「もっと1人ひとりと向き合って、ゆっくり保育をしたいな。」
「こじんまりとした、アットホームな保育園で長く働きたい!」
子どもたちと関わっていく中で、こうしたお悩みを抱えている保育士さんも多いですよね。
しかし、小規模保育園は、子どもの人数が少ない分、保育士の人数も少ないので、
「他の先生と仲が悪くなったらどうしよう…。」
「1人でたくさんの仕事を抱え込んで、ヘトヘトになっちゃったらどうしよう…。」
と不安に思う方もいるのではないでしょうか?
実際、「小規模保育園は働きにくい」という声も耳にするかもしれません。
小規模保育園に就職・転職を希望している方にとっては、
「本当に小規模保育園は働きにくいんだろうか…?」
「自分に合っている職場なのかな…?」
「どうすれば働きやすい職場を見つけられるんだろう…?」
このような疑問に思うことも多いですよね。
そこで本記事では、元保育士の私が、
- 小規模保育園が働きにくいと言われる理由
- 働きやすい職場を見つけるためのコツ
- 小規模保育園で働くメリット・デメリット
について、わかりやすくお話ししていきます。
この記事を読めば、小規模保育園で働くことへの不安や疑問を解消し、自分に合った職場を見つけることができるでしょう。
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
小規模保育園ってどんなところ?【認可保育園との違いを解説】
「小規模保育園って、保育園と何が違うの?」
「子どもの人数が違うだけなんじゃない?」
小規模保育園と認可保育園の違いって、具体的にわからない人も多いのではないでしょうか?
保育園と小規模保育園の違いは、下記の5つです。
- 利用定員(子どもの人数)
- 職員数
- 資格
- 施設・面積
- 連携施設
こども家庭庁では、保育園と小規模保育園の職員数や資格、設備等の基準を下記のように定めています。
認可保育園 | 小規模保育園(A型) | 小規模保育園(B型) | 小規模保育園(C型) | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 保育園の分園に近い | A型・C型の中立的な立ち位置 | 家庭的保育 | |
職員数 | ・0歳児→3:1 ・1・2歳児→6:1 | 保育所の配置基準+1名 | 保育所の配置基準+1名 | 0~2歳児 3:1 (補助者を置く場合は、 5:2) |
資格 | ・保育士 ※保健師又は看護師の特例有 (1人まで) | 保育士 ※保育所と同様、保健師または、看護師の特例を設ける。 | 1/2以上保育士 ※保育所と同様、保健師または、看護師の特例を設ける。 ※保育士以外には研修実施 | 家庭的保育者 ※市町村長が行う研修を修了した保育士、保育士と同等以上の知識及び経験を有すると市町村長が認める者 |
設備・面積 保育室等 | ・0歳・1歳の乳児室→1人当たり 1.65 ㎡ ・ほふく室 →1人当たり 3.3 ㎡ ・2歳以上の保育室等→1人当たり 1.98 ㎡ | ・0歳・1歳児 1人当たり 3.3 ㎡ ・2歳児1人当たり 1.98 ㎡ | ・0歳・1歳児 1人当たり 3.3 ㎡ ・2歳児1人当たり 1.98 ㎡ | 0歳~2歳児 いずれも1人3.3㎡ |
処遇等 給食 | ・自園調理 ※公立は外部搬入可(特区) ・調理室 ・調理員 | ・自園調理 (連携施設等からの搬入 可) ・調理設備 ・調理員 | ・自園調理 (連携施設等からの搬入 可) ・調理設備 ・調理員 | ・自園調理 (連携施設等からの搬入 可) ・調理設備 ・調理員 |
利用定員 | ・20人以上 | 6~19 人 | 6~19 人 | 6~10 人 経過措置あり |
連携施設 | ー | 連携施設の設定が必要 特例・経過措置あり | 連携施設の設定が必要 特例・経過措置あり | 連携施設の設定が必要 特例・経過措置あり |
小規模保育園でも、A型・B型・C型という3つのタイプがあることに驚いた方もいるのではないでしょうか?
認可保育園との違いはもちろん、小規模保育園の3つのタイプを見比べると、定められている内容が異なることがわかります。
そのため、認可保育園と小規模保育園の3つのタイプについて、正しく理解しておくことが大切ですね。
小規模保育園は本当に働きにくい?元保育士が7つの理由を徹底解説!
「小規模保育園で働きたいけど、「働きにくい」とも聞いたことがあって不安…。」
「なんで小規模保育園は、働きにくいって言われているの?」
小規模保育園は、子どもはもちろん、保育士の人数も少ないため、働きやすそうなイメージを持つ人も多いかもしれません。
私も小規模保育園は働きやすそうなイメージがあったうちの1人です。
しかし、実際に小規模保育園で働いてみると、働きにくいと感じることも多くありました。
私が小規模保育園で勤務した中で「働きにくい…。」と感じたことは、7つあります。
- 突発的な休みが取りづらい
- 業務の負担が大きい
- 1人ひとりの責任が重い
- 保育室が少ない
- 人間関係の悩み
- 園長との距離が近い
- 保育経験にばらつきがある
これらの7つについて、お話ししていきます。
1.突発的な休みが取りづらい
小規模保育園で働きにくいと感じる理由の1つは、『突発的な休みが取りづらいこと』です。
小規模保育園は、保育士の人数が少ないため、誰かが休むと、他の保育士への負担が大きくなってしまうのが現状です。
そのため、突発的な休みは取りづらいと感じることがあります。
さらに、事前に休み希望を出しても、通らないことさえあるのです。
ここで1つ、実際にあった実例をもとに、お話しましょう。
私が保育士3年目のとき、実姉が第二子を出産することになりました。
その際、以下のような出来事がありました。
- 私が保育士3年目のときに、実姉が第二子を出産することになった
- 実母が上の子の面倒を見ることになっていましたが、どうしても外せない用事があり、1日だけ私に見てもらえないかと言われた
- 勤務先の小規模保育園に相談したところ、「保育士が足りないから困る」と断られた
(休みの相談をしたのは、1ヶ月前前後)
「一時保育として連れてきていいから、仕事を休まないでほしい」と言われ、結局、休むことができなかった - 実母と実姉に相談し、最終的には、勤務先の保育園に上の子を連れていき、担当クラスの保育士に頼むことになった
当日は、上の子のことが心配で、仕事に集中できませんでした。
小規模保育園では、見慣れた先生がいないと子どもたちが不安定になってしまうことがあります。
特に年齢が低い子どもほど環境の変化に敏感で、いつもと違う先生だと戸惑ってしまう子も多いのです。
そのため、可能な限り、同じ保育士が子どもたちを見る体制を維持することが求められます。
しかし、保育士だって人間です。
気をつけていても、体調を崩してしまうことだってありますよね。
私自身、体調不良になった際も、代わりの保育士がいないため、無理をして出勤したことが何度もあります。
体調が万全でない中で子どもたちの保育をすることになり、申し訳ない気持ちでした。
しかし、同僚からは「体調を崩す時もあるから、お互い様だよ」と慰められましたが、園長からは「体調管理をしっかりするように」と釘を刺されたこともあります。
保育士同士は助け合いたい気持ちでいるのに、園長の考え方が違うと感じてしまい、悲しくなりました。
こうした理由から、突発的な休みが取りづらいことは小規模保育園が働きにくいと感じる理由の1つです。
こちらの記事では、1人休むと回らない職場の原因などについて、詳しく解説しています。
2.業務の負担が大きい
小規模保育園が働きにくいと感じた2つ目の理小規模保育園が働きにくいと感じる2つ目の理由は、『業務の負担が大きいこと』です。
保育士の人数が少ない小規模保育園では、1人あたりの業務量が多くなり、負担が大きくなってしまうことがあります。
保育士の仕事は、子どもを保育するだけではありません。
- 毎日の保育記録
- おたより帳の記入
- 指導案の作成
- クラスだよりの作成
- 児童表の作成
など、さまざまな業務があります。
また、それだけでなく、
- 行事の準備
- 製作物の準備
- 壁面飾りの作成
など、保育以外の業務に追われることも多いです。
意外と、保育以外の仕事も多いですよね。
認可保育園では、子どもの人数が多い分、在籍する保育士も多いので、これらの業務を分担することができます。
私が認可保育園で勤務したときは、毎月発行されるクラスだよりも、年に3回しか回ってきませんでした。
しかし、小規模保育園では、保育士の人数も少ないため、業務を振り分けることができず、負担に感じる可能性が高いです。
私が小規模保育園で働いていたときは、業務を一人で抱え込み、毎日のように残業をし、家に帰っても、持ち帰った仕事をすることが当たり前のようになっていました。
業務の負担が大きかったので、本当に辛かったですね…。
こうした理由から、業務の負担が大きいことは、小規模保育園が働きにくいと感じる理由の1つです。
3.1人ひとりの責任が重い
小規模保育園が働きにくいと感じる3つ目の理由は、『1人ひとりの責任が重いこと』です。
少人数体制のため、一人ひとりの保育士に求められる役割や責任が大きくなり、プレッシャーを感じてしまうことがあります。
保育士は、子どもの命を預かる仕事です。保育園でも小規模保育園でも、責任感を持って仕事をすることは当然です。
しかし、小規模保育園では、保育士の人数が少ないため、一人ひとりの責任がより重くのしかかってくることがあります。
たとえば、このようなケースではどうでしょう。
子どもが泣き止まないとき、大規模保育園であれば、他の保育士に相談したり、交代してもらったりすることができます。
しかし、小規模保育園では、周りの保育士も手が離せない状況であることが多く、一人で対応しなければいけない場面が多いです。
