1名に対し、子ども6名まで
3歳児保育士1名に対し、子ども20名まで保育士1名に対し、子ども15名まで
4・5歳児保育士1名に対し、子ども30名まで保育士1名に対し、子ども25名まで
参照:子ども家庭庁

実は、4・5歳児の配置基準が見直されたのは、制度が制定されてから初めてのことです。

2025年度以降は、1歳児の保育士の配置基準の改善を進める方針を発表しています。

引用:こども家庭庁

保育士の配置基準は、少しずつ改善されつつありますが、まだまだ保育士の配置基準には、問題点が多いのが現状です。

保育士の配置基準の問題点
  • 個別で対応をしなければいけないときに、保育士の目が行き届かなくなる
    =ゆとりのある保育ができない
  • 保育士の休憩時間がない

国が定めた保育士の配置基準は、あくまで子どもから目を離さずに、しっかりみることができる人数を示しています。

そのため、

  • 個別で対応しなければいけない場合
    おむつ替え・着替え・食事介助・アレルギー対応 など
  • 給食の準備や片付け、お昼寝の準備 など

これらの業務に関しての配慮は、一切含まれていません。

もも

そのため、個別で対応しなければいけないときは、保育士の目が少なくなるので、ヒヤヒヤすることも多く、休憩時間も取れないので、しんどかったですね。

こうした理由から、『保育士の配置基準に問題ありなこと』は、保育士の闇の1つといえます。

ここまでは、元保育士の筆者の実体験をもとに、『保育士の闇が深い9つの原因』について、お話をしてきました。

保育士の闇が深い9つの原因
  1. 書類作成が大変
  2. 行事が多い
  3. 女性特有の複雑な人間関係
  4. 時間外労働・持ち帰り仕事の多さ
  5. 労働に対しての賃金が見合っていない
  6. 勤怠管理がされていない
  7. ワークライフバランスの両立が難しい
  8. 有給休暇を自由に利用できない
  9. 保育士の配置基準に問題あり

保育士の仕事は、子どもたちの笑顔をみたり、成長していく姿を感じたりすることができるので、やりがいを感じることが多いです。

その一方で、今お話ししてきたように、保育業界が抱えるこれらの問題が長年解決されないために、保育士を辞めてしまう人が多い(離職率が高い)原因となっています。

もも

これだけの原因があると「保育士は闇が深い」と言われても仕方ないですよね…。

こうした原因が重なり、保育士を二度とやりたくないと感じてしまう人も多いです。

しかし、闇が深くない『働きやすい職場』もあります。

保育士が働きやすい条件
  1. 書類作成が簡素化されている
  2. 行事がない or 必要最低限
  3. 良好な人間関係
  4. 時間外労働・持ち帰り仕事がない
  5. 保育士でも福利厚生が整っていて、給与が良い
  6. 勤怠管理がきちんと行われている
  7. ワークライフバランスの両立ができる
  8. 有給休暇を取得しやすい
  9. 余裕のある保育士の人員配置がされている

こうした職場・労働環境であれば、『保育士が働きやすい条件』といえます。

もも

どうしたら、こうした職場を見つけることができるのかは、『おすすめの保育士向けの転職エージェント』で紹介します。

今働いている方はもちろん、これから保育士として働きたいと思っている方々が、こうした不安を抱えることなく、働くことができる環境が整うことを願うばかりです。

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保育士の闇が深い職場で働き続ける3つのリスク

保育士の資格を取得し、

「これから保育士として、子どもたちのために頑張ろう!」

このように思う人が多いですよね。

もも

私も保育学生のときはもちろん、働き始めてからも思っていました。

そのため、

「自分が保育士になりたくてなったんだから、辛いことがあっても頑張らないと…!」

もちろん仕事なので、多少辛いことはあるでしょう。

もも

しかし、保育士の闇が深い職場で、辛い気持ちのまま働き続けてしまうと、とても危険です!

なぜ、保育士の闇が深い職場で働き続けると危険なのか、その理由は下記の通りです。

保育士の闇が深い職場で働き続ける3つのリスク
  1. 良い保育ができなくなる
  2. 精神的なダメージが大きい
  3. 精神疾患になるリスクも高い
もも

私も保育士の闇が深い職場で働き続けた結果、1〜3すべてを経験しました。

私の実体験をお話ししながら、1つひとつのリスクについて、詳しくお話ししていきます。

1.良い保育ができなくなる

保育士の闇が深い職場で働き続ける1つ目のリスクは、『良い保育ができなくなること』です。

なぜ、良い保育ができなくなるのか、理由は下記の通りです。

良い保育ができなくなる理由

保育に集中することができなくなるから

闇が深い職場で働くと、人間関係が難しく、仕事の負担が大きいケースがほとんどです。

本来、子どもの保育に集中しないといけないのに、

  • 周りの目(人間関係)が気になる
  • 保育以外の仕事の負担が大きく、自分の気持ちに余裕がない

こうした理由から、次第に良い保育をすることができなくなるリスクが高いです。

もも

私も保育に集中しなければいけないと分かっていながら、集中できなかったときがありました。

もちろん良い保育をすることもできず、悩んだことも多かったですね…。

子どもの保育に集中できなかった場合、さまざまな業務に影響があります。

さまざまな影響とは?
  • 子どもの様子を見ることができない
    →子どもの安全が保てない
  • 保護者に子どもの様子を伝えられない
    →保護者との信頼関係に影響を及ぼす
  • 日誌や連絡帳などの書類作成ができない
    子どもの様子を見ていないと書けない内容

子どもの安全を守り、保護者に伝え、記録をするという、保育士の仕事に大きな影響を与えます。

もも

当然、子ども・保護者にとってはもちろん、自分にとっても決して良い状態ではないことは明らかですね。

こうした理由から、保育士の闇が深い職場で働き続けると良い保育ができなくなることはリスクの1つといえます。

2.精神的なダメージが大きい

保育士の闇が深い職場で働き続ける2つ目のリスクは、『精神的なダメージが大きいこと』です。

なぜ、精神的なダメージが大きいことがリスクとなるのか、理由は下記の通りです。

精神的なダメージが大きい理由

人間関係や業務負担が大きく、ストレスを抱えやすいから

保育の現場は、男性よりも圧倒的に女性の方が多いため、人間関係も難しくなりやすいのが現状です。

厚生労働省では、令和元(2019)5月に、保育士として就業した者が退職した理由を公表しました。

引用:厚生労働省

給料が低い、仕事の負担が多いという理由よりも、職場の人間関係で退職する人が多いことがわかります。

また、保育士の人手不足は深刻化しており、保育園でも自宅でも仕事漬けの日々を余儀なくされています。

そのため、自分の時間を取ることが難しいため、ストレスを抱え込みやすいのが現状です。

もも

私も人間関係の問題に加え、常に仕事に追われていたので、本当に大変でしたね…。

精神的にも体力的にも、しんどかったです…。

こうした理由から、保育士の闇が深い職場で働き続けると精神的なダメージが大きいことはリスクの1つといえます。

3.精神疾患になるリスクも高い

保育士の闇が深い職場で働き続ける3つ目のリスクは、『精神疾患になるリスクも高いこと』です。

なぜ、精神疾患になるリスクが高いのか、理由は下記の通りです。

精神疾患になるリスクが高い理由

業務の負担や人間関係のストレスが蓄積されるから

保育士は、子どもを保育するだけではなく、書類の作成や行事の準備など、やるべきことが多くあります。

そのため、勤務終了後も残業し、終わらない仕事は自宅に持ち帰って作業をすることは、日常茶飯事です。

もも

休日も仕事をしていることが多く、母に心配されることが多かったですね…。

それに加えて、女性が多い人間関係は非常に難しく、複雑になりやすいので、ストレスを感じる人も多くいます。

筆者も仕事の負担や人間関係のストレスが蓄積し、ストレス発散をする時間も十分に取ることができなかった結果…

・集中力が散漫になり、子どもと向き合えなくなった
・泣いている子どもをみると、自分も泣きたくなる気持ちになった
・うまく笑えなくなった
・何もやりたくなく、ボーッとすることが増えた