子どもがなかなか泣き止まないと、「どうしたらいいんだろう…」と焦ってしまいますよね。
また、保護者対応で困ったことがあったり、保育以外の仕事が立て込んでいても、なかなか他の保育士にフォローしてもらえないこともあります。
「こんなとき、誰かに相談したい…。」
「助けてほしい…。」
そう思うこともあるかもしれません。
このような理由から、保育経験が浅い方にとっては、このような状況は大きなプレッシャーになる可能性が高いです。
実際に、私が新人のころに、園児同士のトラブルで、どう対応すればいいのか分からず、一人で悩んでしまったことがありました。
ですが、他の先生に相談しようにも、他の先生もそれぞれ大変そうで、なかなか声をかけられませんでした。
そのときは、本当に不安で、心細かったです。
こうした理由から、1人ひとりの責任が重いことは、小規模保育園が働きにくいと感じる理由の1つです。
4.保育室が少ない
小規模保育園が働きにくいと感じる4つ目の理由は、『保育室が少ないこと』です。
小規模保育園では、保育室が1つしかない場合があり、異なる年齢の子どもたちを同じ空間で保育しなければなりません。
保育園には、子ども一人ひとりの安全を確保するために、法律で定められた広さの基準があります。
保育園 | 小規模保育園(A型) | 小規模保育園(B型) | 小規模保育園(C型) | |
---|---|---|---|---|
特徴 | 保育園の分園に近い | A型・C型の中立的な立ち位置 | 家庭的保育 | |
設備・面積 保育室等 | ・0歳・1歳の乳児室→1人当たり 1.65 ㎡ ・ほふく室 →1人当たり 3.3 ㎡ ・2歳以上の保育室等→1人当たり 1.98 ㎡ | ・0歳・1歳児 1人当たり 3.3 ㎡ ・2歳児1人当たり 1.98 ㎡ | ・0歳・1歳児 1人当たり 3.3 ㎡ ・2歳児1人当たり 1.98 ㎡ | 0歳~2歳児 いずれも1人3.3㎡ |
しかし、小規模保育園では、園全体の規模が小さいため、十分な広さを確保できない場合があります。
そのため、0歳児から2歳児まで、同じ部屋で過ごすことになるケースも多いです。
ここで問題になるのは、年齢が異なる子どもたちの安全面をどう守るかです。
0歳児と2歳児では、発達段階が大きく異なります。
2歳児は活発に動き回るため、0歳児にぶつかって怪我をさせてしまう可能性もあります。
また、お昼寝の時間や活動内容も異なるため、年齢に合わせた保育をするのが難しいと感じる場面も多いです。
たとえば、こんなケースはどうでしょうか。
2歳児クラスでは、新聞紙遊びが盛り上がっていて、子どもたちは元気いっぱいに遊んでいる近くに、0歳児のRちゃんが寝転びながら、おもちゃで遊んでいました。
Rちゃんは、まだ座ることもできない月齢なので、2歳児に踏まれてしまうのではないかと、ヒヤッとしたことを覚えています。
2歳児は、遊びに夢中になると、周りが見えなくなってしまいます。
「危ない!」
そう思って、Rちゃんを抱き上げ、安全な場所に移動させました。
その度に、「保育室が分かれていれば…」と心の中で思っていました。
0〜2歳の発達は大きく異なるので、しっかり部屋を分けて「年齢に合った保育をしたい。」と感じていました。
こうした理由から、保育室が少ないことは小規模保育園が働きにくいと感じる理由の1つです。
5.人間関係の悩み
小規模保育園が働きにくいと感じる5つ目の理由は、『人間関係の悩み』です。
小規模保育園では、保育士同士の距離が近いため、人間関係がこじれてしまうと、働きづらさを感じてしまうことがあります。
小規模保育園では、複数の保育士が1つの部屋で子どもたちの保育を行うケースが多いです。
そのため、保育士は1日中、同じ空間で過ごすことになります。
そして、1日中、同じ空間で過ごすので、お互いの良い面と悪い面がよく見えるようになります。
もちろん、お互いの良い面と悪い面がよく見えることは、悪いことではありません。
ところが、1日中、同じ空間で過ごすことによって、悪い面ばかり目がいくようになり、人間関係が悪化してしまうリスクもあります。
私が小規模保育園で働いていたとき、ある先輩保育士と意見が合わず、衝突してしまったことがありました。
その後は、その先輩と顔を合わせるたびに、気まずい雰囲気になり、仕事に行くのが憂鬱になってしまいました。
小規模保育園では、少人数で働くため、一人ひとりの関係性が密接になりやすいです。
それは良い面もありますが、反面、一度人間関係が悪化してしまうと、修復が難しく、大きなストレスになってしまうこともあります。
例えば、悪口を言ったり、無視をしたりするなど、陰湿な嫌がらせを受けるかもしれません。
また、孤立してしまうことで、精神的なストレスを抱えてしまう可能性もあります。
そのため、
「人間関係で悩んで、仕事に行くのが辛い…」
そう感じ、次第に退職を考えるようになってしまう可能性も否定できません。
正直、保育士の仕事は、人間関係で1度こじれてしまうと、修復させるのは難しいです。
私も人間関係がこじれたことがありますが、修復できたことはありませんでした。
やはり仕事に行くことも辛かったですね…。
こうした理由から、人間関係の悩みが発生した場合、小規模保育園が働きにくいと感じる理由の1つです。
なお、保育士の人間関係が最悪になる理由と、人間関係の対処法やコツについて、こちらの記事でも詳しく解説しています。
また、悪口を言われたときの乗り越え方や悪口を言う人の心理については、こちらの記事で詳しく解説しています。
人間関係に悩みやストレスがある方、悪口を言われて悩んでいる方、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
6.園長との距離が近い
小規模保育小規模保育園が働きにくいと感じた6つ目の理由は、『園長との距離が近いこと』です。
小規模保育園の場合、事務所の扉を開けたらすぐに保育室ということが多いです。
私が勤務していた認可外保育園も、保育室の隣が事務所でした。
事務所と保育室が近いと、園長先生は保育士の仕事ぶりや子どもの様子を把握しやすくなります。
もちろん、園長先生にも、保育室の様子を把握する必要があることは理解できます。
しかし、保育士にとっては、必ずしも良いことばかりではありません。
以前勤めていた小規模保育園では、園長先生は、よく保育室に来て、私の保育する姿や子どもたちの様子をじっと見ていました。
その視線に気づいた子どもたちが「園長先生見てる!」と言って、遊びに集中できなくなり、困ったことが何度かあったのです。
私のクラスにはあまり顔を出すことは少なかったですが、しかし、同僚の保育士は、園長先生に悩まされていました。
同僚の保育士によると、クラス全体に向けて話をしている時に、子どもに話しかけたり、自分の意見を保育士に伝えたりするなどして、保育しづらいことがあったようです。
そのため、同僚の保育士は「園長先生の目が気になって、落ち着いて保育できない」と話していました。
園長先生との距離が近いと、常に評価されているような気持ちになり、プレッシャーを感じてしまうことがありますよね。
園長先生には、もう少し、保育士を信頼して、見守っていてほしいと感じました。
こうした理由から、園長との距離が近いことは、小規模保育園が働きにくいと感じる理由の1つです。
7.保育経験にばらつきがある
小規模保育園が働きにくいと感じた7つ目の理由は、『保育経験にばらつきがあること』です。
多くの認可保育園の場合、毎年4月に新人保育士が入職します。
そのため、1つのクラスに、
- 保育経験の豊富な保育士
- 中堅保育士
- 保育経験が浅い保育士
と、バランスよく配置されるケースがほとんどです。
私が勤めた認可保育園も、このような配置がされていました。
しかし、小規模保育園は、保育士の人数が少ないです。
そのため、1つのクラスに、
- 保育経験の豊富な保育士
- 中堅保育士
- 保育経験が浅い保育士
と、バランスよく配置できないケースもあります。
私が小規模保育園に転職した際に勤めていた保育園では、ベテラン保育士が1人もいませんでした。
そのため、分からないことがあっても、周りの人に相談できず、一人で抱え込んでしまうことが多かったです。
このように、新人の保育士が多い職場では、経験不足から、子どもとの関わり方や保護者対応に戸惑ってしまう場面も多いでしょう。
また、ベテラン保育士が少ない職場では、指導やアドバイスを受ける機会が少なく、スキルアップが難しいと感じるかもしれません。
実際、私も、ベテラン保育士の的確なアドバイスに何度も助けられました。
的確なアドバイスをもらえる環境は、保育士として成長するためには不可欠です。
こうした理由から、保育経験にばらつきがあることは、小規模保育園が働きにくいと感じる理由の1つです。
ここまでは、小規模保育園が働きにくい7つの理由について、お話しをしてきました。
- 突発的な休みが取りづらい
- 業務の負担が大きい
- 1人ひとりの責任が重い
- 保育室が少ない
- 人間関係の悩み
- 園長との距離が近い
- 保育経験にばらつきがある
小規模保育園は、子どもの人数が少ないため、1人ひとりとじっくり向き合った保育をすることができます。
しかし、保育士の人数が少ないという点は、メリットだけでなく、デメリットにもなり得るということを、ご理解いただけたのではないでしょうか。
少人数体制であるがゆえに、一人ひとりの保育士にかかる負担が大きくなってしまったり、突発的な出来事への対応が難しくなってしまう場合もあるでしょう。
保育士不足が深刻化する中、小規模保育園の労働環境改善は、重要な課題です。
より多くの保育士が、安心して働ける環境が整うことを願っています。
【これで安心!】働きやすい小規模保育園の特徴|6つのポイントをチェック!
「小規模保育園って働きにくいんだ…。」
「1人ひとりと向き合った保育がしたいけど、働きにくいなら考えじゃうな…。」
先ほど、小規模保育園が働きにくい7つの理由をお伝えしたことで、不安になってしまった方も多いですよね…。
しかし、諦めるのは早いです!
これからお話しする6つのポイントを知ることで、小規模保育園でも、働きやすい職場を見つけることができます!
気になる小規模保育園でも働きやすい職場をみつける6つのポイントは、下記の通りです。
- 残業や持ち帰り仕事がない or 少ない
- プライベートも充実できる
- 保育士の人数が確保されていること
- 保育士同士の人間関係が良いこと
- 書類の作成が簡素化されている
- ICTシステムが導入されている職場
どういうことなのか、1つひとつお話ししていきますね。
1.残業や持ち帰り仕事がない or 少ない
小規模保育園でも働きやすい職場を見つけるポイントの1つ目は、残業や持ち帰り仕事がない or 少ないことです。
なぜ、残業や持ち帰り仕事がない or 少ないことがポイントになるのか、理由は下記の通りです。
プライベートの時間をきちんと確保するため
認可保育園では、子どもの人数はもちろん、行事も多いです。
そのため、子どもの保育・書類の作成に加えて、行事の準備もしなければいけないので、非常に大変です。
私も担当行事があるときは、書類の作成と行事の準備と、仕事に追われた生活を送っていました。
プライベートの時間はほとんどなく、勤務終了後、休みの日でも仕事に追われていたので、精神的にも体力的にも大変でした…。
しかし、小規模保育園は、子どもの人数が少ないです。
そのため、運動会や発表会といった、大きな行事を行わないケースが多いため、残業や持ち帰り仕事も少なくなる傾向があります。
残業や持ち帰り仕事がない・少ないということは、プライベートと仕事も充実した生活を送ることができるということにも繋がります。
メリットが大きいですよね。
こうした理由から、残業や持ち帰り仕事がない or 少ないことは、小規模保育園でも働きやすいポイントの1つといえます。
2.プライベートも充実できるかどうか
小規模保育園でも働きやすい職場を見つけるポイントの2つ目は、プライベートも充実できるかどうかです。
なぜ、プライベートも充実できるかどうかがポイントになるのか、理由は下記の通りです。
- 自分の心身の健康を守るため
- モチベーションを維持するため
保育士は、子どもの保育以外の仕事も多いです。
そのため、残業や持ち帰り仕事は日常茶飯事なので、プライベートを充実させることが難しいのが現状です。
私も常に仕事に追われていたので、プライベートは充実していませんでした。
プライベートの時間を取ることが難しいと、十分にリフレッシュすることができないので、ストレスや疲れが蓄積されます。
自分の健康だけでなく、仕事に対するモチベーションの低下などのリスクも高まるので、危険な状態です。
そのため、プライベートも充実させるためには、
- 無理なく働くことができるか
- 仕事だけでなく、プライベートも充実させることができるのか
この2つのことは、仕事を続けていく上で、非常に大事なポイントです。
こうした理由から、プライベートも充実できるかどうかは、小規模保育園でも働きやすいポイントの1つといえます。
3.保育士の人数が確保されていること
小規模保育園でも働きやすい職場を見つけるポイントの3つ目は、保育士の人数が確保されていることです。
なぜ、保育士の人数が確保されていることがポイントになるのか、理由は下記の通りです。
- 子どもの安全面を守るため
- ゆとりを持って保育できるから
保育士が足りていない場合、1人ひとりの子どもに目が行き届かなくなります。
そのため、
- 子どもがケガをしたり、トラブルになったりするリスクが高い
→保護者からの信頼関係にも影響する - 保育士同士がピリピリした雰囲気になる
→子どもの保育はもちろん、人間関係にも影響する - 急用ができても休めない
→働きづらく、退職に繋がる
このような状態になることが考えられます。
子どもはもちろん、保育士にとっても、良くない状況ですね…。
こうした状況にならないためにも、子どもの人数に対して、保育士が足りていること・確保できていることは、とても大切なことです。
子どもの人数に対して、保育士が足りている場合、
- 1人ひとりの子どもに目が行く届くので、ケガやトラブルを防止することができる
→子どもの安全が確保される - 急な欠勤にも対応することができる
→働きやすいと感じやすい - 保育士自身がゆとりを持って働くことができる
→自分の気持ちに余裕ができ、良い保育に繋がる
など、メリットが多くあります。
このような職場の環境だったら、働きやすいですし、保護者も安心して預けることができますよね。
こうした理由から、保育士の人数が確保されていることは、小規模保育園でも働きやすいポイントの1つということができます。
4.保育士同士の人間関係が良い
小規模保育園でも働きやすい職場を見つけるポイントの4つ目は、保育士同士の人間関係が良いことです。
なぜ、保育士同士の人間関係がポイントになるのか、理由は下記の通りです。
- 子どもの保育にも影響するから
- 自分の心身の健康を守るため
保育士の離職率が高い理由の1番の原因は、『人間関係』です。
私が過去に勤めた職場も、人間関係は大変でした…。
保育士同士の人間関係が悪いと、
- 保育士同士が連携できず、ミスやトラブルが発生しやすくなる
- 子どもの保育に集中できない
- 悩みがあっても相談できず、1人で抱え込んでしまう
このような状態になってしまうケースが多いです。
しかし、人間関係が良好な職場の場合、
- 保育士同士の連携がスムーズ
→ミスやトラブルが発生しにくい - 子どもの保育に集中することができる
→人間関係に対する悩みやストレスがないため、考える必要がない - 相談しながら保育や業務をすることができる
→悩みを1人で抱える必要がない - お互いを尊重し、協力しながら子どもを保育することができる
→モチベーションも上がり、保育の質も高まる
このようなメリットがあります。
子どもにとっても、保育士にとっても良い環境ですよね。
こうした理由から、職場の人間関係は、小規模保育園でも働きやすいポイントの1つということができます。
5.書類の作成が簡素化されている
小規模保育園でも働きやすい職場を見つけるポイントの5つ目は、書類が簡素化されていることです。
なぜ、書類が簡素化されていることがポイントになるのか、理由は下記の通りです。
- プライベートの時間が確保しやすい
- 子どもの保育に集中できるようになる
保育士もさまざまな書類を作成しています。
- 1日の保育の記録
- 指導案の作成
- クラスだよりの作成
- 児童表の作成
これらの書類は、同じクラスの保育士と分担することが多いです。
1つひとつの書類をみていくと、項目も多くあります。
そして、より具体的に伝えることはもちろん、余白いっぱいに記入するように指導されるケースも多いです。
そのため、1つの書類を書き上げるだけでも時間がかかります。
私が勤めた保育園でも、このような指導をされていました。
子どもの様子を思い出しながら、できるだけ具体的に書かなければいけなかったので、大変でしたね…。
しかし、書類の作成が簡素化されている場合、保育士が記入しやすい形式になっているため、
- 短い時間で書類を作成することができる
→残業時間が短縮され、プライベートの時間が取りやすくなる - 子どもの保育に集中することができるようになる
→気持ちに余裕が生まれるので、良い保育をすることができるようになる
などのメリットがあります。
プライベートの時間を充実させることができたり、保育に集中できることは良いですね。
こうした理由から、書類が簡素化されていることは、小規模保育園でも働きやすいポイントの1つということができます。
6.ICTシステムが導入されている職場
小規模保育園でも働きやすい職場を見つけるポイントの6つ目は、ICTシステムが導入されている職場です。
なぜ、ICTシステムが導入されている職場がポイントになるのか、理由は下記の通りです。
- 書類作成の負担軽減
- 保護者とのコミュニケーションがスムーズになる
- 情報共有がしやすい
『ICTシステム』という言葉、なかなか聞き慣れないという方も多いかもしれませんね。
まず、『ICTシステム』とはなにかをお話ししますね。
- 『ICTシステム』とは?