次第にこのようなことがあり、心療内科を受診したところ適応障害と診断され、半年ほど病院に通院しました。

もも

その当時、「適応障害になったのは、自分の心が弱いだけ」と、毎日自分のことを責めてしまい、とても辛かったですね…。

こうした理由から、保育士の闇が深い職場で働き続けると、精神疾患になるリスクも高いといえます。

ここまでは、保育士の闇が深い職場で働き続ける3つのリスクについて、お話をしてきました。

保育士の闇が深い職場で働き続ける3つのリスク
  1. 良い保育ができなくなる
  2. 精神的なダメージが大きい
  3. 精神疾患になるリスクも高い

これから保育士を目指す方にとって、

「うそでしょ…?」
「保育士って、闇深すぎない…?!」

このように感じた人も多いかもしれませんね。

もも

私もまだ学生の立場でこの記事を読んでいたら、このように感じていたと思います。

保育士を経験し、楽しかったことはもちろんありますが、その一方で、保育士の闇が深い職場で勤務し、辛かったことも多くありました。

もも

だからこそ、これから保育士を目指す皆さんには同じ思いをしてほしくないと思い、私の実体験を正直にお話しさせていただきました。

少子化が進んでいる日本ですが、保育士の需要は高まっています。

これから保育士として頑張りたい方々が、保育士の闇がない職場で活躍してもらえることが、私の今の願いです。

特におすすめ!

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おすすめ!

求人情報をみて、自分で進んで活動したい人向け!

学童保育で働きたい!

学童保育で働きたい人向け

職場選びに失敗しないために確認したい6つのポイント

ここまでの話を聞いて、

「保育士って、闇が深すぎない…?」
「保育士になりたいけど、躊躇ってしまう…。」

もも

このように思ってしまった人も多いかもしれませんね。

しかし、保育士の夢を叶えたい人にとっては、

「職場選びに失敗しない方法はないの?」
「どんなところに注意して、職場を選んだら良いのか知りたい!」

もも

と、思っている人も多いのではないでしょうか?

そこで、保育士の経験から職場選びに失敗しないために確認したいポイントを6つ紹介します。

職場選びに失敗しないための6つのポイント
  1. 完全週休2日制があるか
  2. 残業代がしっかり支給されるか
  3. 保育業務以外の仕事の量はどのくらいか
  4. 持ち帰り仕事の有無
  5. 職場の雰囲気(人間関係)は良好か
  6. ワークライフバランスの両立ができるか
もも

これら6つのポイントについて、詳しくお話しします。

1.完全週休2日制があるか

職場選びに失敗しないために確認したい1つ目のポイントは、『完全週休2日制があるか』という点です。

なぜ、完全週休2日制があることを確認したいのか、理由は下記の通りです。

完全週休2日制があることを確認したい理由

ゆとりを持って働くため

求人広告にある『休日』の項目をみると、

  • 完全週休2日制
  • 週休2日制

このように記載されていることがあります。

一見、完全週休2日制と、週休2日制は、似ているように感じますが、休日の日数が大きく異なります。

もも

完全週休2日制と、週休2日制の違いは、下記のとおりです。

完全週休2日制

土曜日に出勤した分、必ず別日に休みをもらうことができる

週休2日制

土曜日に出勤したとしても、別日に休みをもらえる保証はない

引用:マイナビ転職

もも

私が今まで勤務した職場は、週休2日制でした。

十分な休息を取ることができなかったので、体力的にきつく、精神的にも辛いと感じたことが多かったですね。

やはり自分の体力を維持し、精神的にゆとりを持って仕事に取り組むことができるのは、完全週休2日制を導入している職場だと思います。

こうした理由から、職場選びに失敗しないためにも『完全週休2日制があるか』をしっかり確認した方が良いでしょう。

2.残業代がしっかり支給されるか

職場選びに失敗しないために確認したい2つ目のポイントは、『残業代がしっかり支給されるか』という点です。

なぜ、残業代がしっかり支給されることを確認したいのか、理由は下記の通りです。

残業代が支給されることを確認したい理由

労働に対して給料が支払われないと、モチベーションが下がるから

今まで、保育士として

  • 認可保育園
  • 認可外保育園
  • 病院内保育所

3つの施設で勤務しましたが、残業代が支給されたことがあるのは、勤怠管理がきちんとされていた『病院内保育所のみ』です。

もも

夫や、以前勤めていたパート先の同僚に話したことがありますが、もれなく話した人全員に驚かれます。

会社員の夫から、

「みなし残業 (※1)は支給されたの?」

もも

と聞かれましたが、みなし残業もありません。

つまり時間外労働している分は、サービス残業です。

(※1)みなし残業とは

前もって一定時間の残業を想定し、実働労働時間にかかわらず当該時間分の残業代を支払う給与制度

実際の労働時間を把握しづらい職種に対し、実働時間にかかわらず残業を含めた毎月の労働時間をあらかじめ定めて給与を支払う制度。

定めた労働時間のうち、1日8時間を超えた時間がみなし残業に当たる。
社外での仕事が多い営業職などに適用されるケースが多くみられる。

引用:NEC

保育士は、子どもを保育する以外にも、さまざまな業務を行っていますが、勤務時間ないに終わらせることは難しく、残業せざるを得ません。

令和となった現在も、保育士として勤務する方々の「残業代が出ない」と嘆く声が多く聞かれます。

もも

私が保育士をしていた約10年前と状況が変わっていないのは残念ですね…。

時間外労働をしてもサービス残業で、給料がもらえないと、当然モチベーションも下がり、給料面の不満も募ります。

もも

私も労働に対して、残業代がしっかり出ないことに対して不満でしたね…。

モチベーションの維持も大変でした。

こうした理由から、職場選びに失敗しないためにも『残業代がしっかり支給されるか』をしっかり確認した方が良いでしょう。

3.保育業務以外の仕事の量はどのくらいか

職場選びに失敗しないために確認したい3つ目のポイントは、『保育業務以外の仕事の量はどのくらいか』という点です。

なぜ、保育業務以外の仕事の量はどのくらいかを確認したいのか、理由は下記の通りです。

保育業務以外の仕事の量を確認したい理由

業務量によっては、負担になる可能性が高いから

保育士は、子どもの保育以外にも

  • 書類の作成
  • 行事や製作物の準備

など、多くの業務を行っています。

しかし、保育園によって、

  • 行事が少ない or ない
    →行事の準備をする必要は最低限 or 準備の必要なし
  • 書類が簡素化されている
    →きちんと記録しなければいけないが、保育士が記入しやすい形式になっている

など、さまざまです。

もも

認可保育園・認可外保育園・院内保育所を経験しましたが、保育園によって形式が違ったので、驚きました。

また、行事が多い保育園では、準備に追われることが多いため、負担に感じやすい可能性が高いです。

もちろん、子どもを保育するだけでなく、書類の作成や行事の準備なども大切な仕事です。

もも

ですが、やはり子どもの保育以外の仕事の量が多いと負担に感じ、ストレスを抱えてしまう原因になる可能性もあります。

そのため、職場選びに失敗しないためにも『保育業務以外の仕事の量はどのくらいか』をしっかり確認した方が良いでしょう。

4.持ち帰り仕事の有無

職場選びに失敗しないために確認したい4つ目のポイントは、『持ち帰り仕事の有無』です。

なぜ、持ち帰り仕事の有無を確認したいのか、理由は下記の通りです。

持ち帰り仕事の有無を確認したい理由
  • 仕事に対するストレスを抱えてしまうから
  • 自分の心身の状態を守るため
  • 良い保育を行うため

会社員と同じように、週5日 or 週6日間、8時間の労働をし、持ち帰り仕事を行うことは、体力的にも精神的にも大変なことです。

常に持ち帰り仕事がある状態では、

・常に仕事に追われるため、自分の気持ちに余裕がなくなる
・精神状態が不安定になる
・ストレス発散することができない

など、こうした悪循環になってしまう可能性も否定できません。

もも

私も上記3つを経験し、とても大変な思いをしました…。

自分の心身を守ること、プライベートも充実させるため、また、良い保育をするためにも、

  • 子どもの保育以外の業務は、勤務時間内できちんとできるのか?
  • 万が一、持ち帰り仕事がある場合、どのくらいの量なのか?