-
ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。
情報処理だけではなく、インターネットのような通信技術を利用した産業やサービスなどの総称です。
ICTは、ITに「Communication(通信、伝達)」という言葉が入っており、ITよりも通信によるコミュニケーションの重要性を強調しています。
単なる情報処理にとどまらず、ネットワーク通信を利用した情報や知識の共有を重要視しています。
スマートフォンやIoTが普及し、さまざまなものがネットワークにつながって手軽に情報の伝達、共有が行える環境ならではの概念です。
引用:発注ラウンジ
簡単にまとめると、『保育の現場で利用されるITシステムのことで、さまざまな業務を効率化するツール』です。
保育の現場でICTシステムを活用すると、さまざまな情報を管理・共有することができるようになります。
- 登降園管理
- 保護者連絡
- 連絡帳
- 写真の共有・販売
- 保育士のシフト管理
- 日誌や指導案の作成
参照:CoDMON
ここまで情報を管理・共有することができるので、作業効率はグーンと上がりますよね。
書類の作成に関しても、テンプレートや専門文例を用意されているケースも多く、保育士が記入しやすいよう工夫されています。
書類の作成は大変なので、保育士にとって非常に嬉しいポイントですね。
こうした理由から、ICTシステムが導入されている職場は、小規模保育園でも働きやすいポイントの1つということができます。
ここまでは、小規模保育園でも働きやすい職場を見つけるポイントは6つについて、お話ししてきました。
- 残業や持ち帰り仕事がない or 少ない
- プライベートも充実できる
- 保育士の人数が確保されていること
- 保育士同士の人間関係が良いこと
- 書類の作成が簡素化されている
- ICTシステムが導入されている職場
小規模保育園は、子どもの人数が少ない分、保育士の人数も少ないです。
そのため、業務の負担や責任の重さなどの理由から、「小規模保育園は働きにくい」というイメージがついてしまうことは仕方ありません。
しかし、小規模保育園でも保育士が働きやすいように工夫されている保育園はたくさんあります。
今お話ししてきた6つのポイントを抑えることで、自分に合った理想の保育園をみつけることができるはずです。
ぜひ、6つのポイントを覚えておいてくださいね。
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
| 保育バランス
| ||
---|---|---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 関東圏のみ |
公開求人数 | 1,000件以上 | 700件以上 | 10,000件以上 | 100件以上 | なし |
非公開求人 | あり | あり | なし | あり | 300〜350件 |
キャリアサポート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
直接応募 | ◯ | × | ◯ | × | × |
こんな人におすすめ | ・多くの求人情報をみたい方 ・転職サポートを受けたい方 ・自分で進んで転職活動をしたい方 | ・転職が初めての方 ・悩みや不安を抱えている方 ・手厚いサポートを受けたい方 ・面接の同行をしてもらいたい方 | ・多くの求人情報をみたい方 ・実際に勤務した人の口コミをみたい方 ・転職に役立つ資料がほしい方 ・自分に合った転職活動をしたい方 | ・転職サポートの実績が豊富な転職エージェントを利用したい方 ・転職のお仕事コラム・お役立ち情報を参考にしたい方 ・ブランクがある、未経験の求人を探したい方 | ・関東圏内にお住まいの方 ・土日完全休み・残業なし・行事なしの職場を探している方 (ワークライフバランスを実現したい方) ・元保育士からサポートを受けたい方 |
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
| 保育バランス
|
【後悔しないために】小規模保育園のデメリット
小規模保育園での勤務を検討している人にとって、
「デメリットはあるの?」
「どんなことでデメリットに感じやすいの?」
「実際に小規模保育園で勤務経験がある人に、小規模保育園のデメリットを聞いてみたい。」
このように疑問を感じたり、経験がある方に話を聞いたりして参考にしたい方も多いですよね。
そこで、小規模保育園で働くデメリットについて、5つ紹介します。
- 3〜5歳児を経験できない
- スキルアップができない
- おもちゃが少ない
- 遊び・保育活動が限定される
- 行事やイベントの違いに戸惑う
これらの5つについて、詳しくお話ししていきますね。
1.3〜5歳児を経験できない
小規模保育園で働くデメリットの1つ目は、3〜5歳児を経験できないことです。
なぜ、3〜5歳児を経験できないことがデメリットになるのか、理由は下記の通りです。
- 3〜5歳児の保育をしたい場合、別の保育園を探す必要がある
- 3〜5歳児の保育経験をすることができないから
小規模保育園の対象年齢は、0〜2歳児です。
子ども家庭庁では、小規模保育園の3〜5歳児の受け入れについて、下記のように説明しています。
【小規模保育園 3歳児以上児の受け入れについて】
保育の体制整備の状況その他の地域の事情を勘案して、3歳児以上児の保育が必要な場合には、3〜5歳児の受け入れを可能としている
引用:こども家庭庁
つまり、小規模保育園は、基本的に0〜2歳までの子ども、その親が利用する施設ということがわかります。
万が一、小規模保育園に転職し、3〜5歳児の保育も経験したいと感じた場合、再び転職を検討する必要があります。
そのため、少しでも
- 3〜5歳児の保育がしたい
- さまざまな年齢を経験して保育の経験やスキルを身につけたい
このように感じている方には、小規模保育園への転職はおすすめすることができません。
さまざまな年齢を経験したい方にとっては、0〜2歳までの保育しかできないことは、残念と感じてしまいますよね。
こうした理由から、3〜5歳児を経験できないことは小規模保育園で働くデメリットの1つといえます。
2.スキルアップができない
小規模保育園で働くデメリットの2つ目は、スキルアップができないことです。
なぜ、スキルアップができないことがデメリットになるのか、理由は下記の通りです。
- 研修や勉強会に参加する機会が少ないから
- 保育士同士で情報交換する機会が少ないから
認可保育園などでは、さまざまな研修・勉強会に参加する機会も多いです。
研究・勉強会に参加することで、新しい知識やスキルを身につけ、日々の保育に役立てることができる=スキルアップに繋がります。
私も市町村が主催する勉強会や、外部の研修に参加したことがあります。
勉強会や外部の研修で学んだことを保育園に持ち帰り、園長や主任、他の保育士と情報共有をして、日々の保育に活かしていました。
しかし、小規模保育園では、研究・勉強会に参加する機会は、認可保育園ほどありません。
スキルアップをするためには、自分自身で積極的に勉強する努力が必要になります。
スキルアップを考えている方にとっては、デメリットに感じてしまう可能性が高いです。
そのため、小規模保育園に転職することはおすすめできません。
スキルアップを積極的に目指したい方は、より多くの研修や勉強会に参加できる環境が整っている職場も選択肢の一つとして検討すると良いですね。
こうした理由から、スキルアップができないことは小規模保育園で働くデメリットの1つといえます。
3.おもちゃが少ない
小規模保育園で働くデメリットの3つ目は、おもちゃが少ないことです。
なぜ、おもちゃが少ないことがデメリットになるのか、理由は下記の通りです。
- 遊びがマンネリになる
- トラブルに発展する可能性もある
認可保育園では、子どもたちが十分に遊べるように、さまざまなおもちゃが用意されています。
私が勤めた認可保育園にもパズルや絵本、知育玩具などの種類も多くありました。
しかし、小規模保育園では子どもの人数が少ないため、認可保育園と比べるとおもちゃの種類や数が少ないです。
おもちゃの種類や数が足りていないと、
- 子どもがおもちゃに飽きてしまう
- おもちゃの取り合いになる
- 保育室を走り回ってしまう
など、こうした状態になってしまうリスクも高いです。
子どもたちにとって、思い切り遊びを楽しめる環境とはいえませんよね。
そのため、小規模保育園では、限られた少ないおもちゃで子どもたちが楽しく遊べるように工夫をすることが大切です。
私も認可外保育園に勤めたときは、おもちゃの種類が少なかったので、遊びがマンネリ化していました。
そのため、保育雑誌を参考に手作りおもちゃを作り、いろんな遊びを提供するようにしていました。
子どもたちは喜んで遊んでくれましたが、保育士の仕事は他にもたくさんあるので、「大変だな…。」と感じたことも多かったですね。
こうした理由から、おもちゃが少ないことは小規模保育園で働くデメリットの1つといえます。
4.遊び・保育活動が限定される
小規模保育園で働くデメリットの4つ目は、遊び・保育活動が限定されることです。
なぜ、遊び・保育活動が限定されることがデメリットになるのか、理由は下記の通りです。
やりたい保育ができない可能性があるから
認可保育園などの場合は、十分な広さの保育室があることはもちろん、園庭やホールも用意している保育園も多いです。
そのため、身体を思い切り動かす活動はもちろん、広いスペースを最大限に活用した保育を安全に行うことができます。
安全面の観点からも、十分な広さを確保した上で、子どもたちが楽しんで活動できることが1番ですよね。
しかし、小規模保育園では、認可保育園と比べても、子どもの人数が少なく、保育室も狭いです。
保育室以外にホールや園庭もないケースも多いため、身体を使った遊びや保育活動に制限が出てくることも少なくありません。
そのため、狭いスペースの中で、
- どうしたらやりたい保育が実現できるのか
- どうすれば、安全にやりたい保育ができるのか
ということを考え、工夫しながら保育する必要があります。
私が勤めていた認可外保育園も保育室が狭かったため、身体を動かす遊びをするときは、特に気を配りながら保育をしていました。
そのため、「もう少し保育室が広かったら、子どもたちも思い切り遊べるのにな…。」と思うことも多かったです。
こうした理由から、遊び・保育活動が限定されることは小規模保育園で働くデメリットの1つといえます。
5.行事やイベントの違いに戸惑う
小規模保育園で働くデメリットの5つ目は、行事やイベントの違いに戸惑うことです。
なぜ、行事やイベントの違いに戸惑うことがデメリットになるのか、理由は下記の通りです。
やりがいが感じられない可能性があるから
認可保育園では、子どもの人数が多く、1年を通してさまざまな行事やイベントがあります。
1つひとつの行事を通して、子どもたちの成長を感じたり、笑顔で行事に参加している子どもたちの姿をみたりすると、やりがいを感じることも多いです。
私も担当行事の準備は大変でしたが、子どもたちの笑顔をみると、「頑張ってよかった。」と感じることが多かったですね。
しかし、小規模保育園では、子どもの人数が少なく、行事も少ない or ないというケースがほとんどです。
そのため、運動会や発表会など、大勢で一つの目標に向かって練習し、成功した時の達成感を味わう機会は、小規模保育園では少ないです。
そのため、認可保育園を経験した方にとって、物足りなく感じたり、やりがいが感じられなかったりする方もいるかもしれません。
私も病院内保育所に転職した際、行事が一切なく、毎日同じような保育内容が続いたため、やりがいを感じることが難しかったという経験があります。
こうした理由から、行事やイベントの違いに戸惑うことは小規模保育園で働くデメリットの1つといえます。
ここまでは、小規模保育園で働くデメリットについて、5つ紹介しました。
- 3〜5歳児を経験できない
- スキルアップができない
- おもちゃが少ない
- 遊び・保育活動が限定される
- 行事やイベントの違いに戸惑う
以上のことを踏まえた上で、小規模保育園に向いていない方は、下記の通りです。
- 3〜5歳児の保育をしたい方
- スキルアップをしたいと思っている方
- さまざまな遊び・保育活動をしたいと思っている方
- 行事を通して、子どもたちの成長を感じたいと思っている方
小規模保育園は、認可保育園よりも1人ひとりの子どもとじっくり関わりながら保育することができます。
小規模保育園の最大のメリット・魅力ですよね。
ですが、小規模保育園で勤務する上で、お話ししてきたような5つのデメリットもあります。
小規模保育園で働くデメリットを頭の片隅に入れていただき、
- 自分がこれからどんな保育をしたいのか
- 自分の価値観と小規模保育園は合っているのか
保育園に入職して「こんなはずじゃなかった…!」とならないためにも、上記の2つのことを考えてみてくださいね。
小規模保育園の5つのメリット|保育士が感じるやりがいを解説
先ほどまでは、小規模保育園で働くデメリットについて、5つ紹介してきました。
デメリットをお話ししたことで、
「小規模保育園で働くことはデメリットなんだ…。」
このように感じてしまった人もいるかもしれません。
ですが、小規模保育園で働くメリットもちゃんとあります!
なので、安心してくださいね。
ここからは、小規模保育園で働くメリットについて、5つ紹介していきます。
- 1人ひとりに寄り添った保育ができる
- 保護者と連携が取りやすい
- 保育士同士の連携が取りやすい
- 体力面での心配は少ない
- プライベートが充実しやすい
なぜ、上記5つのことが小規模保育園で働くメリットなのか、詳しくお話ししていきますね。
1.1人ひとりに寄り添った保育ができる
小規模保育園で働くメリットの1つ目は、1人ひとりに寄り添った保育ができることです。
なぜ、1人ひとりに寄り添った保育ができることがメリットになるのか、理由は下記の通りです。
- 子どもの発達や個性を深く理解できるから
- 子どもとの信頼関係が深まるから
認可保育園は、小規模保育園と比べて子どもの人数も多いので、一人ひとりとじっくり関わる時間が限られてしまいます。
私も認可保育園で勤務しましたが、子どもの人数が多かったので、じっくり関わることができませんでした。
ですが小規模保育園は、子どもの人数は少なく、保育士は保育園よりも多くいます。
保育士の人数は、保育所の配置基準+1名と定められているため、一人ひとりの子どもに目が行き届きやすい傾向があります。
そのため、1人ひとりの子どもとじっくり関わることができる=寄り添った保育ができるというわけです。
1人のひとりの子どもと関わることで、
- どんなことに興味を持っているのか
- できること、できないことはなにか
などを観察するだけでなく、発達の状況を把握し、その子どものペースに合わせた保育ができるようになります。
1人ひとりに合った保育をすることができるため、
- 保育の質が上がる
- 子どもと保育士、保護者との信頼関係も深まる
こうした2つのことが期待できます。
子ども・保護者・保育士の三者にとって、大きなメリットですよね。
こうした理由から、1人ひとりに寄り添った保育ができることは小規模保育園で働くメリットの1つといえます。
2.保護者と連携が取りやすい
小規模保育園で働くメリットの2つ目は、 保護者と連携が取りやすいことです。
なぜ、保護者と連携が取りやすいことがメリットになるのか、理由は下記の通りです。
- 保護者との距離が近くなるから
- 適切な保育方法を考えることができるから
認可保育園・小規模保育園のどちらで勤務しても、保育士と保護者とコミュニケーションを取れるのは、登園・降園時のみです。
認可保育園は子どもの人数が多く、お迎えの時間が他の保護者と重なることもあるので、個別対応することが難しい場合もあります。
私も認可保育園で勤務し、お迎えが重なっている時間帯は、必要なことしかお話しすることができませんでした。
ですが、小規模保育園では、子どもの人数も少なく、認可保育園よりも保育士の人数が確保されているので、1人ひとりの保護者としっかりコミュニケーションを取りやすくなります。
保護者とコミュニケーションを取ることで
- 保護者に子どもの1日の様子をしっかり伝えたり、自宅での子どもの様子を聞いたりすることができる
- 保護者から子育てについての悩みを聞くことができる
- 子どもの発達を保護者と確認しながら、子どもの成長をサポートできる
- 子どもの発達状況に応じて、適切な保育方法を提供することができる
こうした4つのメリットがあると考えられます。
子どもの健やかな成長のためには、保護者とコミュニケーションを取ることが大切ですよね。
こうした理由から、1人ひとりに寄り添った保育ができることは小規模保育園で働くメリットの1つといえます。
3.保育士同士の連携が取りやすい
小規模保育園で働くメリットの3つ目は、 保育士同士の連携が取りやすいことです。
なぜ、保育士同士の連携が取りやすいことがメリットになるのか、理由は下記の通りです。
保育士同士の関係が密になり、連携が取りやすいから
認可保育園では、子どもの人数が多いので、当然、保育士の人数も多いです。
そのため、保育士同士でも担当クラス・担当行事が違う場合は、あまりコミュニケーションを取る機会は少ない傾向があります。
私も挨拶はするものの、あまりコミュニケーションを取る機会が少ない先生もいました。
しかし、小規模保育園では、認可保育園よりも保育士の人数は少ないです。
そのため、保育士同士がコミュニケーションを取る機会が増えるので、
- お互いのことを理解することができる
=フォローしながら業務をすることができるため、チームワークの向上に繋がる - 保育士間で報告・連絡・相談がしやすい
=連携が取れやすくなる
こういったメリットがあるといえます。
保育士同士の連携が取れていると、子どもを預ける保護者にとっても、安心ですよね。
こうした理由から、保育士同士の連携が取りやすいことは小規模保育園で働くメリットの1つといえます。
4.体力面での心配は少ない
小規模保育園で働くメリットの4つ目は、 体力面での心配は少ないことです。
なぜ、体力面での心配は少ないことがメリットになるのか、理由は下記の通りです。
0〜2歳児が保育の対象だから
認可保育園では、0〜5歳児が保育の対象です。
そのため、活発に遊ぶようになる3〜5歳児を担当する場合、
「自分の体力がもつか心配…。」
と、不安に感じる保育士も少なくありません。
正直、私も体力には自信がなかったので、3〜5歳児の担当になったら、やっていけるのかと不安に感じたこともありました…。
しかし、小規模保育園の場合、保育する対象は、0〜2歳児です。
3〜5歳児に比べると、0〜2歳児は運動量や活動量も少ないため、そこまで体力面で心配する必要はありません。
私も2歳児クラスを担任しましたが、子どもたちとたくさん遊んでも、まだ体力的に余裕がありました。
そのため、体力に自信がない方でも、小規模保育園なら安心して働けるでしょう。
こうした理由から、 体力面での心配は少ないことは小規模保育園で働くメリットの1つといえます。
5.プライベートが充実しやすい
小規模保育園で働くメリットの5つ目は、 プライベートが充実しやすいことです。
なぜ、プライベートが充実しやすいことがメリットになるのか、理由は下記の通りです。
- 残業や持ち帰り仕事が少ないから
- 自分の時間を確保しやすいから
認可保育園では、子どもの人数が多い分、
- 書類の作成
- 行事や製作物の準備
といった業務が負担と感じるケースが多くあります。
私も認可保育園で勤務したときは、保育士同士で手分けしても、準備物が多かったので、大変でした。
残業や持ち帰り仕事は、常にやっていたので、プライベートは、ほぼありませんでした…。
しかし、小規模保育園は、子どもの人数が少ないため、行事を行っても規模は小さいので、準備にかかる時間も少なくなる傾向があります。
短い時間で準備できるので、残業したり、持ち帰り仕事が減る=プライベートが充実しやすいということですね。
こうした理由から、 プライベートが充実しやすいことは小規模保育園で働くメリットの1つといえます。
ここまでは、小規模保育園で働くメリットとして、5つ紹介しました。
- 1人ひとりに寄り添った保育ができる
- 保護者と連携が取りやすい
- 保育士同士の連携が取りやすい
- 体力面での心配は少ない
- プライベートが充実しやすい
以上のことを踏まえた上で、小規模保育園に向いている方は、下記の通りです。
- 1人ひとりの子どもとじっくり関わりながら(寄り添いながら)保育したい方
- 保護者・保育士同士でしっかり連携を取りながら、保育をしたい方
- 体力面での負担を軽減したい方
- 仕事・プライベートどちらも両立させたい方
小規模保育園は、子どもの人数が少ないからこそ、認可保育園よりもきめ細かい丁寧な保育をすることができます。
そのため、
「1人ひとりの子どもたちとじっくり関わりたい!」
「より丁寧な保育をしたい!」
このように考えている方は、ぜひ小規模保育園で働くことを検討してみてください。