上記2つを確認することは大切です。

もも

自分の心身を守りながら、仕事ができるのか見極めることが、職場選びでは大切なポイントになります。

こうした理由から、職場選びに失敗しないためにも『持ち帰り仕事の有無』をしっかり確認した方が良いでしょう。

5.職場の雰囲気(人間関係)は良好か

職場選びに失敗しないために確認したい5つ目のポイントは、『職場の雰囲気(人間関係)は良好か』という点です。

なぜ、職場の雰囲気(人間関係)は良好かを確認したいのか、理由は下記の通りです。

職場の雰囲気(人間関係)は良好かを確認する理由

自分の精神状態が安定した状態で、これから仕事ができるかのか判断するため

仕事をしていく上で、

・職場の雰囲気が自分に合っていない
・人間関係がよくない
・自分の意見を言える雰囲気ではない

など、こうした環境・雰囲気の中で仕事をやっていく場合、不満を感じたり、ストレスを感じやすいです。

もも

私も上記のような職場で勤務した経験がありますが、不満に思うことも多く、ストレスを抱えていました。

しかし、

・職場の雰囲気が自分に合っている
・人間関係も良好
・皆が意見を言い合える
・協力できる体制が整っている

このような職場で勤務した場合、不満やストレスを抱えにくくなるため、充実した日々を過ごすことができるようになります。

もも

仕事が大変でも、職場の雰囲気や人間関係が良いと、頑張れますよね!

こうした理由から、職場選びに失敗しないためにも『職場の雰囲気(人間関係)は良好か』をしっかり確認した方が良いでしょう。

6.ワークライフバランスの両立ができるか

職場選びに失敗しないために確認したい6つ目のポイントは、『ワークライフバランスの両立ができるか』です。

なぜ、ワークライフバランスの両立ができるかを確認したいのか、理由は下記の通りです。

ワークライフバランスの両立ができるか確認したい理由

自分の理想とする生活スタイルが維持できないと、精神的負担やストレスを感じてしまうから

保育士は、

・残業や持ち帰り仕事が日常茶飯事
・常に仕事に追われている

こうした状況なので、ワークライフバランスを両立させることが難しいです。

もも

私も常に仕事に追われていたので、保育士のときは大変だった記憶しかありません…。

自分に合った生活スタイルではなかったので、精神的負担やストレスを感じていました…。

そのため、保育士として働く自分自身が、

  • 楽しく働くことができるか
  • 仕事だけではなく、家族や友人などと、充実した生活を送ることができるか
  • 自分のライフスタイルに合わせた働き方ができるか

この3つの柱がきちんと揃った職場を見つけ出すことができると、自分の理想とする生活スタイルが維持できるため、ストレスを軽減することができます。

もも

良い保育をするためにも、仕事を続けていくためにも、しっかりプライベートもしっかり充実させることが大切です。

こうした理由から、職場選びに失敗しないためにも『ワークライフバランスの両立ができるか』をしっかり確認した方が良いでしょう。

ここまでは、職場選びに失敗しないために確認したい6つのポイントについて、お話をしてきました。

職場選びに失敗しないための6つのポイント
  1. 完全週休2日制があるか
  2. 残業代がしっかり支給されるか
  3. 保育業務以外の仕事の量はどのくらいか
  4. 持ち帰り仕事の有無
  5. 職場の雰囲気(人間関係)は良好か
  6. ワークライフバランスの両立ができるか

保育士の仕事は、子どもたちの笑顔や成長する姿をみると、やりがいを感じる仕事です。

もも

大変なことは多かったですが、保育士の仕事はやりがいを感じながら勤務していました。

しかし、今も昔も、保育士の

  • 人手不足
  • 労働環境
  • 人間関係
  • 給料面

など、問題が山積しています。

しかし、そのような問題がありますが、保育士を目指している皆さんには、

  • 職場選びに失敗しないでもらいたい
  • 保育士として充実した生活を送ってもらいたい

このように思ったからこそ、自分が経験したことを踏まえて、職場選びに失敗しないための6つのポイントをお話しさせていただきました。

もも

保育士の道に進むことを決めたとき・就職活動を行うときに今お話しした6つのポイントを思い出していただけると嬉しく思います。

特におすすめ!

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良質な保育士の求人を探すなら転職エージェントもおすすめ!

保育園は、全国の市町村に多くありますが、

「本当に働きやすい保育園は、どこなんだろう?」
「自分に希望の合う保育園を探すためには、どうしたら良いんだろう?」

このように感じる方も多いのではないでしょうか?

もも

私も認可保育所・認可外保育所・院内保育所を経験しましたが、やはり転職をするときには、こうした悩みがありました。

そんなお悩みを抱えている方におすすめしたいのが、『転職エージェント』です。

転職エージェントと聞くと、

一度就職した人が転職するときに利用するサイト

こうしたイメージがありますが、卒業見込みの保育学生でも利用することが可能です。

もも

保育学生も利用できるのは、嬉しいですね。

そんな転職エージェントの利用をおすすめする理由は、5つあります。

転職エージェントの利用をおすすめする理由
  1. 取り扱っている求人数が多い
  2. 働きやすい職場を紹介
  3. 職場の環境・雰囲気などを把握している
  4. 書類の添削もしてくれる
  5. 専属の担当者が相談から入職までサポートしてくれる
もも

これらの理由について、1つひとつお話ししていきますね。

1.取り扱っている求人数が多い

転職エージェントの利用をおすすめする1つ目の理由として、『取り扱っている求人数が多いこと』です。

なぜ、取り扱っている求人数が多いことが良いのか、下記の通りです。

求人数が多いことが良い理由

自分の希望に合う職場(求人情報)に出会えるチャンスが高まるから

利用する転職エージェントによって、求人数は異なりますが、

転職エージェント 求人数 一覧
  • 保育士ワーカー 約20,000件以上
  • 保育のお仕事 約50,000件
  • マイナビ保育 18,000件
  • キララサポート保育 4135件
  • ほいく畑 約4,000件
  • ほいくのえん 1339件
  • 保育バランス 300〜350件
  • レバウェル保育士 非公開
  • 保育エイド 非公開
  • しんぷる保育 非公開