きっと、小規模保育園で勤務することで、一人ひとりに寄り添った保育ができるようになるはずです。
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
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対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 関東圏のみ |
公開求人数 | 1,000件以上 | 700件以上 | 10,000件以上 | 100件以上 | なし |
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こんな人におすすめ | ・多くの求人情報をみたい方 ・転職サポートを受けたい方 ・自分で進んで転職活動をしたい方 | ・転職が初めての方 ・悩みや不安を抱えている方 ・手厚いサポートを受けたい方 ・面接の同行をしてもらいたい方 | ・多くの求人情報をみたい方 ・実際に勤務した人の口コミをみたい方 ・転職に役立つ資料がほしい方 ・自分に合った転職活動をしたい方 | ・転職サポートの実績が豊富な転職エージェントを利用したい方 ・転職のお仕事コラム・お役立ち情報を参考にしたい方 ・ブランクがある、未経験の求人を探したい方 | ・関東圏内にお住まいの方 ・土日完全休み・残業なし・行事なしの職場を探している方 (ワークライフバランスを実現したい方) ・元保育士からサポートを受けたい方 |
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
| 保育バランス
|
【転職活動のコツ】小規模保育園を探すなら転職エージェントがおすすめ!その理由とは?
先ほど、小規模保育園でも働きやすいポイントを紹介しましたが…
「そうは言っても、どうやって探したらいいの?」
「実際に面接のときに持ち帰りの仕事があるかとか、人間関係についての質問は聞きにくい…。」
「小規模保育園の求人そのものが見つからないんだけど…。」
きっと、このように感じた方も多いですよね。
私も小規模保育園の求人情報を探した経験がありますが、なかなかみつけることができませんでした…。
私のように
- 小規模保育園の求人情報が見つけられない
- 働きやすい職場なのかわからない
そんなお悩みをお持ちの方には、『転職エージェント』を利用することがおすすめです。
なぜ、小規模保育園を探すときに転職エージェントの利用がおすすめなのか、理由は4つあります。
- 無料で相談〜入職までのサポートを受けることができる
- 小規模保育園の求人を取り扱っている
- 職場の雰囲気や内情を把握している
- 働きやすい職場だけを紹介している
この4つの理由について、詳しくお話ししていきますね。
1.無料で相談〜入職までのサポートを受けることができる
転職エージェントの利用をおすすめする1つ目の理由は、『無料で相談〜入職までのサポートを受けることができること』です。
なぜ、無料で相談〜入職までのサポートを受けることができることが転職エージェントの利用をおすすめするのか、理由は下記の通りです。
- 相談しながら就職・転職活動ができる
- 聞きにくい質問や交渉も代わりにやってもらえる
就職・転職するときは、
「本当に良い職場に就職・転職できるだろうか…?」
「初めての転職で何からやったら良いかわからない…。」
こうした不安やお悩みを抱える方が多いですよね。
しかし、転職エージェントでは、
- 就職・転職に関するお悩みの相談
(ヒアリング) - 求人情報の紹介
- 面接対策
- 面接の同行
(転職エージェントによってない場合もあり) - 入職の手続き
- 入職後のアフターケア
これらを無料で利用することができます。
ですが、
「ここまでのサービスで無料って、怪しくない?」
このように感じる方も多いですよね。
転職エージェントが無料で利用できる理由は、2つあります。
- 転職エージェントの主な収入源は「求人企業からの報酬」だから
求人企業から人材紹介の依頼を受け、要件に合う求職者を紹介し、採用に至った場合、企業側から転職エージェントに成功報酬が支払われる仕組みとなっている - 職業安定法で定められているから
転職エージェントは「職業安定法」に基づき、「有料職業紹介事業」の許可を受けている
有料職業紹介事業者には事業運営にあたってさまざまな規制が課せられているが、その一つとして、「求職者から手数料を徴収することは原則禁止」とされている。(職業安定法第32条の3)
引用:リクルートエージェント
こうした理由から、転職エージェントは無料で利用することができます。
『無料』と聞くと「怪しいのでは?」と思ってしまいますが、怪しくないので安心してくださいね。
しかし、面接に行くまでの交通費は負担する必要はありますが、交通費以外の費用は一切かかりません。
私も転職エージェントを利用したことがありますが、交通費以外は一切かかりませんでした。
悩み相談から入職が決まるまでしっかりサポートしてもらうことができるので、転職が初めての方も安心ですね。
こうした理由から、無料で相談〜入職までのサポートを受けることができるので、転職エージェントの利用をおすすめできます。
2.小規模保育園の求人を取り扱っている
転職エージェントの利用をおすすめする2つ目の理由は、『小規模保育園の求人を取り扱っているから』です。
なぜ、小規模保育園の求人を取り扱っていることが転職エージェントの利用をおすすめするのか、理由は下記の通りです。
小規模保育園の求人情報を探しても見つけられないから
転職エージェントを利用しなかった場合、保育士の求人情報を探す方法として、2つあります。
- 新聞の求人広告で探す
- ハローワークで探す
ですが、上記2つの方法では、小規模保育園の求人を見つけられないのが現状です。
私も小規模保育園の求人を探しましたが、求人情報をみつけることはできませんでした…。
しかし、転職エージェントの場合、認可保育園だけでなく、小規模保育園の求人情報も多数取り扱っているケースが多いです。
2024年9月現在、『ジョブメドレー』では全国に1,400件以上、保育のお仕事では、全国に700件以上の小規模保育園の求人があります。
多くの求人情報を取り扱っていることがわかりますね。
ですが、希望する都道府県によっては、求人情報がない or 少ない場合もあります。
しかし、保育士の転職エージェントでは、ホームページには公開されていない『非公開求人』も取り扱いもあるので、自分の希望する地域で小規模保育園の求人情報が見つかる可能性も高いです。
もしかしたら自分が知らないだけで、「すぐ近くに小規模保育園の求人情報があった!」なんてこともあるかもしれません。
こうした理由から、小規模保育園の求人を多く取り扱っている転職エージェントの利用をおすすめすることができます。
3.職場の雰囲気を把握している
転職エージェントの利用をおすすめする3つ目の理由は、『職場の雰囲気を把握しているから』です。
なぜ、職場の雰囲気を把握していることが転職エージェントの利用をおすすめするのか、理由は下記の通りです。
- 求人情報や面接だけではわからない情報を入手しているから
- 自分に合う職場か判断材料の1つになるから
保育士の求人情報は、下記の内容が記載されていることがほとんどです。
- 保育園の所在地
- 保育理念
- 保育園の規模
子どもや保育士の人数 - 給与の情報
- 勤務体制
もちろん、これから勤務する上で、こうした情報も大事なことです。
しかし、これだけの情報では保育士同士の人間関係や年齢層、園の行事や働き方など、実際の様子は判断することができません。
求人情報で「良さそう!」と思っても、実際に自分に合うかわからず、不安に思うことって、結構ありますよね。
しかし、転職エージェントでは、
- 園長や主任保育士と話をしたり、保育の様子を見学する
- 過去に職場を紹介した保育士からフィードバックを受けている
などして、職場の雰囲気や内部の情報を把握しています。
そのため、園見学や面接に出向く前に、自分に合っている保育園かどうかを考えることができます。
求人情報では掴みにくい人間関係や働き方などの情報を知ることができることは、メリットが大きいですよね。
こうした理由から、職場の雰囲気を把握している転職エージェントの利用をおすすめできます。
4.働きやすい職場だけを紹介している
転職エージェントの利用をおすすめする4つ目の理由は、『働きやすい職場だけを紹介していること』です。
なぜ、働きやすい職場だけを紹介していることが転職エージェントの利用をおすすめするのか、理由は下記の通りです。
- 事前に働きやすい職場かどうかを確認しているから
- 自分の希望を考慮してもらえるから
自分で就職・転職先をみつけるときには、働きやすいかを判断することは難しいです。
そのため、就職・転職先が決まったあとに
「自分が選んだ職場は本当に働きやすいのかな…?」
と不安になったり、入職した後に
「入職してみたら働きにくかった…。」
という状況になることも珍しくありません。
実は、私もこうした経験をしたことがあります。
ですが、転職エージェントの場合は、事前に働きやすい求人だけをピックアップし、利用者に紹介しています。
先ほどの『職場の雰囲気を把握しているから』でもお話ししましたが、転職エージェントは、
- 園長や主任保育士と話をしたり、保育の様子を見学する
- 過去に職場を紹介した保育士からフィードバックを受けている
などしています。
これは、職場の雰囲気を確認、内部の情報を入手するだけでなく、本当に利用者にとって働きやすいのかという点もみています。
また、自分の希望を考慮してもらうことができるので、利用者にとっては安心ですよね。
こうした理由から、働きやすい職場だけを紹介している転職エージェントの利用をおすすめできます。
ここまでは、小規模保育園を探すときに転職エージェントの利用がおすすめする4つの理由について、お話をしてきました。
- 無料で相談〜入職までのサポートを受けることができる
- 小規模保育園の求人を取り扱っている
- 職場の雰囲気や内情を把握している
- 働きやすい職場だけを紹介している
転職エージェントを利用することに対して、不安や抵抗を感じる方も多いかもしれません。
私も初めて転職エージェントを利用したときは、正直不安でした…。
しかし、転職エージェントは、利用者1人ひとりに寄り添い、自分に合った職場を見つけるためのサポートをしてくれるサービスです。
今、不安・悩みを抱えている方、ほんの少しだけ勇気を出して相談してみませんか?