中には求人数を公表していない転職エージェントもありますが、多くの求人数を取り扱っています。

新聞の折り込み広告や、保育系の学校に貼り出される求人と比べても、明らかに多いです。

もも

私が通っていた短期大学では、認可保育園・幼稚園教諭の求人をメインに500〜1,500件程度だったと記憶しています。

また、転職エージェントの場合、世の中に出回っていない(穴場)求人を取り扱っているケースが多いので、自分の希望に合った求人情報が手に入る可能性も高まります。

もも

求職者にとって、メリットが多いですよね。

このように転職エージェントは、質の良い保育士の求人数が多いので、利用をおすすめすることができます。

2.働きやすい職場を紹介

転職エージェントの利用をおすすめする2つ目の理由として、『働きやすい職場を紹介してくれること』です。

なぜ、働きやすい職場を紹介してくれることが良いのか、理由は下記の通りです。

働きやすい職場を紹介してくれることが良い理由

仕事もプライベートも充実させるため

お伝えしてきたように保育士の仕事は、

・残業や自宅に持ち帰る仕事が多い
・書類の作成が大変
・保育士同士の人間関係が難しい
・ワークライフバランスの両立が難しい

など、いくつもの問題点があります。

もも

とても働きやすい環境とは言えないですよね…。

しかし、多くの転職エージェントでは、利用者の希望を聞いた上で、1人ひとりに合った働きやすい職場を紹介してくれます。

もも

利用者にとって、自分に合った職場を紹介してくれることは、とても助かりますよね。

自分に合った職場を紹介してもらうためには、

  • どんな環境で働きたいか?
    保育園の規模
    労働環境
  • どんな雰囲気の保育園が良いか?
    大勢の子どもたちと関わりながら保育をしたい
    少人数でこじんまりとした雰囲気で保育をしたい
  • 残業や持ち帰り仕事の量
  • 給料面の希望

など、転職エージェントの担当者に、自分の気持ちを正直に伝えることが大切です。

もも

こうすることで、自分にとって働きやすい職場を探し、求人を紹介してもらうことができます。

転職エージェントは、質の良い保育士の求人情報の中から、働きやすい職場を紹介してもらえるのでおすすめです。

3.職場の環境・雰囲気などを把握している

転職エージェントの利用をおすすめする3つ目の理由として、『職場の環境・雰囲気などを把握していること』です。

なぜ、職場の環境・雰囲気などを把握していることが良いのか、理由は下記の通りです。

職場の環境・雰囲気などを把握していることが良い理由

働く環境次第では、自分に合う・合わないが分かれるため

保育士として働く場合、

  • 職場の環境や雰囲気
  • 人間関係や労働環境
もも

これから保育士として頑張りたいと考えている人にとって、こうしたポイントは気になりますよね。

自分で求人を探す場合は、実際に保育園を見学し、雰囲気を確認することはできますが、実際に入職してみないとわからない部分も多いです。

たとえば…

・人間関係が良さそうと感じても、実際に入ると派閥ができていて、あまり良い関係ではなかった
・子どもの保育以外の仕事があまりに多くて、働きづらかった

こうしたことが挙げられます。

もも

私もまさに、こうした経験があります…。

しかし、多くの転職エージェントでは、

  • 人間関係
  • 仕事内容や仕事量、残業
  • 行事の数や規模

などの情報を入手しています。

もも

働く上で、職場の雰囲気や環境、労働環境などは、無視できない問題なので、教えてもらえると、安心ですよね。

転職エージェントは、職場の環境・雰囲気などを把握しているので安心して利用することができるため、おすすめできます。

4.書類の添削もしてくれる

転職エージェントの利用をおすすめする4つ目の理由として、『書類の添削もしてくれること』です。

なぜ、書類の添削もしてくれることが良いのか、理由は下記の通りです。

書類の添削もしてくれることが良い理由

書類も自分をアピールする1つの手段になるから

面接時に必ず必要になるのは、履歴書や職務経歴書などの書類です。

こうした書類を記入する機会はあまりないので、どのように書いたら良いのか、困ってしまう人も多いですよね。

面接時の受け答えや印象はもちろん、履歴書・職務経歴書がきちんと書かれているかというところもみられるため、しっかり記入したいポイントの1つです。

もも

私も履歴書の志望動機の欄は、「何書こうかな…?」と悩みましたね…。

利用する転職エージェントにもよりますが、書類の添削を行っている転職エージェントもあります。

もも

しかし、転職エージェントによっては、添削サービスを行っていない場合もある可能性もあるので、担当者に尋ねると良いでしょう。

書類も自分をアピールするための手段の1つです。

もも

そのため、しっかりアドバイスを受けられることは、とてもメリットですよね。

こうした理由から、転職エージェントの利用をおすすめすることができます。

5.専属の担当者が相談から入職までサポートしてくれる

転職エージェントの利用をおすすめする5つ目の理由として、『専属の担当者が相談から入職までサポートしてくれること』です。

なぜ、専属の担当者が相談から入職までサポートしてくれることが良いのか、理由は下記の通りです。

専属の担当者が相談から入職までサポートしてくれることが良い理由

不安なこと・悩みを1つひとつ解決しながら就職活動を進めることができるから

就職活動をしていると、不安なことや悩みが出てきますよね。

「自分にとって働きやすい職場が見つかるのだろうか…?」
「やりがいを感じながら仕事ができるのだろうか…?」

もも

私もこうした悩みを持ちながら就職活動をしました。

ですが、ほとんどの転職エージェントでは、

  1. 就職活動の相談
  2. 求人情報の紹介
  3. 面接の日程調整
  4. 採用後の案内
  5. 入職後のサポート

このような段階を踏みながら、専属の担当者が利用者が希望する保育園で働くことができるようにサポートするところがほとんどです。

そのため、就職活動に関する悩みを担当者に相談しながら、希望する保育園を紹介してもらうことができます。

もも

利用者にとって、就職活動の悩みを相談しながら1つひとつ解決しながら進めていけることは、メリットが大きいですよね。

良質な求人情報を得ながら、就職活動の相談から入職後までのサポートをしてくれるため、転職エージェントの利用をおすすめすることができます。

ここまで、良質な保育士の求人を探すなら転職エージェントもおすすめする5つの理由について、お話ししました。

職場選びに失敗しないための6つのポイント
  1. 完全週休2日制があるか
  2. 残業代がしっかり支給されるか
  3. 保育業務以外の仕事の量はどのくらいか
  4. 持ち帰り仕事の有無
  5. 職場の雰囲気(人間関係)は良好か
  6. ワークライフバランスの両立ができるか

保育士の求人は多いですが、

・職場の人間関係
・労働環境
・給与の問題
・ワークライフバランスの両立の難しさ

主にこうした問題が解決されていないため、離職率が高いままです。

しかし、保育士向けの転職エージェントを利用することで、

・自分にとって働きやすい職場を見つけることができる可能性が高い
・1つひとつの悩みを解決しながら、安心して就職活動をすることができる

など、利用者にとって嬉しいメリットが多いです。

「良い求人情報をみたい」
「働きやすくて長く勤められる職場を見つけたい」
「1人で就職活動をするのは不安だから、サポートしてほしい」

このように思っている方は、転職エージェントを利用するのがおすすめです。

新卒でも転職エージェントを利用することができるので、就職活動時に役立ててみてはいかがでしょうか。

もも

そうすることで、働きやすい職場を見つけられるかもしれませんよ。

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おすすめの保育士向けの転職エージェント

保育士の転職エージェントを利用すると、メリットが多いと分かったとしても…

「保育士向けの転職エージェントって、どうやって探せばいいの?」
「どのサービスがおすすめなの?」
「1つひとつの転職エージェントの特徴をしっかり比較したい!」

もも

このように思う人が多いですよね。

そこで、おすすめの転職エージェントを5つ紹介します。

おすすめの転職エージェント
  1. 保育士ワーカー
  2. 保育のお仕事
  3. ジョブメドレー
  4. 保育エイド
  5. ほいく畑

今回紹介する5つの転職エージェントは、いずれも厚生労働省の許可されている会社です。

もも

そのため、安心してくださいね。

なぜこの5つの転職エージェントがおすすめなのか、それぞれの特徴も合わせてお話ししていきます。

1.保育士ワーカー

おすすめの保育士向けの転職エージェントの1つ目は、保育士ワーカーです。

保育士ワーカーをおすすめする理由は、下記の通りです。

スクロールできます
求人数20,000件以上
求人の対応地域全国区
特徴・非公開求人がある
・自分が興味のある求人に直接応募することができる
・保育園(施設)側から、スカウトされることがある
・手厚いサポートを受けることができる
 履歴書や職務経歴書の添削
 面接時のポイントを教えてもらうことができる
 出張面談や面接の同行にも対応してもらえる
・転職に関するノウハウが豊富 (年間の転職成功者数は、30,000人以上)
保育士ワーカー