転職エージェントがあなたの味方となってくれるはずです。
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
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対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 関東圏のみ |
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保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
| 保育バランス
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【厳選】小規模保育園に強い転職エージェント5選|特徴や評判を比較
小規模保育園の求人を探すなら、転職エージェントの利用が良いことがわかっても、
「どの転職エージェントを使ったら良いかわからない…。」
「初心者でも利用しやすい転職エージェントを知りたい!」
現在、保育士向けの転職エージェントも多いので、どこのサービスを利用するべきか悩みますよね。
ですが、安心してください。
多くの保育士が利用し、満足度が高い転職エージェントを5つ紹介します。
- 保育士ワーカー
- 保育のお仕事
- ほいくisお仕事探し
- ほいく畑
- 保育バランス
なぜ、この5つの転職エージェントをおすすめするのか、詳しくお話ししていきます。
1.保育士ワーカー
おすすめ転職エージェント1つ目は、『保育士ワーカー』です。
なぜ、保育士ワーカーをおすすめするのか、理由は4つあります。
- 求人対応地域が全国区
- 公開されている小規模保育園の求人情報だけでも1,000件以上
非公開求人の取り扱いもあり - キャリアアドバイザーのサポートが手厚い
- キャリアアドバイザーを通さずに、直接応募することができる
保育士ワーカーでは、キャリアアドバイザーによるサポートが充実しています。
- 求人情報の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接時のポイント
- 入職時の給与・待遇などの条件交渉
- 入職後のアフターフォロー
こうしたサポートをしてくれるので、初めて転職する方でも安心して利用することができます。
私も転職する際、履歴書の志望動機の欄にいつも悩んでいました。
履歴書・職務経歴書を書いてみると難しいと感じることも多いので、添削してくれるのはありがたいですよね。
また、保育士ワーカーでは、キャリアアドバイザーを通さずに応募することも可能です。
保育園と直接連絡を取れるので、自分のペースで転職活動をすることができるメリットがあります。
そのため、自分のペースで転職活動を進めたい方にも保育士ワーカーはおすすめです。
自分に合った転職活動ができることは、メリットですね。
以上のことを踏まえた上で、保育士ワーカーの登録がおすすめな人の特徴は、
- 多くの求人情報をみたい方
- 転職サポートを受けたい方
- 自分で進んで転職活動をしたい方
と、いえるでしょう。
こうした理由から、保育士ワーカーはおすすめできる転職エージェントの1つです。
\ 今すぐ 小規模保育園の求人をチェック!/
2.保育のお仕事
おすすめ転職エージェント2つ目は、『保育のお仕事』です。
なぜ、保育のお仕事をおすすめするのか、理由は4つあります。
- 求人対応地域が全国区
- 公開されている小規模保育園の求人情報だけでも700件以上
非公開求人の取り扱いもあり - キャリアアドバイザーのサポートが充実している
- 面接の同行をしてくれる
実は、私も保育のお仕事を利用したことがあります。
そのときの実体験をお話ししますね。
- 利用した時期
-
2014年7月ごろ
- その当時の悩み・希望
-
- 職場の人間関係で悩み、保育士の仕事から離れていたが、復職したいと考え始める
- 人間関係が落ち着いている職場を希望
- ヒアリング
-
保育士として経験してきたことや、悩みを相談し、2つの認可保育園を紹介してもらう
- 面接当日
-
- 面接する1時間半前〜2時間前に最寄駅に待ち合わせ
カフェに立ち寄り、履歴書と職務経歴書をみてもらう
- 面接する1時間半前〜2時間前に最寄駅に待ち合わせ
- 面接時
-
- 園長・主任保育士・筆者・転職エージェントのスタッフ4名で面接を行う
言葉に詰まったときや聞きにくい質問も代弁するなど、フォローしてもらう
- 園長・主任保育士・筆者・転職エージェントのスタッフ4名で面接を行う
- 面接後
-
- 内定をもらうことができ、無事に転職することができた
人間関係も落ち着いていたので、楽しく勤務することができた
- 内定をもらうことができ、無事に転職することができた
保育のお仕事を利用する前にも、自分で求人を探して転職をした経験がありますが、保育士同士の人間関係が非常に大変でした。
しかし、紹介してもらった保育園は、人間関係が落ち着いていたので、1番働きやすかったです。
自分の悩みや不安に寄り添ってもらい、面接も同行してもらうことができたので、心強かったのを今でも覚えています。
私の実体験を踏まえた上で、保育のお仕事の登録がおすすめな人の特徴は、
- 転職が初めての方
- 悩みや不安を抱えている方
- 手厚いサポートを受けたい方
- 面接の同行をしてもらいたい方
と、いえるでしょう。
こうした理由から、保育のお仕事はおすすめできる転職エージェントの1つです。
上記の特徴に当てはまる方、保育のお仕事の利用を検討してみてはいかがでしょうか?