多くの転職エージェントの場合、利用者の希望などを聞き取り、その人に合う求人を紹介します。

しかし保育士ワーカーでは、

  • 自分で求人を探し、興味がある保育園に直接応募することができる
  • マイページ(プロフィール)を登録することで、施設側が面接したいと思った場合、スカウトが届く

こうした特徴があります。

もも

この後紹介するジョブメドレーもスカウト機能はありますが、利用者が直接応募する機能があるのは、保育士ワーカーのみです。

また、保育士ワーカーを運営している『株式会社トライトキャリア』は、保育士向けの転職支援のほか、

  • ドクター
  • 看護師
  • 介護士
  • 栄養士
  • PTOPST
    理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
  • 歯科衛生士

こうした医療・福祉に関する転職支援をサポートしています。

もも

転職に関するノウハウが豊富なので、1人ひとりに合ったサポートを行うことができるというわけです。

利用者が希望する職場に就職できるように、手厚いサポートを受けることができることも、メリットが大きいですよね。

そのため、保育士ワーカーを利用するなら…

・確実に転職したいと考えている人
・多くの求人情報をみたい人 
・手厚いサポートを受けたい人
・気になる求人先に積極的に応募したい人

もも

このような方に『保育士ワーカー』をおすすめすることができます。

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2.保育のお仕事

おすすめの保育士向けの転職エージェントの2つ目は、保育のお仕事です。

保育のお仕事をおすすめする理由は、下記の通りです。

スクロールできます
求人数50,000件以上
求人の対応地域全国区
特徴・施設形態が豊富
・好条件の非公開求人が豊富
・細かな条件を設定し、求人情報をみることができる
・面接前に職場の雰囲気や内部情報を知ることができる
・面接対策や面接時に同行してもらえる・給料や待遇、勤務条件を交渉してもらえる
保育のお仕事

保育のお仕事では、職種や施設形態だけでなく、細かな特徴を選択した上で、求人情報をみることができます。

引用:保育のお仕事
引用:保育のお仕事
もも

自分の希望に合う保育園を簡単に見つけることができるのは、嬉しいですね。

また、保育のお仕事では、取り扱っている求人先に出向き、『職場の雰囲気』や『内部情報』を調査し、利用者に情報を共有しています。

そのため、求人情報を紹介してもらうのと同時に

  • 求人情報だけではわからない部分を教えてもらうことができること
  • 良い部分だけでなく、悪い部分も教えてもらうことができる

保育のお仕事では、こうしたメリットがあるため、利用者は「自分に合う職場か」をしっかり考えた上で、応募することができます。

もも

利用者にとって、とてもメリットが大きいことがわかりますね。

そのため、保育のお仕事を利用するなら…

・好条件の非公開求人をみたい人
・自分のライフスタイルに合わせて仕事を探したい人
・保育園以外の職種にチャレンジしたい人
・面接前に職場の雰囲気や内部情報を知りたい人

もも

このような方に『保育のお仕事』をおすすめすることができます。

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3.ジョブメドレー

おすすめの保育士向けの転職エージェントの3つ目は、ジョブメドレーです。

ジョブメドレーをおすすめする理由は、下記の通りです。

スクロールできます
求人数約31,000件
求人の対応地域全国区
特徴・検索機能が便利で探しやすい
・キープリスト・気になる求人機能が便利
・スカウト機能がある スカウト機能を利用すると、内定率が1.7倍
・勤続支援金をもらうことができる
ジョブメドレー

ジョブメドレーの検索方法は、

  1. 都道府県を選択
  2. 市町村 or 沿線から選択
  3. 雇用形態・給与から選択
  4. 特徴から選択

この順番で選択していくだけなので、わかりやすいサイトになっています。

検索結果では、自分の希望する保育園がピックアップされるだけでなく、『おすすめ順』・『新着順』も確認することができます。

もも

検索方法もわかりやすいだけでなく、おすすめ・新着の情報もみることができるのは、利用者にとって嬉しいですね。

また、ジョブメドレーでは、『キープリスト』・『気になる求人』それぞれの機能を利用することができます。

キープリストとは?
  • 応募するか迷っている求人を一時保存できる機能
    キープリストの保存期間は2週間
気になる求人とは?
  • 会員登録をすると、応募するか迷っている求人を「気になる求人」に登録することができる機能
    ①登録した求人はマイページの「気になる求人」にて一覧で管理可能
    求人を掲載している事業所に利用者が「気になる求人」に追加したことが通知されるため、スカウトを受けやすくなるメリットがある

キープリスト・気になる求人それぞれの機能があることで、

  • 自分が気になる求人情報を保管できるため、比較しやすい
  • 保育園からスカウトされる可能性が高まり、内定をもらいやすくなる可能性が高い

こうしたメリットが挙げられます。

また、他の転職エージェントと大きく異なる点としては、『勤続支援金』があることです。

勤続支援金とは何か?、受け取る条件や注意点は、下記の通りです。

ジョブメドレー 注意事項
勤続支援金とは?

ジョブメドレーでお仕事を探して応募し、入職された利用者にジョブメドレーからのボーナスとして支給している

継続支援金を受け取る条件

入職から60日以上勤務が必須

継続支援金を受け取る注意点

職種や勤務形態によって支給される金額は異なる

ですが、ジョブメドレーのデメリットとしては、保育士ワーカーや保育のお仕事のように、サポートを受けることができない点です。

もも

ジョブメドレーは、自分で就職活動を進めないといけないため、サポートをしてほしいという方にはおすすめできません。

こうした点から、ジョブメドレーを利用するなら…

・求人情報をたくさんみたい人
・サポートがなくても就職活動ができる人
・気になる保育園をキープ、気になる求人の機能を利用したい人
・勤続支援金を受け取りたい人

もも

このような方に『ジョブメドレー』をおすすめすることができます。

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4.保育エイド

おすすめの保育士向けの転職エージェントの4つ目は、保育エイドです。

保育エイドをおすすめする理由は、下記の通りです。

スクロールできます
求人数非公表
求人の対応地域東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県
特徴・人間関係が比較的良好な職場のみを紹介
・職場の雰囲気や人間関係をしっかり把握している
・元保育士が転職を徹底サポート
保育エイド

保育士を離職する1番の原因は、職場の人間関係だとお伝えしました。

引用:厚生労働省

保育エイドでは、保育士の離職理由のトップである『人間関係』というところにスポットを当て、

  • 保育園に出向いて、職場の雰囲気を把握している
  • 仕事を紹介した保育士から、現場の雰囲気や人間関係についてのフィードバックを受けている

こうした2つのことを徹底しています。

もも

仕事を紹介した保育士からフィードバックを受けているので、生の声が聞くことができるのは、利用者にとって参考になる情報ですよね。

また、利用者の転職をサポートするのは、元保育士です。

保育士を経験しているからこそ、

  • 利用者の気持ちに寄り添ったサポートをしてもらうことができる
  • 専門性が高いサポートを受けることができる

こうしたメリットを感じることができる可能性が高いといえます。

しかし、取り扱い地域が、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県と限定されているため、利用したくてもできない人が多い可能性が高いです。