保育のお仕事を利用すれば、私のように理想の保育園に出会えるかもしれませんよ。
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3.ほいくisお仕事探し
おすすめ転職エージェント3つ目は、
なぜ、ほいくisお仕事探しをおすすめするのか、理由は6つあります。
- 求人対応地域が全国区
- 小規模保育園の求人情報だけでも10,000件以上
- 勤務した保育士の口コミをみることができる
全国60,000園以上 - 気になる求人情報はキープすることができる
ゆっくり比較することが可能 - 転職に役立つ資料がダウンロードできる
- 自分に合った転職活動ができる
自分で直接応募することができる
サポートしてもらうことも可能
ほいくisお仕事探しの最大の魅力は、勤務した保育士の口コミをみることができることです。
他の転職エージェントでは、内部の情報を詳しく聞くことはできますが、勤務した保育士の口コミをみることはできません。
ですが、実際に勤務した保育士の口コミをみることができるので、働きやすい環境なのか、職場の雰囲気等をよりリアルな情報を入手することができます。
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また、転職活動時に「これはどうしたらいいんだろう…?」と、悩むことって、結構ありますよね。
ですが、ほいくisお仕事探しでは、転職に役立つ資料をダウンロードすることができます。
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4.ほいく畑
おすすめ転職エージェント4つ目は、『ほいく畑
なぜ、ほいく畑をおすすめするのか、理由は4つあります。
- 求人対応地域が全国区
- 公開されている小規模保育園の求人情報は100件以上
非公開求人の取り扱いもあり - ブランクあり・未経験OKの求人が多い
- 20年以上の実績があり、転職のノウハウが豊富
ほいく畑は、本記事で紹介している企業の中でも、公開されている小規模保育園の求人数は1番少ないです。
ですが、会社の設立は1番早いので、その分、転職のノウハウが豊富です。
本記事で紹介している5つの転職エージェントの会社設立年月日は、下記の通りです。
企業名 | 紹介求人数 | 会社設立の年月日 |
---|---|---|
保育士ワーカー | 1,000件以上 | 2004年11月設立 (保育士ワーカーは、2016年5月〜) |
保育のお仕事 | 700件以上 | 運営会社は、保育士ワーカーと同じ (保育のお仕事がいつからサービスを開始されたか不明) |
ほいくisお仕事探し | 10,000件以上 | 2017年10月 |
ほいく畑 | 100件以上 | 1999年9月 |
保育バランス | 300〜350件 | 2004年4月 |
本記事で紹介している転職エージェントを見比べてみると、ほいく畑が1番設立が長いことがわかります。
ですが、公開されている小規模保育園の求人数は、1番少ないです。
しかし、ほいく畑では、こだわりの限定求人や、突然の欠員などの理由で、ネットに掲載されていない非公開求人を多く取り扱っています。
そのため、公開されている求人情報に自分の希望する勤務地がない場合でも、専任コーディネーターに相談し、希望に合う求人情報を見つけてもらえる可能性が高いです。
専任コーディネーターに自分の希望をしっかり伝えることが大切ですね。
また、ほいく畑では、
- ほいくのお仕事コラム
保育士の仕事や給料などのお役立ち情報を、監修者のもとわかりやすく解説する、ほいく畑オリジナルコラム - ほいくのお役立ち情報
保育園&幼稚園に関する旬のトピックスや 就職・転職に役立つ情報など、業界最新情報を幅広くお届け
それぞれ掲載されています。
私も記事を読みましたが、保育士の仕事を始めようとしている方、転職活動をしている方にとって、非常に参考になる内容が多くありました。
長年、多くの人の転職をサポートしているほいく畑だからこそ伝えられるノウハウですね。
以上のことを踏まえた上で、ほいく畑の登録がおすすめな人の特徴は、
- 転職サポートの実績が豊富な転職エージェントを利用したい方
- 転職のお仕事コラム・お役立ち情報を参考にしたい方
- ブランクがある、未経験の求人を探したい方
と、いえるでしょう。
こうした理由から、ほいく畑はおすすめできる転職エージェントの1つです。
\ 初心者・ブランクがある方におすすめ!/
5.保育バランス
おすすめ転職エージェント5つ目は、『保育バランス
なぜ、保育バランスをおすすめするのか、理由は4つあります。
- 事業所内保育所(病院・企業内)に特化
- 土日完全休み・残業なし・行事なしを実現しやすい
- 元保育士が転職をサポートしてくれる
- 入職後のサポートも充実している
保育バランスは、病院内で勤務する医師や看護師、企業で勤務する従業員とその子どもを対象にした事業所内保育所の求人を取り扱っている転職エージェントです。
そのため、小規模保育園と同様、預かる子どもの人数は少ないです。
私も病院内保育所に勤務した経験がありますが、子供の人数は20名ほどしかいませんでした。
事業所内保育所の場合、その企業の営業日に合わせて出勤します。
土日祝日を定休日としている企業が多いため、保育所も合わせて定休日になることが期待できます。
土日祝日が休みだと、家族との時間もしっかり取ることができるので助かりますね。
また、保育バランスの強みは、元保育士が転職をサポートすることです。
サポートする側も保育士を経験したからこそ、利用者の悩みや不安な気持ちを理解してもらいやすいです。
利用者にとっても安心ですよね。
ですが、保育バランスを利用することができる地域は関東圏内のみとなります。
そのため、関東圏内以外にお住まいの方にとっては、保育バランスを利用できません。
以上のことを踏まえた上で、保育バランスの登録がおすすめな人の特徴は、
- 関東圏内にお住まいの方
- 土日完全休み・残業なし・行事なしの職場を探している方
ワークライフバランスを実現したい方 - 元保育士からサポートを受けたい方
と、いえるでしょう。
こうした理由から、保育バランスはおすすめできる転職エージェントの1つです。
また、こちらの記事では、保育バランスの口コミや評判について、詳細にお伝えしています。
保育バランスが気になっている方は、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
\ ワークライフバランス重視の方におすすめ!/
ここまでは、保育士向けのおすすめの転職エージェントについて、5つ紹介してきました。
今までお話ししてきた内容を表にまとめました。
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
| 保育バランス
| ||
---|---|---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 関東圏のみ |
公開求人数 | 1,000件以上 | 700件以上 | 10,000件以上 | 100件以上 | なし |
非公開求人 | あり | あり | なし | あり | 300〜350件 |
キャリアサポート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
直接応募 | ◯ | × | ◯ | × | × |
こんな人におすすめ | ・多くの求人情報をみたい方 ・転職サポートを受けたい方 ・自分で進んで転職活動をしたい方 | ・転職が初めての方 ・悩みや不安を抱えている方 ・手厚いサポートを受けたい方 ・面接の同行をしてもらいたい方 | ・多くの求人情報をみたい方 ・実際に勤務した人の口コミをみたい方 ・転職に役立つ資料がほしい方 ・自分に合った転職活動をしたい方 | ・転職サポートの実績が豊富な転職エージェントを利用したい方 ・転職のお仕事コラム・お役立ち情報を参考にしたい方 ・ブランクがある、未経験の求人を探したい方 | ・関東圏内にお住まいの方 ・土日完全休み・残業なし・行事なしの職場を探している方 (ワークライフバランスを実現したい方) ・元保育士からサポートを受けたい方 |
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
| 保育バランス
|
自分に合った求人情報を探すためには、複数の転職エージェントを利用することがおすすめです。
複数の転職エージェントを利用することがおすすめな理由は、3つあります。
- キャリアアドバイザーのスキルや相性の問題
- 取り扱い求人情報の違い
- 自分に合うサービスを受けることができる
同じ保育士向けの転職エージェントでも、特徴や強みはそれぞれ異なります。
そのため、複数登録し、キャリアアドバイザーと相性は良いか、提供されるサービスは自分に合うのかを確認しながら行うことが大切です。
こうすることで、転職活動がスムーズになるだけでなく、自分の希望する保育園を見つけやすくなります。
「保育士で働きたい!」
「自分に合った保育園を見つけて、楽しく働きたい!」
このように思っている方、気になる転職エージェントに無料登録してみましょう。
きっと、登録した転職エージェントのスタッフがあなたに合った職場を紹介し、サポートしてくれるはずです。
ぜひ転職エージェントの力を借りて、やりがいのある保育士の仕事を見つけてください。
新しい一歩を踏み出す勇気を応援しています。
まとめ
この記事では、小規模保育園が働きにくい理由と、働きやすい職場を見つけるにはどうすれば良いのかについて、お話をしてきました。
小規模保育園が働きにくい理由は、下記の通りです。
- 突発的な休みが取りづらい
- 業務の負担が大きい
- 1人ひとりの責任が重い
- 保育室が少ない
- 人間関係の悩み
- 園長との距離が近い
- 保育経験にばらつきがある
いかがでしたか?
保育士として勤務する場合、認可保育園に就職する方がほとんどです。
そのため、
「小規模保育園って、働きやすいのかな?」
「小規模保育園で働くメリットとデメリットがわからない…。」
「そもそも、小規模保育園の求人の探し方がわからない。」
などの悩みを持つ人も少なくありません。
ですが、この記事を読んでいただいたことで、少し小規模保育園で働くイメージ、メリット・デメリットなど、理解いただけたのではないでしょうか?
小規模保育園では、働きにくいと思われてしまうことも多いです。
ですが、小規模保育園でも働きやすい職場をみつけるためには、
- 残業や持ち帰り仕事がない or 少ない
- 保育士の人数が確保されていて、人間関係が良好
- 仕事とプライベートの両立ができる
- 転職エージェントも利用する
この4つが大切です。
小規模保育園で働きたいと思っている方が、理想の職場を見つけ、活躍されることを願っています。
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
| 保育バランス
| ||
---|---|---|---|---|---|
対象地域 | 全国 | 全国 | 全国 | 全国 | 関東圏のみ |
公開求人数 | 1,000件以上 | 700件以上 | 10,000件以上 | 100件以上 | なし |
非公開求人 | あり | あり | なし | あり | 300〜350件 |
キャリアサポート | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
直接応募 | ◯ | × | ◯ | × | × |
こんな人におすすめ | ・多くの求人情報をみたい方 ・転職サポートを受けたい方 ・自分で進んで転職活動をしたい方 | ・転職が初めての方 ・悩みや不安を抱えている方 ・手厚いサポートを受けたい方 ・面接の同行をしてもらいたい方 | ・多くの求人情報をみたい方 ・実際に勤務した人の口コミをみたい方 ・転職に役立つ資料がほしい方 ・自分に合った転職活動をしたい方 | ・転職サポートの実績が豊富な転職エージェントを利用したい方 ・転職のお仕事コラム・お役立ち情報を参考にしたい方 ・ブランクがある、未経験の求人を探したい方 | ・関東圏内にお住まいの方 ・土日完全休み・残業なし・行事なしの職場を探している方 (ワークライフバランスを実現したい方) ・元保育士からサポートを受けたい方 |
保育士ワーカー | 保育のお仕事 | ほいく畑
| 保育バランス
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