もも

人間関係で悩む保育士は多くいるので、是非とも全国区で展開してほしいですね。

こうしたことを踏まえた上で、保育エイドを利用するなら…

・東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県にお住まいの方
・人間関係が比較的良好な職場のみを紹介してほしい方
・保育士としての経験を持っている(専門性の高い)人にサポートしてもらいたいと考えている方

もも

このような方に『保育エイド』をおすすめすることができます。

5.ほいく畑

おすすめの保育士向けの転職エージェントの5つ目は、ほいく畑です。

ほいく畑をおすすめする理由は、下記の通りです。

スクロールできます
求人数約3,800件
公開されている求人の対応地域群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・大阪府・京都都・奈良県・三重県・兵庫県・滋賀県・福岡県・佐賀県
特徴・非公開の求人がある
・『未経験OK』の求人の取り扱いがある
・求人情報を詳しく検索することができる
・正職員だけでなく、派遣保育士の求人情報も豊富
・保育のお仕事コラムがわかりやすい
ほいく畑

ほいく畑では、『無資格・未経験OK』の求人が多いです。

試しに…

  • 保育士
  • 私立認可保育園
  • 認定こども園
  • 無資格・未経験OK

という条件で検索したところ、1,631件ヒットしました。

引用:ほいく畑

上記の検索では、地域・雇用形態は設定していません。

もも

しかし、それでも1,600件以上の求人がヒットしたことを考えると、『無資格・未経験OK』の求人が多いことがわかります。

この他にも、ほいく畑では、こだわりの限定求人や、突然の欠員などの理由で、インターネットに掲載されていない非公開求人を数多く取り扱っています。

もも

そのため、上記の対象地域以外にお住まいの方も、紹介してもらえる保育園はないか、相談してみると良いでしょう。

また、ほいく畑では、派遣保育士の求人にも力を入れており、3つの特徴があると話しています。

派遣保育士の3つの特徴
  1. 希望の勤務条件を選べる
    ライフスタイルに合わせて勤務することができる
  2. 高収入が期待できる
    派遣会社が定めた一律の規定で給与が支給されるため、高時給で働くことが可能
  3. 自分に合う職場が見つかる
    派遣期間を決めて働けるので、自分に合う職場なのか、実際に働いてみて確認できる

引用:ほいく畑

ほいく畑では、派遣スタッフとして働いている保育園を気に入ったら、正社員などの直接こようとして登用される『紹介予定派遣』という働き方もできます。

そのため、

「自分に合う職場なのか、確かめたい。」
「実際に働いてみて、無理なく働くことができるか確かめた上で正社員になりたい」

もも

など、このように感じる方には、派遣保育士からスタートしても良いかもしれません。

こうした特徴から、ほいく畑を利用を利用するなら…

・未経験の求人情報が豊富にみたい人
・自分に合う職場なのか確認した上で、常勤保育士になりたい人
・自分のライフスタイルに合わせて勤務したい人

もも

このような方に『ほいく畑』をおすすめすることができます。

ここまでは、おすすめの転職エージェントについて、5つ紹介してきました。

スクロールできます
保育士ワーカー保育のお仕事ジョブメドレー保育エイド ほいく畑
求人数20,000件以上50,000件以上約31,000件非公表約3,800件
対応地域全国区全国区全国区東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県群馬県・栃木県・茨城県・千葉県・東京都・神奈川県・山梨県・静岡県・愛知県・岐阜県・大阪府・京都都・奈良県・三重県・兵庫県・滋賀県・福岡県・佐賀県
非公開求人の有無ありありなしありあり
サポート体制・履歴書や職務経歴書の添削
・面接時のポイントを教えてもらうことができる
・出張面談や面接の同行にも対応してもらえる
面接対策や面接時に同行してもらえる
・給料や待遇、勤務条件を交渉してもらえる
なし・元保育士が転職を徹底サポート・キャリアアドバイザーが、1人ひとりにつき、転職をサポートする
・勤務条件の交渉可能
その他ポイント・転職に関するノウハウが豊富
・スカウト機能あり
・直接応募が可能
・細かな条件を設定し、求人情報をみることができる
・面接前に職場の雰囲気や内部情報を知ることができる
・検索機能が便利で探しやすい
・キープリスト・気になる求人機能が便利
・スカウト機能がある
・勤続支援金をもらうことができる
・人間関係が比較的良好な職場のみを紹介
・職場の雰囲気や人間関係をしっかり把握している
・『未経験OK』の求人の取り扱いがある
・求人情報を詳しく検索することができる
・正職員だけでなく、派遣保育士の求人情報も豊富
こんな人におすすめ!・確実に転職したいと考えている人
・多くの求人情報をみたい人
・手厚いサポートを受けたい人
・気になる求人先に積極的に応募したい人
・好条件の非公開求人をみたい人
・自分のライフスタイルに合わせて仕事を探したい人
・保育園以外の職種にチャレンジしたい人
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それぞれの転職エージェントを比較してきましたが、1つひとつ特徴があります。

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保育士の職場は認可保育園だけじゃない!活躍できる職場10選!

「保育士は、どんな職場で働くことができるでしょうか?」

このように質問したときに、

「保育園でしょ?」

と、多くの人が答えるのではないかと思います。

もも

ですが、保育士の職場は、保育園だけではありません。

保育園以外に働くことができる職場は、10こあります。

保育士が保育園以外に勤務できる職場10選
  1. 企業内保育所
  2. 病院内保育所
  3. 放課後児童クラブ(学童保育)
  4. 児童館
  5. 児童福祉施設
  6. ベビーシッター
  7. 保育ママ
  8. 子ども向けのアパレル業界
  9. 子ども向けのテーマパーク
  10. 子ども向けの写真館
もも

「こんなに保育士の職場はあるんだ!」と驚かれた方も多いかもしれませんね。

1つひとつの職場について、詳しくお話ししていきますね。

1.企業内保育所

保育士が保育園以外で活躍できる職場の1つ目は、『企業内保育所』です。

企業内保育所とは?

企業に勤めている人の子どもを対象に保育する施設

現在、働きながら子育てをしている親御さんが増えています。

そのため、保育園の需要が増えている一方で、保育園に入れず、困っている方が多いです。

https://twitter.com/pon_childcare/status/1625749670722174976?s=46

仕事に復帰できなくて困るのは、親御さんだけでなく、企業側にとっても痛手ですよね。

こうした状況を回避するため、子育てをしながらでも働ける環境を提供するために、企業内保育所を設置する企業が増えています。

もも

企業の中に保育園を設置しているから、『企業内保育所』ということですね。

認可保育園とは異なり、企業に勤めている人の子どもが対象なので、子どもの人数も少ないため、1人ひとりに寄り添いながら、ゆとりを持って保育することができます。

もも

そのため、少人数保育でゆったりと勤務したい方には、企業内保育所をおすすめです。

また、企業内保育園の求人は、事業所内保育所への転職支援サービス【保育バランス】がおすすめです!

保育バランスの特徴
  • 事業所内保育所(病院・企業内の保育所)への転職支援に特化
  • 常時300〜350件程度の事業所内保育所の求人がある
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保育バランスの気になる口コミや登録方法、利用するメリット・デメリットなど、こちらの記事でも詳しく解説しています。

2.病院内保育所

保育士が保育園以外で活躍できる職場の2つ目は、『病院内保育所』です。

病院内保育所とは?

病院に勤めている人の子どもを対象に保育する施設

病院で働いている医師や看護師のお子さんを預かる施設で、企業内保育所と同じ役割を果たしています。

もも

私も病院内保育所に勤務経験があります。

しかし、企業内保育所と病院内保育所の大きな違いは、入院施設が整っている病院の場合、夜勤業務が発生することです。

認可保育園では、どんなに遅くても20時までには閉まってしまうため、認可保育園では対応することができません。

そのため、夜勤業務を行なっている親御さんが安心して働くことができるように、病院内保育所も24時間体制で稼働しているケースが多いです。

もも

私が勤めていた病院内保育所も24時間対応できるように、交代制で勤務していました。

また病院内保育所も、病院に勤めている職員と、その子どもを対象にしているため、子どもの人数は少なめです。

もも

私が勤めていた病院内保育所は、職員数10名程度で子どもが20名程度でした。

とはいえ、入院施設が整った病院では夜勤業務が発生することは、デメリットになる可能性は高いです。

しかし、企業内保育所と同様に、子どもの人数が少なく、1人ひとりに寄り添いながら保育ができるメリットがあります。

もも

そのため、夜勤業務に抵抗がない方で、ゆとりを持った保育をしたい方におすすめです。

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病院内保育所の求人をお探しの方は、保育バランスを利用してみると良いでしょう。

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3.放課後児童クラブ(学童保育)

保育士が保育園以外で活躍できる職場の3つ目は、『放課後児童クラブ(学童保育)』です。

放課後児童クラブ(学童保育)とは?

保護者が労働党により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対し、授業の終了後等に小学校の余裕教室や児童館を利用して適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るもの

引用:こども家庭庁

放課後児童クラブ(学童保育)の場合、対象年齢は小学生です。

共働きする親御さんが増えているため、

  • 放課後
  • 長期休み
    (夏休み・春休み)

など、子どもだけで過ごさなければいけません。

もも

小学校に入学したとはいえ、親にとって子どもを1人で留守番させることは心配なことばかりです。

そのため、子どもの安全を守るため、また親御さんも安心して仕事をすることができるようにするために、放課後児童クラブ(学童保育)があります。

もも

仕事・子育てをしている親御さんにとって、なくてはならない大切な施設の1つですね。

厚生労働省によると、学童保育の収容人数は、おおむね40人程度までが望ましい(最大70名)と記載されています。

引用:厚生労働省

そのため、1人ひとりと寄り添うというわけにはいかないでしょう。

ですが、対象年齢が小学生と高いため、子ども同士の関わりや成長をより実感することができる仕事です。

もも

そのため、保育園以外で働きたいと考えている方には、放課後児童クラブ(学童保育)もおすすめです。

また、放課後児童クラブ(学童保育)学童の求人をお探しの方は、学童保育への転職・就職なら【はじめての学童指導員】 を利用するのがおすすめです。

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4.児童館

保育士が保育園以外で活躍できる職場の4つ目は、『児童館』です。

児童館とは?

児童館は、18歳未満の子どもが自由に利用することができる児童福祉施設
専門の職員(児童厚生員)を配置して、遊びを通じた子どもの健全育成活動を行っている

引用:児童健全育成推進財団

児童館での主な仕事は、

  1. 子どもたちの遊びを通じた学びの促進
  2. 子育てに悩む保護者の相談を受ける

この2つです。

そのため、対象年齢は保育園のように0〜6歳ではなく、0〜18歳までと、対象年齢の範囲が非常に広いです。

そのため、臨機応変に対応しなければいけないため、難しさを感じる可能性もあります。

もも

臨機応変に動く必要があること、また年齢層が広いため、敬遠してしまう人も多いかもしれませんね…。

しかし、反対にいえば、さまざまな年齢層の子どもと関わることができるため、

・自分のスキルアップに繋がる
・保育園とは違う経験をすることができる

こうしたことがメリットとしてあげることができます。

保育園勤務ではできないような遊びも提供することができるので、また違うやりがい・楽しさを感じることができる可能性が高いです。

そのため、幅広い年代の子どもたちと関わりながら仕事をしたいと考える方には、児童館をおすすめです。

もも

しかし、児童館の求人は数が少ないので、直接施設のホームページから検索をすると良いですね。

5.児童福祉施設

保育士が保育園以外で活躍できる職場の5つ目は、『児童福祉施設』です。

児童福祉法の第7条で定められている児童福祉施設は、下記の通りです。

児童福祉法に定められている児童福祉施設
  • 助産施設
  • 乳児院
  • 母子生活支援施設
  • 保育所
  • 幼保連携型認定こども園
  • 児童厚生施設
  • 児童養護施設
  • 障害児入所施設
  • 児童発達支援センター
  • 児童心理治療施設
  • 児童自立支援施設
  • 児童家庭支援センター及び里親支援センター

引用:児童福祉法

もも

保育所(保育園)も、児童福祉施設の1つです。

上記の施設の中で、保育士資格を有する者の配置を求めている児童福祉施設は、下記の通りです。

スクロールできます
保育士の配置が必須とされている施設保育士の配置が任意とされている施設保育士の資格を所持していることで就業可とされている施設
・保育所
・改正前の認定こども園
・改正後の幼保連携型認定こども園
・児童養護施設
・障害児入所施設
・児童発達支援センター
・情緒障害児短期治療施設
・乳児院・母子生活支援施設
・児童厚生施設
・児童自立支援施設
・児童家庭支援センター
引用:文部科学省
もも

こうしてみてみると、保育園以外の施設でも多くの場所で勤務できることがわかります。

多くの人が就職している

  • 保育所
  • 改正前の認定こども園
  • 改正後の幼保連携型認定こども園

上記3ヶ所以外の児童福祉施設で勤務する場合、さまざまな事情を抱えた方が利用しています。

さまざまな事情とは?
児童養護施設

親と離れて暮らさなければいけない事情を抱えている子ども

障害児入所施設

身体や知的など、障害を持っている0〜18歳までの子ども

など

児童福祉施設で勤務する場合、1人ひとりの事情が異なります。

そのため、1人ひとりに合った支援方法を考えていかなければいけため、保育園に勤務するよりも難しさを感じてしまうことも多いかもしれません。

もも

ですが、1人ひとりの話をじっくり聞き、その子どもの今後の人生がより良いものになるように支援していくことは、やりがいを感じることができるはずです。

保育園も児童福祉施設の中の1つですが、保育園以外にもさまざまな特徴の施設があります。

さまざまな事情を抱えた子どもの力になりたいと感じている方には、児童福祉施設での勤務をおすすめすることができます。

6.ベビーシッター

保育士が保育園以外で活躍できる職場の6つ目は、『ベビーシッター』です。

ベビーシッターとは?
  • 保護者の依頼を受け、その家庭の教育方針に従い、子どもたちのお世話全般を引き受ける仕事
    子どもと遊ぶだけでなく、保育園や習い事への送迎など、業務内容は多岐にわたる

保育園に入園していない子どもがいる家庭の場合、多くの家庭では24時間体制でお母さんな子どものお世話をしています。

現在、男性の育児休暇も進んでいますが、取得率は低いままなので、子育ての負担は、未だ女性(ママ)が大きいのが現状です。

引用:厚生労働省
もも

私の夫の会社も男性の育児休暇の制度がありますが、実際に利用したのはごく少数で、まだまだ利用しづらい雰囲気があるそうです。

育休中、専業主婦で、普段自宅で子どものお世話をできても、日常生活をしていると、

「少しの間でも、リフレッシュしたい…。」
「出かけなければいけない用事がある」

もも

など、こういうときもあります。

近所に協力してくれる家族がいるならお願いできますが、離れて暮らしている場合、助けを求めたくてもできない方も多いです。

ベビーシッターは、こうした悩みを抱えている家庭に寄り添いながら、保育を提供します。

ベビーシッターの求人は、保育園と比べると少ないですが、正社員でも募集している求人情報もあることはあります。

もも

先ほど紹介した転職エージェントなどで、求人情報を調べてみると良いでしょう。

ベビーシッターは、1人ひとりの子どもと保護者と親密に関係を築きながら、丁寧な保育をしたいと考えている方におすすめです。

7.保育ママ

保育士が保育園以外で活躍できる職場の7つ目は、『保育ママ』です。

もも

保育ママは、家庭的保育者とも呼ばれることもあります。

保育ママとは?

保育者の自宅などで0〜2歳児を対象に、保育を行うこと

保育ママは、2016年に創立された「子ども・子育て支援新制度」において地域型保育事業のひとつに位置付けられてます。

しかし、保育ママ(家庭的保育者)として働くためには、いくつかの条件があります。

保育ママになるための条件
  1. 次のいずれかに該当する者であって、市町村長が行う研修を修了した者であること
    ・保育士
    ・保育士と同等以上の知識及び経験を有すると市町村長が認める者
  2. 心身ともに健全であること
  3. 乳幼児の保育についての理解及び熱意を有していること
  4. 乳幼児の保育に専念できること
  5. 乳幼児の保育に関し虐待等の問題がないと認められること
  6. 児童福祉法(昭和22年法律第164号)及び児童買春、児童ポルノに係る行為等の処罰及び児童の保護等に関する法律(平成11年法律第52号)等の規定により、罰金以上の刑に処せられたことがないなど、保育士の欠格要件に該当しないこと

引用:厚生労働省

この他にも、家庭的保育事業(保育ママ)を行う上で、

  • 保育室(子どもを保育する場所)の広さ
  • 職員の人数
    (調理員・嘱託医 含)
  • 給食

などの基準をクリアする必要があります。

もも

保育ママは、保育士の資格を持っているだけではできないので、保育系の大学・短大を卒業してすぐになることは難しいでしょう。

しかし、保育士としての経験を積んだあとに独立したいという方には、保育ママをおすすめします。

8.子ども向けのアパレル業界

保育士が保育園以外で活躍できる職場の8つ目は、『子ども向けのアパレル業界』です。

現在、子ども向けの衣服を販売しているショップは、多くあります。

子ども向けの衣服を販売しているショップ
  1. ユニクロ
  2. ミキハウス
  3. ファミリア
  4. 西松屋
  5. アカチャンホンポ
  6. バースデイ(しまむらグループ)
  7. GAP

など

もも

きっと、ほとんどの方が知っているショップなのではないかと思います。

これらの子ども向けの衣服を販売している会社は、保育士の資格は必要ありません。

しかし、保育士の資格を持っている(子どもの成長過程を理解している)からこそ、

  • 子どもにとって安全で、脱ぎ着しやすい衣服を作ることができる
  • 子どもの年齢に応じた服装を勧めたり、アドバイスしたりすることができる

など、その子どもの年齢に応じた商品を企画・販売することができるでしょう。

もも

子どもにとって使いやすい商品を開発し、お客さんに提供するためには、成長過程をしっかり理解する必要があります。

そのため、子どもが好きでアパレル業界に憧れを持っている方におすすめできる仕事です。

9.子ども向けのテーマパーク

保育士が保育園以外で活躍できる職場の9つ目は、『子ども向けのテーマパーク』です。

現在、子ども向けのテーマパークも多くあります。

子ども向けのテーマパーク
  1. キッザニア
  2. 東京ディズニーランド/シー
  3. サンリオピューロランド
  4. アンパンマンミュージアム
  5. レゴランド

など

もも

子どもはもちろん、大人も楽しめる施設ですよね。

基本的にテーマパークで働く場合も、保育士の資格は必要ありません。

しかし、保育士の資格を最大限に活かすことができる施設は、『キッザニア』です。

キッザニアとは?
  • 楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる『子どもが主役の街』
    本格的な設備や道具を使って、大人と同じようにいろいろな仕事やサービスを体験することができる施設

キッザニアでは、子どもたちがさまざまな職業体験を行います。

そのため、

  • 1人ひとりの子どもに目を配る
  • 子どもたちの前に立ち、どのようなことをやるのかをわかりやすく説明する
  • 子どもの年齢・様子をしっかりみて、サポートを行う

こうした配慮が必要になります。

保育士では、こうした配慮は当たり前のように行うことです。

もも

そのため、こうした理由から、キッザニアでは保育士の資格を最大限活かすことができるでしょう。

テーマパークが好きで、たくさんの子どもたちと接したいと考えている方におすすめです。

10.子ども向けの写真館

保育士が保育園以外で活躍できる職場の10個目は、『子ども向けの写真館』です。

もも

私も結婚してから少しの期間だけですが、スタジオマリオで勤務したことがあります。

子ども向けの写真館は、

  • スタジオアリス
  • スタジオマリオ
もも

この2社が有名ですね。

スタジオアリス・スタジオマリオでは、

  1. 衣装選びのアドバイス
  2. 着付け
  3. 髪型のセット
  4. メイク
  5. 撮影
  6. 写真選び
  7. 商品選び
     (写真集・写真台紙・フォトアクセサリーなど)

上記の流れに沿って、撮影等を行います。

もも

ちなみに、子ども・保護者が来店してから帰宅するまでは、3〜4時間程度でした。

写真館のスタッフは、短い時間の中で子どもや保護者とコミュニケーションを取りながら、スムーズに撮影することができるように配慮します。

そのため、撮影する子どもの年齢に合わせて、臨機応変に対応をしなければいけません。

もも

特にスタジオマリオでは保育士の資格は必要ありませんでしたが、保育士としての経験もあったため、役に立った部分が大きかったですね。

こうした理由から、子ども向けの写真館で勤務することをおすすめすることができます。

もも

写真を撮るのが好きな方にとって、とても向いている仕事かもしれませんね。

ここまでは、『保育士の職場は認可保育園だけじゃない!』として、保育士が活躍できる職場を10こ紹介しました。

保育士が保育園以外に勤務できる職場10選
  1. 企業内保育所
  2. 病院内保育所
  3. 放課後児童クラブ(学童保育)
  4. 児童館
  5. 児童福祉施設
  6. ベビーシッター
  7. 保育ママ
  8. 子ども向けのアパレル業界
  9. 子ども向けのテーマパーク
  10. 子ども向けの写真館

保育士の職場は、認可保育園と思われがちですが、

「こんな場所でも働くことができるんだ!」

もも

このように思われた方も多いのではないでしょうか?

保育士は認可保育園でなくても、さまざまな場所で働くことができる職業です。

今お話しした内容で、

  • 保育士を目指すことを決めている方
  • まだ保育士になるか迷われている方
  • これから就職活動が始まる方

1人でも多くの方の参考になったら、嬉しく思います。

もも

多くの人が夢と希望を持ち、自分の目指す保育(仕事)ができることを願っています。

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まとめ

この記事では、なぜ保育士の闇が深いのか?、その職場で勤め続けるリスクのほか、職場選びに失敗しない6つのポイントなどついて、お話ししてきました。

保育士の闇が深い理由は、下記の通りです。

・子どもの保育以外の業務が多く、時間外労働、持ち帰り仕事が当たり前
・ワークライフバランスの両立の難しさ
・労働に合った給料・待遇ではない
・女性特有の人間関係の問題

いかがでしたか?

少子化で子どもが少ない現在の日本ですが、共働き家庭の増加に伴い、保育士の需要はこれからさらに高まることでしょう。

そのため保育士は、ますます人手不足、業務負荷に陥ってしまう可能性も否定できません。

もも

ですが、保育士が働くことができる場所は多くあります。

「保育士は闇が深いから辞めておこう…。」

ではなく、

  • どういう職場であれば、楽しく仕事ができるのか?
  • 保育士の仕事を続けられそうか?

この2つを考えて職場を選ぶようにすることで、自分に合った職場を見つけることができるはずです。

もも

保育士を目指している皆さんが、楽しく保育の仕事をしてくれる日が来ることを願っています。

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